思っていた以上に悲しい結末に。
変身人獣、思えば特に何かしたワケでも無く、高見澤の姿でうろうろしていただけだったので、これはそもそも大変な冤罪では＞＜　これは楓さん、凄いトラウマを抱えてしまうのでは。どうなるのかまた読みに来ます！！

楓どんまい。
偽高見澤も紛らわしかったし……

　難しいお話です。

　意思の疎通ができる異性物と、どこまで共存できるか・・・　人間同士でも難しいのに、難儀な事ですねぇ。

　イミテーション２でマサさんはこう言ってます。

＞「なんだか気が進まない」
＞高見澤は逡巡した。

　そもそもマサさんに変身人獣を害する気はなかったけれども、暴走気味の楓が拉致監禁され、その救出時に女性人獣を射殺した訳です。
　で、問題なのは楓が気絶してからマサさんが突入するまでに人獣側とマサさんの間にどんなやり取りがあったのか？
　人獣達は楓が気絶してからこう言ってます。

＞「まあ、随分簡単だったわね」
＞「簡単過ぎて楽しむ暇もなかった」

　この言葉から、楓に何かしらの害意はあったと思われます。
　例えば、楓を人質にしてマサが人獣退治から手を引くように要求するとかですね。
　でなければ楓を縛って監禁なんてしなかったでしょうし、女性人獣も楓のいる部屋に飛び込まずに外に逃げた筈。
　楓の攻撃が怖いなら、降魔の杭さえ奪っておけば良かったのですから。
　偽マサの言ってる事って、筋が通ってそうに見えて、実は穴だらけなんですよね。
　今回の話って、実は楓に対する精神攻撃だったのでは？
　マサだけでも厄介だったのに、楓が手伝うようになって更に厄介になったから、与しやすそうな楓の戦意をへし折っておく為の。
　邪推かなぁ……？

今回は救いのない話でしたね……この一件が二人にどのような変化をもたらすのか、楽しみにしています。