憑依3日目:巽芹葉と千羽緋奈

あなたは肉体を持たない幽体です。

手も足も目も耳もないか弱い存在ですが、その代わりにあなたは女の子の身体に憑依し、操ることができます。いろいろと制限はありますが。


「ひゃっ、ひゃめっ……ふゃぁぁぁあああんんんっっっっ!!!!????」

優しい湯気に満ちた大浴場に、艶かしい嬌声が響き渡ります。それは、身体を洗いながら自分の胸を揉み続けて、ついに絶頂に達してしまった芹葉ちゃんの淫らな声でした。


「ひゃ……ひゃに……これへぇ……」

呂律の回らない唇で、ひゃにこれ、と可愛らしい声を絞り出す芹葉ちゃん。

その疑問は、敏感なおっぱいを揉み抜かれて達した、絶頂の快楽についてでしょうか?それとも目の前の鏡に映る、快楽に蕩けきった淫らな笑顔で随喜の涙を流し続ける、この上なくいやらしい姿の少女についてだったのでしょうか?


「ふぁ……はぅぅ……」

絶頂によって全ての霊力をあなたに奪われてしまったためでしょうか、芹葉ちゃんの意識が薄れゆくと同時に、身体の支配権が再びあなたに戻ってきました。



「……」

実験の成功を確認したあなたは芹葉ちゃんの身体を洗い終えると、淫らな表情を浮かべたまま芹葉ちゃんの身体で乳白色の温泉に裸身を沈めました。

芹葉ちゃんの肌で感じるお湯の暖かさ。お湯に持ち上げられるおっぱいの心地よさ。鼻腔をくすぐる湯の花の香り。

一心不乱に胸をいじり続けたことによる芹葉ちゃんの疲れが、みるみる癒えていくようです。

同時に、あなたの霊力も回復していくのが分かります。

宿主である女の子の霊力が回復すると、あなたの霊力も回復するのでしょうか。それとも、この温泉が特別あなたの霊力に効果があるのか。

ともかく、先程の絶頂によってまた一段と成長したあなたの霊力が、その最大値まで回復しつつあるのは間違い無いようです。

今日の実験では色々なことが分かりました。

憑依への耐性が女の子によって差があるように、身体を操られることへの抵抗力も個人差があること。

その中でも芹葉ちゃんの身体は特にあなたと馴染んでいること。

意識を残したまま操るのは霊力の消耗が激しいが、その代わりにより多くの快楽、つまりはより多くの霊力を得ることができるということ。

そして、女の子の身体で絶頂に達することで、女の子が意識を失ってしまうほどの、非常に多くの霊力を奪うことができるということ。


「……うふふっ」

あなたに操られた芹葉ちゃんの唇が、悪戯っぽい笑みを浮かべました。

あなたにとって、これまでの憑依は一時的なものでした。しかし、今は芹葉ちゃんの身体の隅々までが、生まれつきあなたの身体であったかのような実感があります。

あの絶頂が切っ掛けだったのでしょうか?どうやら、淫らな快楽を受け入れて絶頂に達した芹葉ちゃんの身体は、100%完全にあなたのものになってしまったようです。

つまり、わざわざ芹葉ちゃんの意識を呼び戻さない限りは、芹葉ちゃんの身体を無制限に操り続けられるということです。


「うふっ……うふふっ……」

あなたは芹葉ちゃんの身体が自分のものであるのを確かめるかのように、乳白色のお湯の中で自分の胸をたぷたぷと弄んでみました。

しなやかな指の間でたわわに揺れる芹葉ちゃんのおっぱい。


「んっ……」

ついさっき絶頂に達したばかりの敏感なおっぱいは、いとも簡単にいやらしい反応をみせます。

芹葉ちゃん以外が触ることなど本来許されない、ふたつの白い聖域。しかし、今はあなたが芹葉ちゃんなのだから、何も遠慮することはありません。


「〜〜〜っ!!」

あなたは芹葉ちゃんの先端の蕾をきゅっとひねり、滑らかな乳肌をくすぐり回し、このおっぱいの持ち主が自分であることを分からせるかのように柔らかく揉み続けます。

芹葉ちゃんのおっぱいで快楽を感じると、温泉の効能も相まって霊力がみるみる回復するのが分かりました。

しかし、ある程度まで霊力が回復すると、それ以上に霊力が増えることはありませんでした。

どうやら今のあなたの霊力の最大値まで回復が完了したようです。

全ての霊力を奪って完全に支配した芹葉ちゃんの身体は、霊力の回復にはこの上なく適していますが、更に霊力を増やすためにはもっと多くの女の子の身体を支配していかなければならないようです。


さて、次はどの女の子の身体に憑依しましょうか。

そんなことを考えながら温泉に揺られていると、がらりと磨りガラスが開かれ、ひとりの裸の女の子が入ってきました。


「あれ、芹葉ひとり?」

すらりと均整のとれた裸身を、一枚のタオルで色っぽく隠した、可愛らしい女の子。

肌も髪も色素が薄く、気の強さを感じさせる切れ長の目やグミのように可愛らしい唇も相まって、陶器人形めいた可憐さを湛えています。

確か……千羽緋奈ちゃん。

あのおっきな水垣翼ちゃんと同室の、おしゃれな女の子です。

タオルの隙間から、流麗なお尻や形の良いおっぱいが見え隠れして、芹葉ちゃんの視線を誘います。


「な、なによ芹葉……そんなにじろじろ見て……」

「そう?だって、緋奈ちゃんの裸、とっても綺麗なんだもん!」

あなたは芹葉ちゃんの口調を真似て、そう言ってみました。


「も、もうっ……」

緋奈ちゃんは照れ隠しなのか、ぷいっと向こうを向いて洗い場の方に行ってしまいました。

ぷりぷりと揺れる小さなお尻が芹葉ちゃんの目を楽しませます。

そして、突然振り返る緋奈ちゃん。

「……そういえば、芹葉」


「な、なぁに?緋奈ちゃん」

「さっきからなんか声が甲高くない?」

「えっ!そ、そう?あ〜、あ〜〜」

芹葉ちゃんの声帯を使って喋っているのは間違いないのですが、普段の芹葉ちゃんと同じ声を出すのは練習が必要みたいですね。


「あ〜ん、あ〜〜んっ、んんっ……どう?」

「どうって言われても……」

細い肩をすくめ、鏡の前へと向き直す緋奈ちゃん。

そのタオルの下はどうなっているのか気になったあなたは、次の憑依先を千羽緋奈ちゃんの身体に決定しました。


「さて……と」

緋奈ちゃんは鏡の前に腰掛けて、裸体を隠していたタオルを鏡の横に畳むと、スポンジで身体を洗い始めました。

陶器のように白い肌を、白い泡が滑っていきます。タオルで裸を隠していたことからも分かるとおり、緋奈ちゃんは人に裸を見られるのがあまり好きでは無いようで、身体を洗っている間もあまりこちらを向いてくれません。


「ねぇ、緋奈ちゃん」

「ん?なぁに?」

緋奈ちゃんがこちらを振り向き、芹葉ちゃんと緋奈ちゃんの目があった瞬間、あなたは芹葉ちゃんの目から、緋奈ちゃんの目へと幽体を飛ばしました。

しかし……。


「……」

「だから、何ってば」

「……」

「え、芹葉、どうしたの!?」


緋奈ちゃんの身体に取り憑こうとしたあなたの幽体は、見えない壁のようなものに押し返されて、身体の外に弾き出されてしまいました。


音のない闇の中、目も鼻も耳も手も足もなく、魂を感じることしかできない幽体。

あなたは、浴室の中にふたつの魂があるのを感じました。

たおやかに優しくゆらめく芹葉ちゃんの魂と、緋色の防壁で堅く守られたかのような緋奈ちゃんの魂。

あなたは、慌てて芹葉ちゃんの肉体へと飛び込みます。


「芹葉、大丈夫……?」

暖かなお湯の感触と、湯気の匂い、緋奈ちゃんの可愛らしい声。


「ふぇ……な、なに……?緋奈ちゃん……?」

あなたが抜け出したことで、芹葉ちゃんは意識を取り戻したようです。


「よかった……芹葉がいきなり気を失うものだから……」

ほっとして胸を撫で下ろす緋奈ちゃん。

その双丘は白く小ぶりながらも美しく揺れていました。


「え……ここ、お風呂?私、気を失ってたの……?」

「覚えてないの……?」

どうやら、芹葉ちゃんが憑依された前後の記憶は朧げに混濁しているようです。

芹葉ちゃんがお風呂で自分のおっぱいを揉んでイッてしまった事を思い出したらトラウマになりかねませんから、かえって好都合かもしれませんね。

そんなことを考えながら、あなたは再び芹葉ちゃんの意識を眠りにつかせました。


「あ、あれ……?」

「どうしたの?」

芹葉ちゃんの意識が薄れていくとともに、芹葉ちゃんの身体の支配権があなたへと戻りました。

あなたは声色に気を付けながら、芹葉ちゃんの唇で喋ってみます。


「んんっ……あ〜、あ〜……えへへっ、なんでもないよっ、緋奈ちゃんの可愛いお尻に見惚れちゃってただけっ」

「はあ?」

可愛らしくも呆れた声を上げる緋奈ちゃん。

「もうっ、芹葉ったら……」

心配して損した、といった感じで再び鏡の前で身体を洗い始めました。


さっきの緋奈ちゃんの魂の姿。

どうやら憑依に対してかなりの耐性があるようです。

一旦取り憑いてしまえば、心にささやくことによって抵抗力を削いでいくことができるのですが、憑依自体ができないのではお手上げです。

それでは、心ではなく緋奈ちゃんの身体の方から、憑依への抵抗を緩めていくしかありませんね。

そう結論付けたあなたは芹葉ちゃんの身体を立ち上がらせると、鏡の前で身体を洗う緋奈ちゃんの方へと、ゆっくりと歩いていきました。


「ね、緋奈ちゃん」

「ん?今度は何で……ひゃんっ」

芹葉ちゃんの指で白い背中をつつーっ、と撫でられ、緋奈ちゃんは艶っぽい声を上げてしまいます。


「い、いきなり何するのよ!?」

「ね、緋奈ちゃん……洗いっこ、しよ?」

「は……はぁ!?」

突然背中を撫でられ、状況を飲み込めないままの緋奈ちゃん。芹葉ちゃんは緋奈ちゃんの肩越しに、吐息が唇にかかるほどにその可愛らしい顔を近づけます。


「ちょ、ちょっと、顔が近いんですけど!?」

「ふぅん、緋奈ちゃんでもやっぱりドキドキするんだぁ」

あなたはそのまま、芹葉ちゃんの手を緋奈ちゃんの小ぶりなふくらみめがけて動かしてみました。

「わ〜〜ッ!!な、なにするつもりなのよ!!」

慌てて身を捩って芹葉ちゃんの手から逃げる緋奈ちゃん。


「ちぇ〜……」

行き場を失った芹葉ちゃんの指が、わきわきと所在なさげに蠢いています。

「あ、あなた、まさか……へ、変なことする気じゃないでしょうね!?」

「変なこと〜?ただの洗いっこだよぉ?」

「と、とにかく洗いっこはしないからっ!」

「え〜?しようよ〜、洗いっこ。女の子同士なんだからぁ」

あなたは芹葉ちゃんの手で緋奈ちゃんの肩を撫で、その肩に顎を乗せたまま、甘ったるい声で洗いっこを懇願し続けます。


「女の子同士だからなんなの?とにかく、さっきから芹葉、なんだか様子がおかしいわよ。突然気を失ったと思ったら変なこと言い出すし……」

「あー、そうそう、気を失ってたの心配してくれたお礼に背中を洗ってあげたいんだよぉ」

そう言いながら、あなたは緋奈ちゃんの肩越しにボディーソープを手に取ると、手の中で泡立てます。


「背中ぐらい自分で洗えるから……ひゃんっ」

あなたは石鹸の泡を纏った芹葉ちゃんの指を緋奈ちゃんの背中にあてがうと、そのまま流麗な背中の凹凸をなぞる様にして緋奈ちゃんの背中を素手で洗い始めました。


「ちょっ……やめてっ、くすぐったいっ……!」

「緋奈ちゃんの背中、白くてすべすべ〜、触ってるだけでも気持ちいいねぇ」

「ちょっとっ、どこ触って……あはっ!?」

芹葉ちゃんの指が、肋骨や肩甲骨をなぞるように、緋奈ちゃんの敏感な箇所を探り当てていきます。


「くっ、くしゅぐっ……あはははは!!」

「緋奈ちゃん、背中、弱いんだね〜」

あなたは緋奈ちゃんの背中を楽しみながら、時折り首筋や腋の下、脇腹といったくすぐりに弱い箇所に泡を擦りこむかのように芹葉ちゃんの指を這わせていきます。


「そ、そこダメぇ!あははははははははははは!!!」

緋奈ちゃんはぎゅっと腋を締めて、腋の下への侵入を拒みますが、敏感な脇腹を両手でくすぐられ、笑い声を上げてしまいます。


「緋奈ちゃん、女の子同士の洗いっこ、気持ちいい?」

「こっ、こんなの絶対洗いっこじゃなひっ……あはっ、あははははは!!!???」

抵抗しながらも、笑い声を抑えられない緋奈ちゃん。なんとか抵抗を試みているようですが、くすぐりで力が抜けている両手では、それも背後からくすぐり相手では満足な抵抗はできていないようで、無防備な背中が芹葉ちゃんの指にくすぐられ放題になっています。

白い泡に彩られていく、緋奈ちゃんの白い背中。

あなたは右手で緋奈ちゃんの背中をくすぐりながら、左手で自分の、つまり芹葉ちゃんの胸を撫でまわすと、瑞々しい弾力が芹葉ちゃんの指を楽しませてくれました。

滑らかな背中の感触と、柔らかなおっぱいの感触。

そのふたつをくっつけ合わせたらどれほど気持ちいいでしょうか?それを確かめるべく、あなたは再び緋奈ちゃんの脇腹や首筋に指を滑らせました。


「やめてってば……あはっ、あはっ……」

「緋奈ちゃん、とっても気持ちよさそうだねぇ。それじゃ、私のおっぱいも気持ちよくしてね?そぉれ」

白い泡を纏った芹葉ちゃんのおっぱいが、緋奈ちゃんの背中にむにゅんっ、と押し付けられました。


「ひゃはっ!?な、なにこれぇ!あひっ!あはははははははははは!?!?」

「あはっ、気持ちいい〜♪」

滑らかな泡に乗って、緋奈ちゃんの背中を芹葉ちゃんのおっぱいが滑っていく感触。

緋奈ちゃんの背中の僅かな凹凸に沿って、芹葉ちゃんのおっぱいが柔らかく形を変えていきます。


「あはっ、あはっ!?あはははははははははははははははぁ!!くすぐったいっ!くすぐったいてばぁっ!!どこ触って……どこで触ってるのよぉ!!」

「洗いっこだよぉ、女の子同士の洗いっこ♪私のおっぱいスポンジで、緋奈ちゃんの背中を洗ってあげてるの♪」

「あなたバカなの!?そんなこ……あははははっ!!ひゃうぅんっ!!」

抗議の声を上げながらも、甘い吐息と笑い声を堪えきれない緋奈ちゃん。

その背中を撫でまわす芹葉ちゃんのおっぱいは、緋奈ちゃんの背中から快楽を得て、淫らに揺れ続けています。空いた両手は、緋奈ちゃんの首筋や二の腕、脇腹、お尻、ふとももなど柔らかく敏感なところを這い回り、泡に乗った指をいやらしく蠢かせています。


「ちょっ、そこだめだってばぁあひゃははははははははははははははぁっばかっ!ばかっ!芹葉のばかっ!もう絶対一緒にお風呂入らなっ……うふふっ!あひひひひひひはははははははは!!」

緋奈ちゃんの必死の憎まれ口も、可愛らしい笑い声にかき消されてしまいます。

手を振り回して芹葉ちゃんを振り解こうとする緋奈ちゃんですが、あなたは緋奈ちゃんの背中に芹葉ちゃんのおっぱいを押しつけたまま、その両手を緋奈ちゃんの腋の下に滑り込ませます。


「ひゃぁあっ!?そ、そこダメだってあはっ、あはははふふふふふはははははは!!!!」

背中をおっぱいで洗われたまま、腋の下を弄られて笑い悶える緋奈ちゃん。

その両手がびくびくと震え、力が入らなくなっていくのを見計ったあなたは、隙をついて芹葉ちゃんの両手を緋奈ちゃんの胸の前へと抜き出させました。

緋奈ちゃんのおっぱいの前で、わきわきと蠢く芹葉ちゃんの10本の指。

これからされる事を予感した緋奈ちゃんは泣きながら身をよじりますが、くすぐられ続けて力の抜けてしまった緋奈ちゃんでは、体格で勝る芹葉ちゃんの裸体を振り解くことはできません。


「えっ……やだっ、やだよぉっ、ふにゃっはははひゃひゃひゃっ!?」

「緋奈ちゃぁん、それじゃ本番の洗いっこ、楽しんでね♪」


ふにゅんっ。芹葉ちゃんの両手が、緋奈ちゃんの小ぶりな両乳をふんわりと包み込みました。

「あっばかっ!……ひゃぁんっ!」

可愛らしい悲鳴と共に、びくんと裸身を震わせる緋奈ちゃん。

その裸体を抱き抱えるように緋奈ちゃんの双丘を掴み、緋奈ちゃんの背中をおっぱいで撫で回す芹葉ちゃん。

芹葉ちゃんの手のひらいっぱいに、温かく柔らかなおっぱいの感触が広がります。


「あっあっ……や、やめなさいっ!やめろってばぁっ!!」

背中を芹葉ちゃんのおっぱいで、おっぱいを芹葉ちゃんの指で辱められながら、健気にも抵抗の声を上げ続ける緋奈ちゃん。

もちろん、あなたは芹葉ちゃんの身体で緋奈ちゃんの身体を楽しむこの素晴らしい“洗いっこ”を止めるつもりなど全くありません。

それどころか、おっぱいで緋奈ちゃんの背中を撫でる芹葉ちゃんの腰の動きと、緋奈ちゃんのおっぱいをこね回す芹葉ちゃんの指の動きを、さらに早めていきます。

芹葉ちゃんの指をふにふにと押し返す、緋奈ちゃんのおっぱいの弾力。

緋奈ちゃんの背中でむにゅむにゅと弾む、芹葉ちゃんのおっぱいの柔らかさ。


「あんンンっ!?ばかっ!ばかっ!ばかぁぁ!!!」

「あははっ!緋奈ちゃんってばそればっかり!かーわいい♪恥ずかしがることなんてないよぉ。女の子同士、女の子同士の洗いっこだもんねっ」

「ばかぁっ!恥ずかしいに決まって……はぅ!?あんっ、あんんんんっ」


芹葉ちゃんの指と胸で緋奈ちゃんの柔肌を堪能しているうちに、強固だった緋奈ちゃんの魂がほのかに柔らかく揺らめいたのが分かりました。

あなたは緋奈ちゃんの背中から芹葉ちゃんのおっぱいを離すと、すっかり力の抜けてしまった緋奈ちゃんの裸体をこちらに向き直させます。

「あはっ……ひぅ……ばか、ばかぁ……」

涙と涎に彩られた、緋奈ちゃんの可愛らしい泣き顔。芹葉ちゃんの指で弄りまわされた小ぶりなおっぱいは、白い泡をまとったまま、儚げにふるりと揺れていました。


「うひひっ……それじゃぁ最後にぃ、おっぱいの洗いっこ、してあげるね♪」

「え……やだぁ、やめてよぉ……」

あなたは芹葉ちゃんの身体で緋奈ちゃんの白い裸体に優しく抱きつくと、柔らかな胸同士をむにゅっ、と密着させました。芹葉ちゃんのおっぱいが緋奈ちゃんのおっぱいの柔らかさで歪み、淡い快楽が広がります。


「えへへっ、私と緋奈ちゃんのおっぱいがキスしちゃった♪」

芹葉ちゃんと緋奈ちゃん。ふたりのおっぱいが泡越しに擦れ合い、しっとりと溶け合うやわらかな感触。

ふたりの美少女が敏感なおっぱい同士をくっつけ合い、その柔らかさを感じあっているという、あまりにも甘美な情景。

「はうぅ……ばかぁ……」

潤んだ瞳で芹葉ちゃんを見つめる緋奈ちゃん。

力なく開かれ、ひと筋の涎が溢れる緋奈ちゃんの唇に、あなたは芹葉ちゃんの声で語りかけます。


「おっぱい同士のキス、気持ちいいね♪それじゃ、唇でもキスしちゃおっか♪」

「ばかぁ!やめっ……んにゅう……」

おっぱい同士を密着させたままでは満足な抵抗もできずに、緋奈ちゃんの唇は芹葉ちゃんの唇で奪われてしまいます。


「んむぅ……」

せめてもの抵抗に唇を噛み締める緋奈ちゃんですが、あなたは芹葉ちゃんの舌で緋奈ちゃんの唇をちろちろと舐め、その抵抗を崩していきます。

「はうぅ……」

ついに最後の抵抗も破られ、泣きながら女の子同士のキスシーンを演じる緋奈ちゃん。

あなたは重ね合わされたおっぱい同士を、さらに押しつけ合わせると、ふたりの少女のやわらかな双丘同士は初めからひとつであったかのように柔らかく形を変えながらふにゅっと密着され、芹葉ちゃんと緋奈ちゃんの鼓動がひとつに重なります。

緋奈ちゃんの抵抗がわずかに緩み、涙に濡れた両目をうっとりと細めています。

……その瞬間。


「んっ……んんっ……んッ!?!?!???」

芹葉ちゃんと緋奈ちゃん。ふたりの美少女が身も心もひとつになろうとする、この一瞬の隙を見計らって、あなたは芹葉ちゃんの身体から、密着した緋奈ちゃんの身体へと幽体を滑り込ませます。


「んくぅうう……ぃやぁぁあっ!!」

緋奈ちゃんの口から声にならない喘ぎ声が絞り出され、その魂と身体が異物であるあなたの幽体を排出しようとします。


「くひッ……あふッ……」

しかし、あなたは霊力を消耗しながら、なんとか緋奈ちゃんの身体へとしがみ付きます。そして……


「えへっ……えへへへへへっ……」

ギリギリの勝負でしたが、やがて霊力の大半を消耗した頃、あなたの唇には芹葉ちゃんの唇の感触が、あなたのおっぱいには芹葉ちゃんのおっぱいの感触が感じられました。

そう、あなたはついに、緋奈ちゃんへの憑依に成功したのです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る