(二)-14
「あたしだって、生物学的には男よ。それなのにこんな姿見せられるわけないじゃない。一応こう見えても羞恥心だってあるのよ」
「じゃあ、何でこのお店で働いているのよ」
「そりゃあ、仕事だからよ」
「じゃあプライベートでは普通の男ってことよね。だったら、別に問題ないんじゃない。三者面談に行ってあげたって。そして帰ってきて、仕事に来るときに、また今の格好をすればいいじゃない」
「何をバカなことを言ってるのよ」
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます