第5話 穂香と唯の場合(穂香視点)
私達が小学生に上がる頃には、すでに母はいなかった。
父親も忙しく、家に居る時間は少ない。
それでも、お父さんは出来るだけ時間を作って一緒に居てくれた。
だから私はそんな父親の事を尊敬しているし、我がままを言って困らせるような事をするつもりはなかった。
お父さん自身は、私達に母親がいない事を常に気にかけてくれていた。
だから、「お前達の為に、早く母親を探さないといけないな」と言っていた事があった。
でも私達姉妹としては、確かに母親がいてほしい気持ちはあるけど、それ以上にお父さんにはきちんと好きになった人と結婚してほしいと思う。
「私達の事は気にしないで。私達の為にじゃなくて、お父さんが本当に好きになった人を私達に紹介してね」
「うん、唯もお姉ちゃんと同じ気持ちだよ。お父さんが楽しそうにしている方が、唯も嬉しいから」
今思えば、小学生くらいの子供にそんな事を言われてしまっては、親の立つ瀬がなかったのだろう。
私達に気を使わせてしまったとでもいうように、苦笑いを浮かべていたのを覚えている。
お父さんの相手は中々見つからないようだったけど、その代わりに家政婦さんを雇って私達の面倒を見るようにしてくれていた。
もちろん、お父さんが私達の育児を放棄したとかそんな事はなく、お父さんのいない時間を私達が寂しくないように補ってほしいという想いから。
その当時の家政婦さんは40代後半で、お父さんよりも祖父母の方が歳は近い。
だから物腰も柔らかく、私達に対して孫を相手にするように常に笑顔で優しく大事に育ててくれた。
ただ家政婦さんにも自分の生活があるため、毎日来てもらうわけにはいかない。
その間は、祖父母が時間のある時にうちに来てくれたり、私達が祖父母の家に行ったりして過ごしていた。
もちろん祖父母も、私達の事を大切に可愛がってくれた。
私はそんな日常に不満などはない。
ただ一つ上げるとすれば、私は姉だという事。
唯の姉である事に不満があるというわけではなく、姉であるが故に唯の為に誰かに甘えるわけにはいかないという事。
唯にはたくさん甘えさせたい。
私に対してでも、お父さんや祖父母に対してでも、家政婦さんに対してでも。
私は甘えたくても、唯に優先させたいと思っていた。
とはいえ、唯も私のそんな気持ちをわかっていたようで、思いっきり誰かに甘えるというような事はしなかった。
だから2人でよく話していた。
優しい兄がいてくれたらよかったね、と。
なぜ兄なのかと問われると、私達姉妹が女性であり似た考えを持っているのなら、私の上に姉がいた所で結局は同じように考えてしまい、境遇は変わらない可能性が高い。
でも男性である兄ならば、妹には甘えてほしいと思ってくれるような気がするから。
もちろん、私の勝手な思い込みなのかもしれないけど・・・
じゃあ、男性の家族である父に甘えればいいのでは?と思うかもしれない。
確かにお父さんがいる時には、少しだけ甘えたりすることはある。
ただ、お父さんは忙しくて疲れているのを知っている私達は、思う存分甘える事なんて出来ないし、するつもりもない。
だからそんな時、歳の近くていつも側にいる兄がいたら・・・
私も唯も思う存分、甘える事が出来るかもしれない・・・
そう考えていたりする事があった。
ただ、別に現状に不満があるわけでもないし、それは無い物ねだりなので強く望むような事はしない。
単純に1つの夢として思い描き、2人で楽しんでいただけ。
そうして過ごすうちに、気が付けば私達は中学生になっていた。
その頃から少しだけ変化が訪れる。
お父さんがゼミの生徒から貰ったと言って、お菓子をくれるようになった。
今まではそんな事なかったのに、不思議に思いながらも有難くお菓子を頂く。
