憑依3日目:千羽緋奈と巽芹葉
あなたは肉体をもたない霊体です。
あなたは芹葉ちゃんの身体で緋奈ちゃんの抵抗を綻ばせ、なんとか緋奈ちゃんの身体に憑依しましたが、さすがに緋奈ちゃんの霊力は予想以上に強く、あなたは憑依するだけで霊力の大半を消費してしまいました。
こうして身体の主導権はあなたが握っていますが、身体の中では未だ緋奈ちゃんの魂が、隙あらば身体の主導権を奪い返そうとしているのを感じます。
幸い、緋奈ちゃんの意識はまだ眠ったままですが、緋奈ちゃんが目覚めた時に備えて今すぐにでも霊力の補充をしなければなりません。
とはいえ、心配することはありません。緋奈ちゃんの身体はいま、芹葉ちゃんに抱きしめられ、お互いに白い泡だけを纏った裸身をぎゅっと押し付け合っています。
重ね合わされたままの唇同士をゆっくりと離すと、いく筋もの銀の糸が、重ね合わされた四つのおっぱいの谷間へと落ちていきました。
緋奈ちゃんの目の前には、さっきまであなたに憑依され、この緋奈ちゃんの裸身の滑らかさを堪能していた芹葉ちゃんの可愛らしい寝顔。
愛らしい唇が、緋奈ちゃんの唾液で艶めいています。
いままであなたが憑依してきた女の子たちは、あなたが憑依を解くとすぐに意識を取り戻していましたが、霊力を使い切った影響なのでしょうか?芹葉ちゃんは緋奈ちゃんと全裸の身体同士を押し付け合ったまま、まだ目覚める気配はありません。
しかし、緋奈ちゃんの身体を慰め、霊力を補充するためにはむしろ好都合。
立場は逆になりましたが、今度は緋奈ちゃんの身体で芹葉ちゃんの身体を味わってみることにしましょう。
あなたは緋奈ちゃんの身体を操り、むにゅっと押し付け合わされたままのおっぱい同士を、石鹸の泡に乗せて擦り合わせてみました。
「んはぁ……っ!?」
少し身体を動かしただけで、芹葉ちゃんのおっぱいと擦れ合った緋奈ちゃんのおっぱいからは甘く蕩けるような快楽の電流が走り抜け、緋奈ちゃんの裸身をびくんと震えさせました。
あなたは、緋奈ちゃんのおっぱいがこんなに敏感だったことに驚きながらも、その敏感さを楽しむように、緋奈ちゃんと芹葉ちゃんの柔らかなおっぱい同士を、円を描くように擦り合わせて行きます。
「あはっ……うヒッ……あンんんっ……」
たわわに揺れる芹葉ちゃんのおっぱいと、小ぶりながらも柔らかな弾力で滑らかに擦れ合う緋奈ちゃんのおっぱい。
その敏感な乳肌がすりすりと舐め合うたびに、桜色の蕾同士が押しつぶされるたびに、緋奈ちゃんのおっぱいは痺れるほどに気持ち良がってしまいます。
これほど敏感な身体であれば、芹葉ちゃんにくすぐられただけであんなに乱れてしまったのも当然かもしれません。
「ひゃうっ、はうぅぅぅ……」
あなたは意識のない緋奈ちゃんの裸身を妖しくうねらせ、意識のない芹葉ちゃんの裸体と淫らに擦り合わせ続けます。
緋奈ちゃんの敏感なおっぱいから全身に広がる甘い痺れのせいで、どんなに我慢しても緋奈ちゃんの唇からは艶かしい吐息が漏れ出してしまいます。
「んにゅ……っ、あはっ……あははははっ」
2人の美少女の裸身の間で、淫らにこね合い、弾み合う4つのおっぱい。
芹葉ちゃんのボリュームたっぷりのおっぱいに、自分の敏感なおっぱいをめちゃくちゃに擦り付ける緋奈ちゃん。こんなえっちな姿を他人に見られたら、緋奈ちゃんはどうなってしまうのでしょう?
あるいは、この瞬間に緋奈ちゃんか芹葉ちゃんの意識が戻ってしまったら?
