第3話:迸る光
GM:それでは、出発しましょうか。
まずは、『道中イベント』です。そうですね……*roll*ボラフさん、引いて下さい。前回出たものは山札から外しておきましょうか。
ボラフ:お楽しみの時間だ!えーと、『空に打ち上がる星』。……へえ、流れ星の逆版ってことか。町外れの森にたどり着く前に夜になってるんだね、これは。
えーと、願い事ですか。
「私の願い事は一つです。スィオネ様がずっと怪我も病気も呪いにもかかることなく、健やかに生活できますように……」
スィオネ:「スィオネは、世の中から虐げられる人々がいなくなりますように」
サク:声には出さないけれど、「蛮族が滅びますように」
スィオネ:怖いwww いや、でも、この世界の感覚じゃ普通なのかな?
GM:はい。えーと…うーん、敢えて言うなら、全員選択肢Aが近いかもしれませんね。『冒険がうまくいきますように』。みなさん、それぞれ1dを振って下さい。6が出ればいいことが起きます。
スィオネ:*roll*惜しい!5
ボラフ:*roll*おおお!6!!出目がいいと怖いなw
サク:*roll*ひっ!1だ!でも別に何もないんスよね?
GM:それでは、『1ゾロチット』を1枚差し上げます。これは”兼の恩寵”と違って持ち越し可能なので、バンバン集めましょう!
スィオネ:いやー、1ゾロは出したくないw
GM:それでは、お次は『中間戦闘』です。
ボラフ:あ!そうか、シナリオボスだけじゃないんだった。
サク:ここで強敵が出てきてしまったら、『ガストの群れ退治』で妥協した意味がなくなるかのぅ。
GM:それでは今度は、サクさんが中間戦闘カードを引いて下さい。これはステップ数は関係ありません。
サク:『逃げ出した実験体』。今回のガストのなりそこないとか? いや、というわけじゃないのか。こっちのALは、端数切り上げだから、3になるんじゃな。ということは、『ロームパペット』が3体現れるようじゃ。
「『身体のところどころに赤い印が印字されている』……これ、掲示板で見た、実験施設から逃げ出した魔物ではないか?」
スィオネ:[魔物知識判定]します。うわ、結構高い値が要求されるんですね。*roll*ひえーん、出目3!! 基準値5だから、相手が何者かすら分からない!
GM:ああ、いえいえ、スィオネさんは『コンジャラー技能』を持っているので、自動成功です。残念ながらその数値では弱点は抜けませんけど、データ公開だけはできます。
弱点値は高いですが、他のみなさんでも6ゾロを出せば抜けますよ。
スィオネ:そっか、よかったです。ロームパペットは、【コマンド・ドール】みたいなものなのかな。
ボラフ:ふむ、一応やってみましょう。*roll*出目10!残念。
サク:*roll*同じく出目10。まあ弱点は抜けなくてもいいじゃろ。
GM:それでは[先制判定]をお願いします。
ボラフ:*roll*出目7、基準値4なので達成値は11ですね。先制とれた!
GM:はい、バッチリです。
皆さん、布陣はどうしますか?
スィオネ:それなら、この間の戦闘ではできなかったことがしたいです。まずはみんな後衛に配置して、敵に【スパーク】これなら、《魔法拡大/数》も《魔法収束》も使わなくても的確に敵にだけ当てることができますよね?
「みんな、待って。魔法を撃つわ!【スパーク】!」
*roll*出目11だから、クリティカル?
GM:まず、ロームパペットの[抵抗判定]をしますね。今回は固定値を使いましょう。
スィオネさんの出目が8、魔力が7なので、スィオネさんの[魔法行使判定]は15でした。
これはロームパペットたちの固定値を上回っていますので、抵抗失敗です。というわけで、クリティカルですね。もう一度どうぞ。
スィオネ:わーい!
*roll*今度の出目は5なので、さっきの出目11と合わせて、(4+7)+(0+7)=18ダメージを3体全員に!(MP29→MP23)
「光よ、存分に暴れなさい!」
GM:ひえー、もうみんなあっという間にフラフラです。(ロームパペットA,B,CのHP25→7)
ボラフ:「さすがです、スィオネ様」
ボラフはまだバチバチと弾けている光が残っているであろう戦場を見て、誇らしげに微笑みます。
「サク、どうやらこの敵は、サクの武器では分が悪いようですよ。私が全力で貫きます。討ち漏らしたときには頼みますね」
とは言ったものの、【泥の身体】には、刃の攻撃のクリティカルも防ぐ効果もあるんだけど。とりあえず、前線に移動して、《必殺攻撃I》、Aに行きます。
[命中判定]は*roll*出目6だから、+6で達成値12だから当たりましたね。
*roll*威力の出目は10+1なので、あー、普通ならクリティカルなんですけど、【泥の身体】め!
結果、5+5+1=11で、ロームパペットの防護点は2ですから、9ダメージだ!
GM:はい、ロームパペットAは倒れました。続いてサクさんどうぞ。
サク:「やるのぅ、確実に仕留めよった。たとえ通じにくくとも、ワシも攻撃しないわけにはいかんし、やるか」
こちらも前線に移動して、Bを狙うぞ。
*roll*[命中判定]の出目は、さ、3!? いやいや、まだまだ、+4+1で達成値8じゃ!! やっぱり無理じゃ!!w
GM:残念でしたw
それでは、まずはロームパペットBの行動です。1~3が出たらボラフくんを、4~6が出たらサクさんを狙いましょう。*roll*出目は3なので、ボラフくんですね。
[命中判定]は固定値の11です。
ボラフ:《必殺攻撃I》の反動で回避-2か……。*roll*出目は8だから、8+5+1-2で12。ふう、危ない危ない。
GM:ロームパペットCの目標も同じくダイスで決めますね。*roll*出目は4なので、サクさんです。同じく[命中判定]は固定値の11です。
サク:*roll*出目6。補正が入っても達成値10か。
「ふん、構わん!」
GM:打撃は固定値がないので振りますね。結構痛いですよ~。
*roll*出目5、+4で9ダメージ!
サク:防護点は装備の6と、《防具習熟A/盾》で+1により、合計7点だから、最終的には2ダメージ。ふん、まだまだぁ!(HP22→HP20)
スィオネ:えーっと、どうしよう。ちょっと節約して【エンチャント・ウェポン】を《魔法拡大》して2人にかけます。
*roll*うん、出目は4で成功。(MP23→21)
ボラフ:「スィオネ様、ありがとうございます」
今回も《必殺攻撃I》、対象はB、[命中判定]は*roll*出目6なので、6+6=12で命中ですね。
威力は、*roll*出目11+1。くううう、さっきから《必殺攻撃I》のデメリットしか受けてない!w
威力は、5+5+1+1の11で、相手の防護点2を引いても10ダメージです。
GM:殺意カンストしてますねw ロームパペットBも倒れました。
サク:「ひゅー、すごいのう! ワシもせめて今回は当てたいもんじゃの」
[命中判定]は*roll*出目5、補正は+4+1……ああー、またも避けられた!w
GM:ご愁傷さまですw
ロームパペットCは、*roll*そんなサクさんを狙いますね。[回避判定]をお願いします。
サク:*roll*出目9ということは、補正が+4で達成値13! 回避!
スィオネ:えっと、スィオネの行動はパスでいいわ。周囲を警戒する。
ボラフ:「これで終わりにしましょう」
もう必殺攻撃はいいやw
[命中判定]*roll*出目が5だから……あ、補正が入って達成値11だ!
GM:ふふふ、回避優先なので避けられてしまいましたね。
ボラフ:今まで調子よかったのにー!w
サク:「ボラフ坊、花を持たせてくれてありがとな」
[命中判定]*roll*出目8なので、達成値は13。やっと当たったw
[威力判定]は、*roll*げげ、出目3!? 【運命変転】を使ってもいまいちじゃのぅ……。そのままにするか。威力は1+5+1の7じゃが……
GM:サクさんの攻撃は打属性なので、パペットゴーレムの防護点は+5されます。ノーダメージです。
サク:くーやーしーいー!!!w
GM:パペットゴーレムCは*roll*またもやサクさんを狙ってきますね。
サク:*roll*[回避判定]は、出目8なので、達成値12で回避じゃな。(ひらり)
GM:ロームパペットも心なしか地団駄を踏んでいるように見えるでしょうw
スィオネ:ごめんなさい、今回もパスするわ。ふたりとも頑張って!
ボラフ:「お任せ下さい!!」
じゃあ、験を担ぐ意味でも、《必殺攻撃I》を宣言しましょう。[命中判定]は*roll*出目7なので、達成値は13。当たりましたね。
「今度こそ!」
[威力判定]*roll*出目5+1。む……まあ、普通はこの程度のものですか。2+5+1+1で、相手の防護点を引いて、7ダメージですね。
GM:はい、ロームパペットCも倒れました。
サク:「ワシの出番、なかったのぅ……」
ボラフ:「サクが出るまでもなかっただけです」
GM:戦利品は、それぞれ分散してダイスを振ってもらうのでいいですか? その方が時間短縮になります。
スィオネ:はい、大丈夫です。*roll*出目5。
「戦利品と呼べるものはなさそうだわ」
ボラフ:*roll*出目6
「こちらもめぼしいものはありませんね」
サク:*roll*出目4、「同じく、じゃな」
念の為、【キュア・ウーンズ】で自分のHPを回復しておきますね。[行使判定]*roll*出目4で成功、威力は、1+3で4だから、全回復!
(MP16→13)
GM:さて、それでは『ボス前イベント』です。スィオネさん、行きましょうか。
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