第33話
「この花は野生の蘭の花なんだよ」
「え!?蘭て、よく花屋で売られてる高い花ですよね?」
雅之は驚きながら言った。
「うん。そう、確かに高く市場では取引されてる花だけど、花屋さんで売られてる蘭は元々自生してる蘭から栽培した花なんだ。そして、蘭の種類も数十種類もあるんだよ。この蘭の花も、さっきの鳥と一緒で珍しい柄の色をしてるね。今日はとても良い日で幸運の日だな」
伊藤刑事はまたデジタルカメラをポケットから取り出すとシャッターを切った。
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