8、リナリアと小さなお友達

GM:リナリアも、特に要望がなければ展望室で遭遇した三人と一緒に食堂車に来てもらいますけど良いですか?

リナリア:ええ、構わないわ。

GM:たぶん、リリアンとバーナビーの二人に憧れのお姉様の話をせがまれて、それじゃあ、続きはお茶でも飲みながらって感じでしょうか。

リナリア:ま、お姉様の話ができるなら構いませんが……。

GM:食堂車に向かう途中、ちょうどラウンジ車へ移動しようとする黒いベールの老婦人とお付きのメイドの二人とすれ違いますね。

リナリア:厚化粧の人でしたっけ?

GM:そう、ベール越しにもわかるくらい」白粉をべったり塗っているので不自然に顔が白いですね。あと香水の匂いもキツイですね。

リナリア:なんか怪しいなぁ……。

GM:バーナビーの話だと、老婦人の名前はオークシィ夫人というアルショニア女王国の貴族らしいよ。お付きのメイドさんの名前はドロシーさん。

リナリア:高齢そうだけど、ひと月も列車旅ができるのかな?

GM/バーナビー:元々、ブルライト地方の出身らしく最後の里帰りのつもりで、列車に乗ることにしたらしいよ。

リナリア:ふーん。

GM/バーナビー:ちなみにボクは、マカジャハットという国で、一旗を上げるのが夢なのさ♪

シャルリーヌ:あら、それはぜひ一緒に行きたいですわね。

トーニャ:早く知り合わないと。私もルルーさんと知り合いたい。

リナリア:GMがNPCを用意しすぎて、なかなか会いたいNPCに会えないね。

GM:すみません(汗)


シャルリーヌ:NPCが多いのは、きっとこの後少しずついなくなるんじゃないですかね? もしくは3分の1くらい貨車に閉じ込めて車両を切り離すとか……。

トーニャ:そして誰もいなくなる?

GM:さあ、どうでしょうね……。

リナリア:ま、それより早く席についてお姉様の話の続きをさせてください。

GM:はい、わかりました。じゃあ、リナリアと小さなお友だちは四人席に案内されますよ。

シャルリーヌ:確かに、小さい子ばかり連れて可愛いですね。

トーニャ:ふふっ、保母さんみたい。

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