第2回 武将34選 渡邉 義浩 (著)
「三国志」武将34選 の感想です。
登場人物ですが以下の通りです。
第1章 橋玄、皇甫嵩、董卓、呂布、公孫サン、袁紹、劉焉
第2章 曹操、曹丕、夏侯惇、夏侯淵、曹仁、張遼、張コウ、典韋・許チョ
第3章 劉備、劉禅、関羽、張飛、趙雲、馬超、魏延、姜維
第4章 孫堅、孫策、孫権、孫コウ、黄蓋、太史慈・周泰、甘寧・凌統
第5章 司馬昭、司馬炎、衛カン、賈充
武将+君主といった感じです。
しかし、なぜに橋玄!!
と思ったんですが、曹操がらみで必要みたいなので
まぁ、よしなのかな?
基本的に、君主系の人物は、名士の扱いに困ってたって話で
武将系の人物は、派手な活躍の話の中にも
名士から低い身分と見られて、それを払拭していったんだよ~
えいこんちきしょー
って感じの話でした。
自分がこの中で一番面白いと思った話は劉備の章です。
傭兵隊長として、部隊の強さ
そして、個人の戦闘力もこの時代の中でもトップクラスって感じで書いてあります。
まぁ・・・
普通に考えればそうなんですよね。
劉備は客将として、色んな勢力んトコにくっついて
常に前線にいた訳なんですよ。
演義の様に、負けっぱなしの弱っちい客将だったら
前線に配備どころか、すぐに見捨てられますもんね。
それで、局地戦では、強さを発揮する劉備ですが、なかなか拠点を確保できない。
その理由は、劉備が名士出身じゃないから・・・・
そして、赤壁後に拠点を確保できたのは
諸葛亮を配下に向かい入れ
そのツテで刑州の名士逹をどんどん取り込んでいったから・・・
といった話になっております。
ちょっと首を傾げたくなるトコもありますが
そういう考えもあるなぁ
と、楽しく読ませてもらいました。
「三国志」軍師34選 に「三国志」武将34選
ともに、そんなに高い本でもなかったんで
損はしない本だと思います。
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