第16話 夢見心地

ギシギシと□□□が□む音が聴こえる


暗がりを照らせばそこには見るからに粗暴な見た目をした大男とその大男に□□□□□ている女が一人


キーと入り口のドアが開く。


「あっ…、助けて…」


女は□を□□□、□しそうに緑色の髪を揺らす来訪者に助けを求める


来訪者はそんな彼女には目もくれず、勝手を知っているとばかりに荒れた部屋の食器棚からカップを取り出し、豆を挽き、お湯を入れる。

一連の作業が終わったら椅子を引き、書物のページをめくる。


女は気付く、来訪者は自分に何の興味も示していないということを。


「□□、□□、□□、□□」


揺れる意識に息が出来ない、感じる感触を手繰りよせると失神しそうな程の□□が走る。


どうやら□が1本千□□てなくなっているようだ


「もっと、もっと俺を夢中にさせろ。□□□、□□□、□め□□れる前に」


「□□」


ぐちゃぐちゃに脳が溶かされるような□□と□□が共存する。


ポトン


既に□□れていた指が9本□□る


「□□、□□ぃ、□□よぉ」


涙を浮かべ、悲痛な叫びを吐き出す。


数秒の沈黙がおりる。


気づけば首から手が離されており、暗がりの中をぼんやりと見つめると男の笑顔が消えているのが分かる。


「ひっ」


女はこれから起こる事を本能で感じとり、過去を回想する。


女は…


「□ね」


ぐっと、一気に絞められる感覚が伝わってくる。


「ぅぅぅぅぅぅ、ぅっ」


消えいりそうな□が□□□と□められ、やがて□える。


女がだらっと地面に転がる。

男は□□を足蹴に□□□と□いものを□□から□き□した。


「終わった?」


「あぁ?んだてめぇ」


「もう忘れたのかい?ピアーズ、僕だよ、僕」


「ちっ、なんだ」


「仕事を依頼しに来た」


「仕事だ?」


「そう、仕事。君にピッタリなね」


「聞かせろ」


「訓練生が討伐依頼を毎年、受けるのは知っているね?」


「ああ」


「その中に僕のお気に入りが居るんだけど、そいつ、殺してきて」


「ちっ、□□ちまったじゃねーか。報酬はお前でいいよな?」


「よくないよ、何いってるの?」


「カマトトぶんなよ。一度お前を□□まで□してみたかったんだ」


「相変わらず趣味が悪い」


「玩具遊びするヤツに言われたくねぇ。黙って

□□れろ」


ガシャン


コップが割れる音が響く


男は来訪者を押し倒し、服を□□、□□を□める


来訪者は男の背中を□り、□を通り□□に□れる


「ほんとだ、□□てる」


□に直接□くような、その甘い声に息がつまりそうな程の高揚を男は覚える


□めていた□はやがて歯に代わり□□を□みちぎる


来訪者の□□からじわりと血が染み出した


「情熱的だなぁ、□□□□いよ。そういうの」


□□□をしたいのか、□□に来訪者の□が回る


二人はそのまま口を近づけ□を□□た


「□□、□□□、□」


ぞくぞくと男の全身が異変を感じる


「全身に□□が□っても関係なし、か」


男には関係ない、極上とも言えるこいつの前では□□が耳から入って来ようが□□が鼻から入って来ようが、関係ない。ただ□□を□る、それだけが《壊し屋》と呼ばれる男の本能。


男の手が□□に□□を□□す、□□□る□が□□され、いささか恥ずかしそうに来訪者は頬を赤くした。


□□で□がれた□を無理矢理退けると男は来訪者の□□を□でツンと□□□る。


「□、□、□□、□」


□□□□のつもりか、声を必死で□□ようとする来訪者だが、□□□る声は完全には押さえきれない。

その様子に男は□□を□□□□□、□□□を□め、□□□無□矢□□じ□□、□を□□。


ギシギシと床が軋む


「□□□も無しで□□るなんて、嫌われるよ?」


「いいから、□□」


暗がりの室内で男の□□□だけがやけに響く、よく見ると男は何もない場所にただ□を□かしているだけ


少し離れた所には珈琲片手に椅子に座り本を捲る来訪者が見える。


男は□を□□、来訪者は本を捲る。

それはまるで夢のように、ただ静かに、いつからかそこにあった。


◇◇◇


もはや、ワケわかんないですけど禁止用語をなるべく避けたのですいません。

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