そんな期待と不安が、緋奈ちゃんの胸を更に高鳴らせ、もにゅもにゅと揉まれ合う緋奈ちゃんのおっぱいを、余計に敏感にさせてしまいます。
「ひゃうぅぅぅぅんっっっ……!!」
おっぱい同士がむぎゅっと潰され合うと、先端の蕾同士もくりくりと舐め合い、緋奈ちゃんの背筋をビクンと跳ねさせます。
張りのあるおっぱい同士がぷるるんっと弾かれ合い、緋奈ちゃんの淫らな嬌声が浴室に響き渡りました。
「はぁっ……はぁっ……」
おっぱいが快楽の限界まで気持ち良くなっているにも関わらず、緋奈ちゃんの敏感な身体はまだ満足していないようで、全身の性感帯が甘く疼き狂っています。
唇も、首筋も、背中も、おっぱいも、そしてもちろん、下のお口も。
あなたは緋奈ちゃんの身体を満足させるために芹葉ちゃんの裸体を一旦タイル床に寝かせると、その片足を優しく持ち上げ、広げられた股の間に緋奈ちゃんの下半身を滑り込ませると、敏感な秘唇同士をぎゅっと押し付け合わせました。
「きゃはぁ……っ!?」
予想していたよりも遥かに鮮烈な激感が、緋奈ちゃんの全身を貫き、痺れるような愉悦で少女の裸体をびくびくと甘く悶えさせました。
緋奈ちゃんの下のお口は、まるでこの刺激を待っていたと言わんばかりに、芹葉ちゃんのそれに吸い付き、淫らな腰の動きに合わせて敏感な花弁同士をずりずりと擦り合わせています。
「きゃうっ!?ふぁぁあんっっ!!」
おっぱい同様に敏感な緋奈ちゃんの下のお口は、ぐちゃぐちゃといやらしい水音を立てながら、芹葉ちゃんの下のお口を攻めたて、緋奈ちゃんの全身を快楽の電流で痺れさせます。
眠ったままの芹葉ちゃんも敏感な花弁を緋奈ちゃんの淫唇で舐められるたびにぴくんと裸身を震わせ、突き出された双丘をぷるんと揺らしました。
緋奈ちゃんの身体が淫らに昂るほどに、枯渇していたあなたの霊力もみるみる回復していきます。
「あぅ……っっ!?ひゃあぁぁうぅうっ!?」
緋奈ちゃんの上の唇からは涎と共に声にならない喘ぎが奏でられ、下の唇はクラスメイトの少女のそれを舐めるように貪り、甘く溶けるような快楽で緋奈ちゃんの裸身を絶頂へと押し上げていきます。
あなたは緋奈ちゃんの腰の動きを更に速め、2人の美少女の敏感な花弁同士を上下左右にずりずりと擦り合わせました。そして……。
「あっ……あッ……ふゃぁぁァァぁあああああああぁぁぁんんンンんっっっ……っ!!!」
重ね合わされた芹葉ちゃんのそこに下の唇を突き出し、擦り上げた瞬間に、緋奈ちゃんの身体は絶頂に達しました。
「あヒッ……ヒゃう……!?」
あなたに身体を奪われ、意識を失ったまま芹葉ちゃんとの貝合わせで絶頂に達してしまった緋奈ちゃん。
あなたは 緋奈ちゃんの身体で絶頂の余韻を楽しみながら、先程まで身体の中に感じていた緋奈ちゃんの魂の力が、極めて弱くなっていることに気が付きました。
どうやら女の子同士の快楽を受け入れてしまったことで、緋奈ちゃんの身体の支配権を完全にあなたに明け渡してしまったようです。
芹葉ちゃん同様、好きな時に緋奈ちゃんの意識を眠らせ、また好きな時に意識を呼び戻すことのできる状態ということですね。
あなたの霊力も、かなり回復したようです。
今後も霊力を回復させるためには女の子の意識を眠らせた状態で、逆に霊力をより成長させるためには女の子の意識をわざと起こした状態で身体を操る……という具合に、憑依能力を使い分けると効率が良いかもしれませんね。
やがて、重ね合わされた下のお口同士をゆっくりと離すと、いく筋もの銀の糸が2人の少女の股の間からタイル床へと落ちていきました。
しかし、芹葉ちゃんはまだ眠ったままです。
あなたは、心の中で魂にささやきかけるのと同じ要領で、芹葉ちゃんの耳元で優しくささやいてみました。
「……芹葉ちゃん、芹葉ちゃん、起きてる?」
「え……緋奈ちゃん?」
緋奈ちゃんにおっぱいを擦り付けられ、下のお口を擦り付けられても起きなかった芹葉ちゃんは、あなたにささやきかけられるとあっさりと目を覚ましました。
「もう、芹葉ちゃんったら、身体を洗いながら寝ちゃってたのよ?」
「え……?そ、そうなの?」
芹葉ちゃんは訝しげな表情であたりを見回しています。芹葉ちゃんの身体も緋奈ちゃんの身体も、白い泡を纏っていますが、まさか裸体同士を擦り合わせた痕跡だとは思いも及ばないようですね。
「芹葉ちゃんってば、ずいぶん疲れてたのね。ね、一緒にお風呂に入りましょ?」
「う、うん……」
芹葉ちゃんはくりっとした可愛らしい両目で、訝しげにあなたを見つめています。
緋奈ちゃんを演じるあなたの声や口調に僅かな違和感を覚えているのでしょうか?
一方、さっきとは逆の立場になった芹葉ちゃんは、さっきまで緋奈ちゃんの柔らかな肢体を全身で弄りまわしていたとは思えないほどの、どこからどう見ても可愛らしく純真無垢な美少女です。
「うぅ、なんで身体が熱いんだろ……?」
結局、芹葉ちゃんはあなたに誘われるまま、並んで乳白色の温泉に浸かっていました。
「ああ、本当にいいお湯ね♪かわいい女の子と一緒にお風呂に入れるなんて、最高ね♪」
「う〜ん、思い出せないなぁ」
あなたは可愛らしく小首を傾げながらお湯に浸かる芹葉ちゃんの裸体を鑑賞しながら、こっそりと両手でふにふにと緋奈ちゃんのおっぱいの感触と敏感さを楽しんでみました。
「んっ……」
やはり、緋奈ちゃんのおっぱいが敏感すぎるために、思わず声が漏れてしまいました。
「緋奈ちゃん、どうしたの?」
「えへへっ、なんでもないわ♪芹葉ちゃんが可愛いから興奮しちゃっただけ♪」
「もうっ、緋奈ちゃんってば……」
やがて、身体が暖まった緋奈ちゃんと芹葉ちゃんは、やはり並んで脱衣所へと向かいました。
「ね、身体、拭いてあげよっか?」
「じ、自分で拭けるよっ」
「遠慮しないで、私、女の子の身体を拭くの大好きなのっ♪」
「な、なんか今日の緋奈ちゃん変じゃない……?」
これ以上はさすがに余計なことを勘付かれそうだと思ったあなたは、この辺りで緋奈ちゃんに身体の主導権を返すことにしました。
あなたは心の中で、眠っている緋奈ちゃんの魂にささやきかけます。
「うー、じゃ、私もう行くね」
「うんっ、明日も洗いっこしよーね♪…………えっ?」
意識を取り戻した緋奈ちゃんは、ここが脱衣所であることと、自分が一糸纏わぬ全裸であることに気がつき、慌てて周囲を見回しますが、たった今脱衣所を出ていった芹葉ちゃんの他には誰の姿もありませんでした。
さっきまで自分が何をしていたのかを思い出そうとしているようです。
「えっ?お風呂入ったら芹葉がいて……えっ?身体、洗って……えっ?」
なにやら恥ずかしい事をされた気はするのですが、どうにも肝心なところが思い出せないようです。
洗面台で緋奈ちゃんはその白い裸体を鏡に大写しにし、柔らかな双乳を儚げに揺らしながら、何か異常はないかと、自分の身体を隅々まで見ています。
緋奈ちゃんの裸の隅々まで、緋奈ちゃん自らの目で舐めるように観察する、思わぬショータイム。
「へ、変なこと、されてないよね……?」
変なことは思いっきりされましたし、しましたが、緋奈ちゃんが思い出せないなら、それに越したことはないでしょう。
ひとまず異常がないことを確認した緋奈ちゃんは、203号室へと帰っていきました。
203号室は緋奈ちゃんと翼ちゃんのお部屋で、可愛らしい調度品やぬいぐるみ、レースのカーテンや花柄のカーペットで彩られた、いかにも年頃の少女らしい空間です。
夕食や明日の支度を終えた緋奈ちゃんは清楚なフリルをあしらった可愛らしいネグリジェに着替えると、鏡台に向かい、丁寧に髪の毛を梳かしています。
ブラッシングに化粧水、乳液その他のスキンケア。緋奈ちゃんは毎日の手入れを欠かさない努力家のようです。
そんな姿を緋奈ちゃんの中から鏡越しに眺めていると、視線に気付かれたのか緋奈ちゃんは部屋の中をきょろきょろと見回します。
もちろん、203号室の中にいるのは緋奈ちゃん自身とルームメイトの翼ちゃんだけですが。
