第8話 一目惚れ
今日と明日は車の話しです。
20代の頃。車検のタイミングで買い替えることにしました。欲しかったのは手が出せないので中古にしようと決めてました。
両親とお店に行き、何台か見てまわってました。どれもいいんだけど、さ、ね?の感じでなかなか決まらず。
やめようかな、って思い始めて何気なく他の車をボンヤリ見ていたとき。
赤い軽の車が!
「あれにする」
何故か即決。周りは
「ええ?」
でした。可愛い訳ではなくなんで決めたのかな?と自分でも不思議でした。
無事に納車され、駐車場に停まっている愛車を写真におさめたところ。
「誰か写ってる?」
誰もいないはずの車内に女性らしき人影。
なくなったおばあちゃんかも、ということになりました。
それから一週間後。
家の近くの脇道を走っていると何故か前を走っていた酒屋の軽トラがバックしてきて。
グワッシャンッ!!
前のエンジン部分が大破。
ビックリした私。
訳か分からないおじさん。
「なんか、急に車がバックして」
相手が全部出して修理され戻ってきました。何故かあまり乗る気にはなれず駐車場に入れっ放しの愛車。
1ヶ月もしないうちに今度は米屋の軽トラが運転ミスでまたもや同じ場所が壊され。
同じように相手の全額だしで修理され戻ってきました。
「あと1回あるかな?」
もう、完全に乗る気のなくなった愛車。
怖いなあ、と思いながらも駐車場に。
勤めていた会社の命令で神奈川県へ出張となり愛車はそのままに。
半年ほどで帰ってきたら愛車がなくなっました。親の話しによるとあのあと酒屋2回と米屋2回、何故かバックして同じ場所をぶつけたそう。米屋、酒屋それぞれ同じ人。
「停まってるの、気づかなくて」
と言っていたそう。
歩いてるときは見えてたんですが何故でしょう、と。
結局、乗らないまま手放してしまいましたが今はどうなってるのでしょう?
30年くらい前の嘘のようなホントの話し。車の購入はくれぐれもご注意を。
今日はここまで。
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