第6話  雨色の世界


この部屋の扉を閉じたら

青い青い雨色の世界

わたしを掴む腕とぬくもりだけが道しるべ

どこまで行っても辿りつけない


だけど、ねえ、、

温かな気持ちが胸に流れる

なんだろう、不安なことなど何もないよ

掴んだ腕を見上げれば

優しい眼差しが見える

ああ、どこまでも彷徨っていたっていいんだ

その腕は離さない

それが信じられるから


雨色の世界

青く青く何処までも青く

道はなくとも、、












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