日々思うこと

お題：昨日食べた小説訓練 制限時間：15分

日々思うこと

　毎日毎日キーボードを打鍵することは体に優しいことだろうか？

　そもそも座るという行為が人間にとっては悪いことだと聞いたことがある。立ちつづけてた方が座るよりも健康だとかなんとか。

　そんな状況をわかった上で、座り続けるということはもしかしたら自殺することに近いのかもしれない。

　そう考えてしまうと、スポーツをする人は健康的であるということは理解できる。まぁそうわかったとしてもスポーツをする気にはなれない。

　インドアはインドア、アウトドアはアウトドア。

　ちゃんと分かれてる。

　つまりは、その境界線を超えることに意味はあるのだろうか？

　引きこもりが急にランニングはじめておかしくならないだろうか？

　いや……引きこもりが外にでることはいいことだ。そのまま継続して、いずれ社会にでるようになればさらに良い。彼らは心が壊れてしまってるのが大半だ。

　自ら進んで引きこもってる人は知ったことではないが、外に出ないのは不健康になると思う。

　そうして彼らはパソコンの前でいろいろとする。

　その時間を小説訓練に当てたらどうだろうか？　まずはその前に本を読んだり、国語を勉強すべきだろうか？　人と会話すべきだろうか？　ダンベルで筋力をつけるべきだろうか？

　頭に浮かぶ、様々な経験。

　彼らは最初から引きこもってるわけじゃない。必ず理由が存在する。出ないという環境を作り上げたものは社会かもしれない。だが、救ってくれるのも社会でしかない。

　ならば、少しずつでも社会に出ることをすればいいんじゃないのか？

　そのきっかけとして、少しずつでも自分という個性を出せればなお良いのではないか？

　人はいろいろな運命を辿る。そこで死んでしまうこともある。それに悲しむ人もいる。喜ぶ人ももしかしたらいる。

　1人でいることには限界がある。

　誰かが必ずいなければ、崩壊が起こる。

　なら、意図してそういう状況を作り出せば動き出すのではないか？

　それは、そうなることはない。

　脳にこびりついた菌のような感情は、除菌することはできない。少しずつ少なくなることはあっても、いきなり消えることはない。現実の菌とは違う。もっとどす黒いものが根付いてしまってる。

　なら、私たちはなにをしてあげられるだろうか？

　答えを私は知らない。