人という生き物は、元来の欲求として、自分は持ち得ないものを求めるようにできている。しかし、何かを得るためには、同等の何かを犠牲にしなければならない。生きる気力を見つければ、幸せなのか。全てを手に入れれば、幸せなのか。幸せとはなんなのか、考えさせられる作品でした。
限られた短編という文字数の中で、これだけ映像のように浮かんでくるのは、面白いですね。