第9話 劣等生

「なあ涼宮、ロシアの情報機関は俺たちよりも優秀なのだろうか」


 すると伊藤もその事に対してうすうす感じ始めたようである。ドイツのSDの名称をちょっと知っているからって、何とでもなるものではないと思っていたが、良いスタートは無理かもしれないとの事であった。


「伊藤さん、対策5課での部下は私を含め、あまりいないかもしれませんが、私は貴方を信じています。だから一緒に頑張りましょう。今絶望するにはまだ早すぎます。疲れ切ってから諦めましょう」

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