中也 もう一度芥川に惑わされる
対
芥川と中也が組合残党情報を精査している。
中也「…じゃあ、芥川が直接やり合った組合のヤツは、この『風化』の異能使いの女と、『血文字』の異能使いの牧師と、…ゴンチャロフとウィルスの阿呆。ってとこだな?」
芥川「はい。そのうち、風化の異能使いについては
中也「ふぅん。血文字のほうは?」
芥川「
中也「とはいえ、二人とも所在不明か。死んだ確認が取れてねぇってのは、若干厄介だな」
芥川「そうですね」
中也「ところで」
芥川「はい」
中也「血文字の異能使いは『牧師』なんだよな?」
芥川「…あぁ。僕が伊留満と呼んだら激怒していました。…カトリックと言われるのが癇に障ったようです」
中也「…おしい」
芥川「は?」
中也「…あ。いや。なんでもない」
―――中也の脳内
やっべぇ。「我らは神の代理人 神罰の地上代行者」って言ってねぇかなぁ?なんて考えてたなんて言えねぇ。カトリックだったら面白かったのになぁとか、思っちまったぢゃねぇか。
「あんんんんんんんでるせぇぇぇぇぇんっ!」…はマクスウェルか。
そもそも、
言ってみてほしいなぁ「貴様らは震えながらではなく、藁のように死ぬのだ」とかさぁ。…あぁ。でもなぁ、声がなぁ。
強力若本とかのさぁ。地獄の底から出てきちまったようなおどろおどろしい声がいいんだよなぁ。
あぁ~。。。やっぱ俺、疲れてんだなぁ。。。
芥川「中原幹部?…あの」
中也「あぁ。…うん、ちょっと休憩するわ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます