第20話 テロリストに占拠される

「そうだな。伊藤と涼宮、すまんが、対策5課に戻ってきてくれないか。どうやらここが大変な事になっているらしい」




「局長了解しました。一体何かあったのですか」


 伊藤が影山局長に聞くと、局長は何も言わずに連絡を切った。そう、対策5課は裏切りによりテロリストに乗っ取られたようである。テロリストに占拠された対策5課の内情を知らずに、伊藤は帰ろうとするのであった。


「伊藤さん、これは罠です。裏でうちの部署が大変なことになっているってメールでさっき連絡がありました。これは謀略です」


「涼宮そうだな。やはりうちが取引の材料で売られたようだ。俺が言ってた通りになっただろう。前に俺が言ってた通り、行動をするんだ。奪還するのはすぐにでなくてもいい。別のチームに要請して対策5課を解放させるんだ」


 すると伊藤はどこかに電話をして、行動を開始したようである。涼宮は伊藤の後を追おうとしたが、急にいなくなったのを確認するのであった。伊藤は行方不明になったまま、その後の行動を確認したものはいない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ソヴィエトマーチから死守せよ ディスカバリーkkopan @kkopan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