歴史小説紹介
@udo
第1回 軍師34選 渡邉 義浩 (著)
近年三国志自体ではなく
人物伝とかばっかり読んでいるのですが
ちょっと面白いと思ったのが
渡邉 義浩(著)
「三国志」軍師34選 と「三国志」武将34選 です。
出張の移動中に読むため
ライトな本だと思って購入した訳ですが・・・
まず、軍師34選
軍師の人物紹介といった内容ではなく
後漢から三国時代にかけての「名士論」といった感じでした。
34人の人物ですが
第1章 郭泰、許劭、盧植、蔡エン、田豊
第2章 程昱、許攸、郭嘉、孔融、荀彧、呉質、陳羣、何晏、鄧艾 、鍾会
第3章 徐庶、諸葛亮、ホウ統、馬謖、蒋エン、費イ、ショウ周
第4章 周瑜 魯粛、呂蒙、張昭、陸遜、諸葛瑾、陸抗
第5章 司馬懿、王粛、阮籍、ケイ康、杜預
軍師として有名な人物もいれば
こいつ誰???って人もいます。
「郭泰」って人は「登竜門」の故事を生んだ人だとか・・・
この本では三国時代は「名士の時代」
となっており、君主君主権力に屈さずに
名士間独自の情報網を築いていた・・・といった内容です。
孔明を絶対的な忠臣としてではなく、劉備と権力の綱引きをしていた
といった感じで書いてあるので、
忠臣孔明が好きな方とかにはお勧めできそうにないんですが
三国時代の1つの見方とも思えるので、興味のある方は読んでみては?
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