そのお菓子は手作りで、美味しかったのはもちろんだけど、何か心がふわっと温かくなる気がしていた。
おそらく味だけの問題ではなかったのだろう。
これを作った人が、どれだけ気持ちを込めて作ったのかがわかるようだった。
私達はその人がどんな人なのか気になって、お父さんに相手の事を色々と聞いてみたりもした。
少し世間知らずではあるらしいけど、それでも人柄が良く笑顔が素敵で綺麗な女性だと嬉しそうに話してくれた。
私はお父さんの話す様子を見て、これはまんざらでもないなと密かに思う。
その予感は的中し、それからしばらくして私達はその人を紹介される事になる。
「こんにちは、穂香ちゃんと唯ちゃんね?初めまして、私は朱美。瀧本朱美です。よろしくね」
そう挨拶された私達は、正直驚きで固まってしまった。
というのも、聞いて思っていたよりも若く綺麗な女性だったからだ。
若さで言えば、お母さんになるかもしれないとはいえ、どちらかというとお姉さんに近い。
もし、本当に父と結婚してくれるのであれば、母でありながらも姉としての存在になるかもしれない。
唯を見ると、私と全く同じ感想だったようで、同じようにポケーッとした顔をしていた。
とはいえ、せっかく挨拶してくれたのに返事しないのは失礼になる。
「こんにちは、初めまして。私が穂香です・・・」
私が急いで挨拶を返すと、唯もハッとした顔をして同じように挨拶をする。
「こんにちは~、私が唯です・・・」
私と唯が挨拶をすると、朱美さんはにこっと笑ってくれた。
その顔に見とれて、思わず唯と2人で呟いてしまう。
「うわぁ、お父さんに聞いてはいたけど、本当に若くて綺麗な人」
「うん、こんなに若い人が私達のお母さん候補なんだぁ」
私と唯が2人で話していたせいで、朱美さんが少し不安そうな顔をした。
私は、しまったと思った。
朱美さんだって緊張していたに違いない。
私達が受け入れるかどうか不安になるに決まっているのだから。
でも、朱美さんがそんな事で不安になる事なんてない。
だって、朱美さんと会った瞬間に・・・
私と唯の心は決まっていたのだから・・・
だから、私は朱美さんを安心させるべく、話しかける事にした。
「ねえ、朱美さん?」
「ん?な~に?穂香ちゃん」
話しかけた私に、朱美さんは平静を装って聞き返してくれる。
でも、私にはわかる。
今でも朱美さんは不安が一杯に違いない。
私だって・・・
私がこれから伝える言葉も不安が一杯なんだし・・・
なぜならば・・・
「お父さんの事・・・よろしくお願いします!そして・・・嫌でなければ、是非私達のお母さんになって下さい!」
お父さんと結婚して、私と唯の母親になってほしいと朱美さんに頼むのだから・・・
朱美さんは、わざわざお父さんに頼んで私と唯に会う事にしたのだから、お父さんとお付き合いしたいという事は分かっている。
でも、いざ結婚となると・・・
お父さんと朱美さんの年齢の差や、私達の様な大きな子供がいるという事がネックと考えるかもしれない。
だから正直な所、断られる可能性の方が高いと思っていた。
案の定・・・
「・・・っ!」
と、朱美さんは息を飲んでいる様子が伺えた。
やっぱりそうだよね・・・
そう思いながらも、続けて朱美さんに問い掛ける。
「だめ・・・ですか?」
私の気持ちに同調するように唯も話を続ける。
「やっぱり私達みたいな大きい子供がいるから・・・だよね」
やはり唯も私と同じ考えを持っていたようだ。
そう、私達が諦めかけた時・・・
私達は朱美さんに抱きしめられた。
「違うの!そうじゃないのよ!・・・まさか、そんなに簡単に受け入れてくれるとは思ってなくて・・・嬉しくて・・・」
それは私達のセリフだよ・・・
受け入れてくれるとは思ってなかったんだから・・・
涙目になっていた朱美さんを見て、私達もウルッとしてしまう。
そして、私は朱美さんに本心を告げる。
「朱美さん?私もね・・・嬉しいんです。こんなに若くて綺麗なお母さんが出来る事が・・・それにね、朱美さんはまだ若いでしょ?だからお姉さんの様な感じもするし」
朱美さんの様に綺麗で若い人がお母さんになるなんて、私としてはもちろん嬉しい。
それにこんなに若い人なら、母としてだけではなく姉の様にも接してくれそうだし。
何よりも、お父さんの事が本当に好きなのだとわかる。
そもそもお父さんが幸せになるのなら、私達が拒否する理由などは最初から無い。
だから唯も私の言葉に冗談を交えながら賛同する。
「うん、そうだよね。お母さんとお姉さんの感覚を味わえるなんて、朱美さん1人で2度美味しいよね♪」
そんな私達の言葉を聞いた朱美さんは、本当に嬉しそうに微笑んでいた。
それからしばらくして、お父さんは朱美さんと籍を入れて、朱美さんは私達のお母さんとなった。
籍を入れるのと同時くらいに、お母さんは私達の家で暮らす事になる。
それからしばらくは家政婦さんも雇っていたけど、お母さんが来て生活が安定してくると家政婦さんとはお別れする事になってしまった。
寂しいという気持ちはあったけど、家政婦さんの家はうちからそこまで遠くないので、たまに遊びに来てくれると約束してくれたので、最後はお母さんを含めて私も唯も笑顔で見送った。
家政婦さんはいなくなってしまったけど、でも朱美さんがお母さんとして来てくれて本当に良かった。
大学生であるお母さんは、私達の生活リズムと似ている上に、大学はもっと時間の融通が利く。
だから私達が家を出る時と、帰る時には大体家に居て見送りとお出迎えをしてくれたから。
私達には母の様に、そして姉の様に優しく接してくれる。
そのおかげで寂しい気持ちなんてほとんどなかったし、毎日が楽しく過ごす事が出来た。
そして、その中でたくさん話もした。
「お母さん、私ね・・・ふと思う事があるの」
「ん?どんな事?」
「お父さんは仕事が忙しいから家に居ないでしょ?ああ、別にそれに対して何か言いたいわけじゃなくて・・・だから、私達って女性の家族しかいないでしょ?そんな時に、私達に兄がいてくれたら色々と違ったのかな?って」
「穂香・・・うん、そうかもしれないわね」
お母さんは私の気持ちをわかってか、否定したりなどせずに素直に受け取ってくれた。
お父さんもあまり家に居ないため、男の家族・・・兄がいてくれたら何もかも違ったかもしれない。
特に、私達を常に気にかけて甘えさせてくれるような、優しい兄が欲しかったのだと。
もちろん今更兄が出来るなんて事はないし、ただの夢物語として冗談半分の話である事をお母さんもわかっていたのだろう。
そうやって、笑いながら日々を過ごしていく。
そんな毎日がずっと続くのだと・・・
そう思っていたのに・・・
ある日、父が帰らぬ人となってしまった・・・
私も唯も茫然自失となってしまう。
それはもちろん、母である朱美さんも同様に・・・
悲しみと絶望で、何日塞ぎ込んだ事だろう。
しばらくして、私は少し落ち着きを取り戻した時・・・
塞ぎ込んでいた私達に寄り添って、ずっと一緒に居てくれたお母さんの様子が少しおかしい事に気が付いた。
ある日「少し・・・出かけてくるね」と言葉を残し、家を出ていくお母さんの後ろ姿を見て、どこか遠くに行こうとしているような・・・
もう二度と会えないような感覚を受けた・・・
私は唯にその事を話し、2人でお母さんが無事にちゃんと家に帰ってくる事を願う。
不安に思いながらも、お母さんはその日の内にちゃんと家に帰って来た事に安堵する。
しかし、お母さんの口から告げられた言葉に衝撃を受けてしまった。
朱美さんは籍を外し、私と唯は祖父母の家で暮らしてほしいと言われたのだ。
