11、あの人の面影
・3号車:食堂車
□=□=□=■=□=□=□=□=□
GM:食堂車に残っているのはリナリアだけかな?
リナリア:ですね。
GM:そしたら食堂車では、あなた以外にも蛮族相手に応戦をしている人たちがいるんですが……。
リナリア:へぇ、誰ですか?
GM:リルドラケンのレックスさんと、エルフのサラですね。運行責任者のヴァンさんや乗客を守るように戦っています。
トーニャ:おー、戦える人たちだった!
GM:大柄の蛮族をボコボコにするエルフのウェイトレスの戦いぶりにリナリアは見覚えがありますね。ちょっと、冒険者レベル+知力ボーナスで判定してみて。
リナリア:私、知力は低いんだが……(ころころ)あ、16です。
GM:じゃあ、気が付くかな。サラさんは【ライトニング】を撃ったりもしているんだけど……。
シャルリーヌ:お、この方も魔法拳士なんですね。
リナリア:ん?
トーニャ:まさか憧れのお姉様の……妹さん?
GM:なんでやねん!(笑)
リナリア:え、と……気にはなりますが。ここが大丈夫そうなら、私は奥に行きますね。
GM:あれれ。ま、構わないですよ。じゃあ、サラさんは「ここは任せて行きなさい!」と後ろから声を掛けますが。
リナリア:それには振り返らず、最後尾を目指して走り出します。
ありゃ、すかされてしまったな。事前にもらった設定どおりに感動的なシーンを演出しようと思ったのですが、難しいものですね(汗)。
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