8話目

 「おい?見たか??あんなとこにガキがいるぜ、ちょっと小遣い回収でもしちゃうか」


その車は雅之の少し先で一旦止まった後そのままバックして戻ってきた。


 「よー!僕ちゃんどうしたのかな?こんな夜に1人でいるけど」


見るからに柄の悪そうな体格の良い2人のヤンキー風の男がニタニタ笑いながら降りてきた。


 「今晩は。僕富士山まで自転車で1人旅の最中なんです!!今休憩のためここで食事してるところです」


2人の男はニタニタと笑いながら雅之に言った。


 「おい?金ねーか。あるもの全て出せ?」


「はい?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る