19、蛮族の見つけ方

シャルリーヌ:ヴァンさん、他に神官の方に心当たりはありませんか?

GM/ヴァン:そうですなぁ、機関士のドワーフがストラスフォードの神官です。

リナリア:まぁ、機関士だったらストラスフォードだよね。ちなみにレベルは?

GM:2レベルらしいですね。

シャルリーヌ:2レベルでは【バニッシュ】は掛からないでしょうね。

GM/ヴァン:あと、イーヴに仕えていた引退騎士のエドガーさんという老紳士がいますね。

シャルリーヌ:その方は、何レベルですか?

GM:4レベルです。

リナリア:……信仰する神とレベルにGMの意図を感じるますね。

GM:そりゃ【サーチ・バルバロス】が使えて高レベルのライフォス神官なんて、ピンポイントで便利なNPCを乗せるわけないじゃないですか。でも、PCがそういうのを用意した時は甘んじて受け入れる覚悟ではありますよ(苦笑)。

トーニャ:次の駅で雇うとか?

GM:それもありですが、次の駅までは随分と掛かりそうですよ。

シャルリーヌ:エドガーさんが、4レベルならダメ元で【バニッシュ】が掛かる可能性がありますし、掛けられた時の反応を見ることはできますわね。

トーニャ:なるほど、後は誰に掛けるかですね……。

シャルリーヌ:えぇ、とりあえず他の乗客の方の話も聞きたいですし、バラバラなのは危険だと思うので、ヴァンさんに言ってどこかに乗客全員を集めてもらいましょう。食堂車が良いでしょうか?

GM:あとは、展望室ですかね。

シャルリーヌ:では、展望室へ皆さんを集めてください。

GM/ヴァン:どのように説明しますか? あまり混乱になるようなことは避けたいのですが。

リナリア:じゃあ、車内点検にしたら?

シャルリーヌ:先日の蛮族の襲撃の際に、どこかの部屋に何かを仕掛けたことが判明したことにしますか。

トーニャ:え、爆弾とか?

GM:爆弾はパニックになりそうなので、そこはぼかしましょう。わかりましたその理由で展望室に集めます。機関士たちはそのまま操縦させておいても良いですか?

シャルリーヌ:それは構わないですわ。

GM:わかりました。では、展望室にシーンを移しましょう。

PC全員:はーい。

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