せっかく出来たお母さんと離れ離れになる・・・
そう考えるだけで、私だけでなく唯も再び絶望しそうになった・・・
だから私と唯は、お母さんに訴えかける。
「・・・そんな・・・嫌だよ!お母さん!」
「そうだよ!せっかく私達と家族になれたのに・・・」
「穂香・・・唯・・・」
それに、お母さんが・・・
朱美さんが出かけた時に感じたもの・・・
それはきっとこの事であり、そして今後の事なのだと確信した。
だから・・・
「それに・・・それにね?私は朱美さんの事も心配なの・・・私達とわかれた後、どこか遠くに行こうとしているよね?」
私の言葉を聞いた唯もハッとした顔をした。
「そんな、お母さん・・・朱美さんまでいなくなったら、私達どうすればいいの!?朱美さんはどうなるの!?」
唯も、朱美さんがこの後どういう行動をとろうとしているのか、何となくわかったようだった。
私も唯も、朱美さんがいなくなるなんて・・・
そんな事を許せるはずがない・・・
だって、私達は朱美さんの事が大好きなんだから!
朱美さんは、私達の言葉で何を言いたいのかを理解してくれたようだ。
「ごめん・・・ごめんね・・・私は穂香と唯の前から、いなくなったりはしないから」
「本当だね!?お母さん・・・」
「絶対だよ!お母さん!」
「うん、本当に・・・絶対・・・」
私達は、朱美さんは私達のお母さんなのだと・・・
自分自身にも朱美さんにも確認させるように、再度朱美さんをお母さんと呼んだ。
それは、朱美さんにも伝わったようである・・・
それからは3人で手と手を取り合いながら暮らしていく事になる。
お母さんは前よりも気合が入り過ぎている所があったので、私と唯もある程度の事は自分で出来る事を告げて、お母さん1人だけが負担にならないようにしようと決めた。
そんな事もあってか、お母さんは大学を卒業すると就職する事にしたそうだ。
自分の力で、私達を養いたいのだと・・・
最初は私も高校に進学せずに就職しようかと思ったけど、お母さんにそれだけは絶対にだめ!と強く反対されてしまったため、高校には入学している。
「就職は大人になれば嫌でも経験する事になるの。だから、子供は子供時代に出来る事を目一杯楽しみなさい。引け目があるのなら、大人になってから利子をつけて返してね」
と、本気と冗談を交えながら言われた。
だからお金・・・生活面に関しては、私達ではあまり力になれない・・・
その代わり、お母さんが家の事を心配しないで仕事に打ち込めるように、唯と2人でお母さんを支えていこうと話していた。
そして、お母さんが就職してしばらくしてから、再び変化が訪れる。
お母さんが、仕事の上司とその息子の話をするようになった。
これはもしかして?と思う。
私と唯は、お母さんが望む結婚をするのであれば反対する気はなかった。
ただ、朱美さん自身にも結婚するなら譲れない条件があり、それは相手が私達すらも受け入れてくれるという事。
それに対して、私達が「お母さんは自分の事だけ考えて、私達の事は考えなくてもいいんだよ」と言ったら怒られた。
朱美さんにとっては、既に私達の母であり大事な家族。
それを切り離して考えるなんて、有り得ない事だと。
それを聞いた時は、私達は申し訳ない事を言ってしまったと思ったのと同時に、物凄く嬉しかった。
そんな事がありながらも、その相手の人達の事を話してくるという事は可能性としては高いのだろう。
事実、それからしばらくして、その上司の人から家族にならないかと言われたようだ。
相手の息子もそれを了承していると。
私達はお母さんを信頼しているから、お母さんが大丈夫だと思うのであれば、私達はそれを拒否する事はしない。
ただ、相手の息子は私と同じ歳だと言う。
そこだけは不安というか、緊張をしてしまう。
一応、家族になるのであれば、生まれ月の差でその人が兄になるらしい。
兄が欲しかった私としては、確かにそれは嬉しい・・・
でも・・・
クラスの男子とか見ていると、やっぱり子供っぽいというかはしゃぎ過ぎというか・・・
それが悪いとは言わないけど、家族・兄になると考えると・・・
どうしても・・・
そんな不安を抱えながらも、相手の方とその息子に会う事になった。
私達は、朱美さんも含めて緊張しながら対面を果たすと・・・・
「初めまして、朱美さんと穂香ちゃんと唯ちゃんですね?僕は桜井悠希です。貴方達の事は父から伺っております。父共々、よろしくお願いします」
と、すごく丁寧に・・・
そして優しく素敵な笑顔で迎えてくれた。
私は緊張するのも忘れ、その笑顔に見入っていた。
それは異性として見入ったのではない。
私が欲しかった理想とする兄そのものだったからだ。
完全に兄として一目惚れしたのだと思う。
それは唯にしても同じようだった。
お母さんも息子が欲しいと言っていたから、もしかしたらお母さんもそうなのかもしれない。
もちろん第一印象だけで、実際に一緒に生活すれば違うのかもしれない。
そうは思うものの、胸は期待に満ちていた。
悠希くんはお母さんと少し話をした後、私と唯にも挨拶をしてくる。
「えっと、穂香ちゃんと唯ちゃんですよね?」
「穂香です」
「えっ?」
「穂香でいいですよ。敬語も使わなくて大丈夫です。それと・・・私は・・・兄さん・・・と、呼んでもいい・・・かな?」
「ああ、うん。わかった。俺の事も好きに呼んでいいよ、穂香」
「っ!・・・うん!ありがとう、兄さん!」
少し言い淀んだ私に、悠希くん・・・いえ、兄さんは素敵な笑顔で了承してくれた。
「私も、普通に唯でいいよ♪」
「うん、わかったよ。唯」
「じゃあ、じゃあね・・・私は、お兄ちゃんって呼んでもいい?」
「いいよ。唯が呼びたいように呼んでくれて構わないよ」
「えへへっ、嬉しい♪ありがとう、お兄ちゃん!」
唯もすぐに懐いて、すごく喜んでいた。
この時は顔合わせだけだったので、その後はすぐに別れてしまったが、私達は家族になれる日を一刻も早く待ち望んだ。
そして私が高校1年を終えた頃。
お母さんは籍を入れて、兄さんと本当の家族になる事が出来た。
籍を入れると、私達は桜井家に住む事になった。
そこでわかったのは、やはり兄さんは兄さんだったという事。
どういう事かというと・・・
兄さんは家の事はなんでも出来るし、私達に対して優しく気配りが出来るという事。
更には、私達がさりげなく甘えたりしても、必ず受け入れてくれるという事。
それに、たまに冗談なんかを言って、私達を笑わせてくれる面白い人。
最初の直感通り、正に私の理想とした兄だった。
そんな兄さんが、私達には無くてはならない存在になるのに時間はかからなかった。
そんな私は・・・私達は・・・
兄さんと一緒に・・・いつまでも・・・どんな時でも・・・
片時でも離れず、側に居続けたいと思う。
だから、今はまず・・・
兄がいたらやりたかった事を・・・
今までいなかった分を取り戻そうと思う・・・
・・・家族になってくれて、ありがとう。
兄さん・・・
――――――――――
あとがき
お読みいただきありがとうございます。
第4話と第5話は、朱美と穂香と唯は辛い過去があったけど今は幸せであるという事、そして息子・兄に対する過剰な家族愛というか甘えに至った経緯を描きたくて書きました。
おそらくシリアスな展開は、これ以降はほぼ無いつもりでいます。
次話からは、ほのぼのとしたコメディをお届けしていきます。
これからもよろしくお願い致します。
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