第3話現実からの逃避(強制)中編

ジリリリリリリリ。

「ふぁーあ、もう朝か。」

親から家を追い出されることが決まった次の日、自分は朝ごはんを食べ、歯を磨き、

約1週間ぶりの学校だ。自分は通学では電車を使っている。すると乗ってちょっとしたあとに、誰かのひそひそ話が聞こえてきた。

(聞こえてる時点でひそひそ話は破綻してる気がするが…)

おばさんA「あの男の人どこかで見たことない?」

おばさんB「あれよあれ!えーと…あ!そうだ!あの痴漢学生の人よ!」

ひそひそ破綻確定。

不意に周囲にいた人が自分の周りから去っていく。公共交通機関はこういうことが起きるからイヤなんだよなー。

そして学校に来た。約十時間程度の地獄の始まりだ。

そんな一時限目が始まろうとしていたところでこんな放送が聞こえてきた。

校長(スピーカー)「〇〇(主人公)さん、至急職員室に来なさい。」

はいそーですかそーですか。

校長は自分のした(本当はしてない)事に お怒りのようだ。

〈校長室〉

校長「この事件は一体どういう事なんだね!こんな風紀を乱すやつは学校の風上にも置けん!退学だ!」

やっぱりなw(諦め)一応弁明しよ。

「してませんよ本当に。本人の意見も聞かないような人に校長は務まるんですかね?」

校長「うるさい!退学言ったら退学だ!さっさと去れ!」逆ギレされた。

「はーい。」

こうなるのは予想してたから気が楽だった。

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