また戻ってくる日々と.....エロ

第17話 美里の暴走

結論から言って.....取り敢えずは禿げと称する美里の親父は説得出来た。

仁がなんか.....その。

靴を舐める様な感じでやっちまったせいである。


相変わらずプライドってもんが無いのか仁には.....。

考えながら俺は部活終わりに仁と一緒に昇降口から外に出ると美里が立っていた。

その事に仁は溜息混じりに、今日だけは見過ごしてやるぜ、と行ってしまい。

俺はそれを見送ってから美里を見た。


「.....有難う。お父さんを説得してくれて」


「.....それを言うなら仁に礼を言ってくれ。アイツが纏めた感じだしな」


「.....そうだね」


「.....ところでそれは良いが何だか顔が赤いなお前。大丈夫か」


「うん。.....ついつい嬉しくてさっきからバ◯ブ仕込んでいるから」


聞き間違いか。

今コイツ、◯イブ仕込んでいるから、と言わなかったか。

俺は真っ赤になりながら、ハァ!!!!?、と.....絶句する。


すると美里は、ん、と甘い声を出し始めた。

それから.....リモコンを取り出す。

マジかコイツ!!!!?

何でそんなもん持ってんだ!


「お前!!!?!この阿呆め!何考えている!?」


「ん.....言ったでしょ。私はエッチになったって.....」


「.....信じられん.....」


そんな事を呟いていると。

職員用入口から、お待たせしました、と美幸がやって来た。

ビクッとする俺。

それから俺達を見ながら?を浮かべる。

どうしたんですか?、と聞いてきた。


「.....な、何でもない.....」


「.....何.....でもないよ。美幸.....ん.....」


美幸は目をパチクリしながら、そうですか?、と向いてくる。

あれ?でもこれヤバくね?

だってバレたら俺が殺されるんじゃ?


俺が仕込んだって事になってさ。

勘弁してくれよマジに。

さーっと青ざめながら俺は.....悶える美里を見る。


「じゃあ帰りましょうか。達也さん」


「.....そ。そうだな.....行くぞ。美里」


「え?イク?」


「お前.....」


コイツ.....バイ◯で馬鹿になっている。

頭も溶けているのかもしれない。

考えながら俺は額に手を添えながら帰宅を開始した。

美里のバ◯ブは内緒にしながら、だ。

じゃ無いと俺が仕込んだって事にされるかもしれない。


「お姉ちゃん.....?顔赤くないですか?」


「え?.....い.....いや。赤くないよ?」


「ん.....んん.....」


ヤバい。

これとんだミッションだわ。

だってそうだろ。


もしこのバイ◯接続がバレたら.....美幸に殺されるかもしれない。

仮にも.....現状では、だ。

俺は美里にヒソヒソ話す。


「バレたら俺が殺される。バラすなよ。絶対に。勘違いされるかもしれん」


「ん.....大丈夫。私が.....自ら.....やって.....ん.....」


「お前.....マジに大丈夫?」


「大丈夫.....おしっこは漏らさないから.....」


それって大丈夫じゃないですよね。

安心出来ないんだが。

俺はどうしたら良いのだ。

考えながら居ると頬を膨らませた美幸が俺を見てきた。


「もー。何やっているんですか。お姉ちゃんだけに構って」


「.....そ、そうだな。.....取り敢えず色々とテストの相談をしていた」


「.....え?そうなんですか?じゃあ私も混ぜて下さいよ」


「駄目だ。大人の相談会だからな」


「.....え?」


目をパチクリする美幸。

そうだ。

これは大人の相談会だ。


高校生限定です。

思いつつ.....俺は美里を見る。

美里は汗をかいて呼吸が荒い。


「.....あの。大丈夫ですか?美里さん」


「イキそうかも」


「.....」


「.....どうしよう」


家まで200メートルだけどな。

我慢出来ないのか、と美里に問うと。

美里は、スイッチをき.....切って、と言い出した。


俺は直ぐに隠れながら美里の◯イブのスイッチを切る。

すると美幸が覗いてきた。

俺達が会話しているのが我慢が出来なかったのだろう。

俺は驚愕する。


「それ何のリモコンですか?」


「.....これか?こ、これな。理科の実験で使っているリモコンだ」


「.....理科ですか?.....え?でも強と弱って書いてありますよ?」


「せ、扇風機のリモコンだ」


「.....怪しいですね.....」


そんな事を言いながら、じゃあ見せて下さいよ、と手を差し出す美幸。

馬鹿野郎、渡せるか。

これは美里の生命線だ。


人生を賭けた.....生命線だよ。

思いながら.....俺は断るが美幸はふざけて取った。

そして、しまった、と思いながら取り返そうとしたが。


スイッチをまた入れてしまう美幸。

その次の瞬間、達した。

何がと言えば美里が、である。


「んぁ!!!!!」


え?、と美幸は目を丸くする。

そんな甘美な声を美里は上げてから股間からピュッと液体が噴出され.....目の前の道路に液体が飛び散った。


俺は、あちゃー、と思いながら額に手を添える。

潮吹きしやがった.....。

美幸は赤面する。


「ちょ.....ちょっと待って下さい。改めて聞きますけどこれ何のリモコンですか.....」


「.....お前には刺激が強い。.....でもな。素直に白状するとこの馬鹿が仕込んでいた」


「.....!!!!!!!!!?」


きゃ.....、と声にならない声を言いながら真っ赤になりながら。

俺にリモコンを手渡してそのまま慌てて走って行ってしまった美幸。

それを溜息を吐いて見ながら背後の美里を見つめる。


うふ.....とか言いながらイってから悶えていた。

気持ち良かった様だが.....最悪だ。

本当にこの変態め.....。

クソ野郎.....。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る