お嫁さん②

「ライラ様、私がお嫁さんになってよろしいのでしょうか?」


「ライアンもシャロンちゃんのこと好きだし大歓迎よ。婚約者になってもらえたら嬉しいわ」


「ライアン様がよろしければ、婚約者になりたいです。」


「シャロンちゃんありがとう。あとでライアンに伝えるわね。」


「はい」


ライラ様、すごく嬉しそうです。


「お菓子もたくさんあるから食べてね。」


「はい、いただきます。」


それから色んな話をして夕方になったので

ライラ様とお別れして帰宅しました。


翌日の夜、ライアン様が家に来られました。


「シャロン、ライアン様が来て下さったわよ」


「お母様わかりました。すぐに向かいます。」


「シャロン、昨日帰ったら母さんから婚約のこと聞いて驚いたよ。シャロンも驚いたよね?俺と婚約して本当に大丈夫なのかなって・・・。俺は君が好きだから嬉しいけど」


ライアン様が私を好き?本当に?

嘘、どうしようすごく嬉しい

まさか両思いだなんて・・・嬉しくて泣きそう。


「はい、すごく驚きましたけど、ライアン様が好きなので、婚約出来たら嬉しく思います」


「そうか、同じ気持ちでよかったよ。では改めて、シャロンさん俺と婚約して下さい。君の隣でずっと一緒に笑い合って君を守っていきたい」


「はい、末永くよろしくお願いします。ライアン様の隣で笑い合い、ずっとそばにいたいです」


「シャロンありがとう。これからもよろしく。正式な婚約申し込み手続きは後日するよ。もう遅いしそろそろ帰るね。ゆっくり休むんだよ。おやすみ」と言ってハグをしてから頬にキスされました。


私は顔を真っ赤にしながら

「ライアン様おやすみなさい」と言いました。


ハグされ頬にキスされた私は

ドキドキが治まらず、なかなか寝付けませんでした。

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