声劇台本1人用「畳語」
コペル
「畳語」
男女不問
畳語とは、同一の単語を重ねて一語としたもの
わかりやすく、例を挙げると
「いろいろ」や「重ね重ね」に「泣く泣く」等
誰に習う事も無く、自然と使っている言葉だろう
でも何故、同じ単語を繰り返すのだろうか?
こんな私の抱いた些細な疑問を解消すべく
これから「畳語」を紐解いてく
まず、誰もが1番最初に耳にした可能性のある
「畳語」は何か考えてみると
子供の頃に親から伝えられる「幼児語」だ
「お目々」や「お手手」など
一語ではまだ、伝わらない言葉を繰り返す事で
わかりやすく表現する為に「畳語」を使うのだろう
では、「幼児語」の他に使われている「畳語」が
無いか探してみると、次に見つけたのが
「擬態語」「擬音語」「擬声語」
所謂「オノマトペ」だ
これらは「幼児語」にも多様されているが
効果的に使う事で様々な結果に繋がるとされている
例を挙げると、「ササっと片付ける」等
イメージを換気させて、行動に移しやすくなり
表現力の向上が出来る事から
プレゼン等では人の印象に残りやすくなるのだ
コレを最も効果的に使っているのが
広告やpopでは無いだろうか?
商品に合った「オノマトペ」を使う事により
購買意欲が刺激された事は、誰しも1度は
経験した事が無いだろうか?
ただ、「オノマトペ」が、1番使われているのが
プレゼンや広告では無いのも、周知の事実だろう
漫画や小説、それにこの台本も含めた
創作の世界では「オノマトペ」が多様されている
音を視覚的に伝える事により、臨場感が増し
読んでいる人に「強く印象に残す」事が出来る
また、それが最も顕著に現れている
「畳語」の使われ方が「強調」だ
何度も同じ言葉を繰り返す事で主張し
重要な事や物があると
「畳語」を使って表現出来るのだろう
普段何気無く使っていたこの「畳語」には
わかりやすく伝える為、表現力の向上
そして強調と、3つの効果があった
これらを踏まえて「畳語」を使っていくと
豊かな表現が出来るようになるだろう
ただ、どんな表現方法も使い方を間違えると
伝えたい事が霞み、途端にチープな表現になる為
「ますます」「色々」と、考えて使っていこう
声劇台本1人用「畳語」 コペル @gadomoroha
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