「……」
緋奈ちゃんはしばし考えこむと、ベッドの上でお気に入りのぬいぐるみと戯れていた翼ちゃんに声をかけます。
「ねぇ……翼」
「んー、なに?緋奈ちゃん」
「きのう、その、お風呂で……夏帆ちゃんと……その……」
「え……えと……」
ぬいぐるみで口元を隠したまま、翼ちゃんの顔がみるみる赤くなっていきます。
「や、やっぱりなんでもないっ」
あわてて話題を打ち切る緋奈ちゃん。
きのうの翼ちゃんや夏帆ちゃんに起こったことと、今日のことが何か関係があるのかと思った緋奈ちゃんですが(正解です)、やはり年頃の乙女には刺激が強い話題だったみたいですね。
やがて夜が更け、少女たちが寝静まった頃。あなたは緋奈ちゃんの身体の主導権を奪い、隣のベッドで寝ている翼ちゃんに話しかけてみました。
「翼ちゃぁん、起きてるぅ?」
「えっ、どうしたの?緋奈ちゃん」
眠りかけの目を擦りながら、答える翼ちゃん。
その胸には、パジャマ越しであってもはっきりその美しい形がわかるほどの、見事に実ったふたつのふくらみが揺れています。
あなたはそのおっぱいに話しかけるように、甘ったるい声で“おねだり”をしてみます。
「きのう、怖い夢みちゃったのぉ。だからぁ、今日は翼ちゃんと一緒に眠りたいなぁ……ダメ?」
「だ、ダメじゃないけど……」
「ありがとっ♪じゃ、一緒に寝よっ♪」
あなたは緋奈ちゃんの身体で翼ちゃんのベッドに潜り込むと、翼ちゃんの身体に抱きつき、その柔らかな胸に緋奈ちゃんの顔を押し当てました。
「きゃっ!ひ、緋奈ちゃん、抱きついていいとは言ってないよっ!?」
「えへへっ、女の子同士なんだからいいじゃん♪翼ちゃん、いい匂い〜♪」
「あんまり触られるとくすぐったいよぉ……」
あなたは緋奈ちゃんの顔を翼ちゃんの胸にふにゅんと埋め、翼ちゃんのおっぱいという極上の枕の柔らかさを堪能しながら、この上なく幸福な眠りにつきました。
「えへへっ、翼ちゃんのおっぱい枕だぁ……」
「もうっ……」
やがて、部屋の中を朝日が照らし出し、少女たちに夜明けを告げます。
「ふぁ……」
緋奈ちゃんも、文字通り夢のような眠りから、ゆっくりと目を覚ましました。
ただ、何やらいつもの朝と様子が違うようです。
「…………!?!?」
心地よい眠りから目を覚ました緋奈ちゃんの顔に、暖かく柔らかなものが触れています。
寝惚け眼のまま、とても寝心地が良かったのはこの枕のおかげかと、枕を突いてみると、
「んんっ……」と可愛らしい声が枕から聞こえてきました。
「!?」
それが枕ではなく翼ちゃんのおっぱいであることに気付いた緋奈ちゃんは、翼ちゃんに抱きついたまま眠っていた自分の姿を見て、更に驚いてしまいます。
「な……なななななんで私が翼と一緒に寝てるのよ〜〜〜っ!?」
「ひゃあっ!?」
緋奈ちゃんの声に驚いて目を覚ます翼ちゃん。
そんな微笑ましい光景を緋奈ちゃんの目で楽しみながら、あなたは4日目の朝を迎えたのでした。
少女憑依譚 @NachtKraehe
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。少女憑依譚の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます