第5話

1年生でレギュラーにはなれなかったが、私は3年生になった時の部長候補として先生からも同級生からも見られていた。そして少しのいざこざはあったものの、何事もなく終えた中学1年生。私は勉強を全くしなかった割には、成績はよく特に苦労はしなかった。そして、全ての熱を卓球に向けていた。2年生の夏、先輩が引退して新入生が入ってきた。可愛い子が多く、すぐに私も、後輩も卓球が上達した。後輩がとても可愛かった。2年生も順調ではあった。部活の顧問が担任となり、とても嬉しかった。また、私は顧問を慕っていたし、尊敬していた。しかし、私は性格に難アリと、顧問に呼び出されたのだった。内容は私が意見を言いすぎるということだった。言うのはいいが相手の意見をもっと聞いた方がいい。その方が私にもメリットがあり、私の良さがもっとみんなに伝わる。というものであり私は部長候補から降ろされた。私は話している時、笑顔を取り繕った。どうしたらいいのか分からなかった。だが、熱中していた卓球があり、顧問からの注意をアドバイスと受けとり頑張ることが出来た。部活動の面では部長になれなくても、順調だった。一方、勉強の面では進路相談が始まっていた。私は寮でしか通えない高専を考えていた。そこは卓球部があり何より親の元で高校生活を過ごしたくなかったのである。そこから、母親と毎晩大喧嘩した。私はなんで聞いてくれないんだ。と躍起になり怒鳴った。そして母親との仲は最悪だった。仲を取り戻そうとしても、母親が許してくれなかった。だが、進路は決めなければならない。そしてまた、時間が過ぎ3年生になった。

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