第60話
「もうこれ以上危険な追跡はやめて下さいと言ったんですよ!!あなたがやってる事はただ感情論で追跡をしてるだけです。それに一般市民を危険に晒したんです」
その瞬間雅之は心の中でのもやもやを全て吐き出したかのように警察官としてのあるべき姿勢と自身の警察官として恥じる事のないように、自分自身にも言い聞かせるように、先輩警察官の職務執行に対して改めるように言った。
「こんな事やるためにパトカー乗務員になったわけではない!!あなたの僕に対して言った事、違反車両にやった事は警察官の道に反します!!」
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