第7話 SNS

 しかしながら現実は違っていたようである。それはSNSでサイバー攻撃が起こったからだ。


社内のシステムに攻撃を仕掛けると思われたサイバー攻撃は、脆弱なSNSを攻撃したようである。


「伊藤さん、この結果をどのように受け止めているのかね。我々が君を期待したのはどうやら間違いだったようだな」


 SNSの混乱により、伊藤がしくじったのを重くみた対策5課の幹部は口をそろえて伊藤を非難した。涼宮はそれを横目に見て、ただ黙っているだけであったが、時代のスピードについていけない伊藤に対し、何とかサポートしなければならないと思ったようである。

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