第5話 5月27日(木)12:00~13:00
※ 応援コメントにもすぐ答えていくのでガンガン質問ください(暇なんです)
で、結局どうしたのかといえば。
親父が電動車いすで病院まで移動することで決着がついた。
自分の家からPCR検査する場所まで、3kmってところかなあ。もう少しあるだろうか? 半身不随の人を一人で、病院まで送るのは不安なことこの上ないが、俺が輸送するよりは安全だ。
そもそも、簡単に親父を連れてこいとは言ってたが、はたしてこの体調で車いすと親父を車に乗せるってことができたのかも怪しかった。
親父には申し訳ないが、車いすで無理をさせるほかにないだろう。
むろん、濃厚接触者が車いすで街中をウロチョロすることになるが、まあ保健所の指示だから仕方ない。こういうサポートは保健所はなんも考えてなかったんだろうか。
そんな感じで、話が付いたあと、13:00くらいに再び保健所から電話がかかってきた。
「あの、濃厚接触者リスト、まだできませんか?」
「……。」
誰のせいですすんでねーと思ってるんじゃーああああっ!!
※これまた、実話です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます