第31話 ぱんつ三部作②:とらさんぱんつ♪

 未咲「ねぇねぇ見て見て、とらさんぱんつ♪」

 玲香「あんたまたそれで彼にアプローチするつもりね」

 未咲「うん、だって気に入ってくれたから♡」

 玲香「勝手にしてよもう……」


 今回も自信満々! いざ帰宅!


 進「ねむい……ちょっと寝させてくれないか」

 未咲「んなっ!」


 お尻を向けて必死にアピールしてるわたしにこの仕打ち?! 許されない……。


 進「キミもあした早いんだからこんなことしないで寝たほうがいいよ……」

 未咲「なんにもしてないキミにだけは言われたくないなぁ」


 キミでこられたからキミ返し。じゅうぶん通用すると思う。


 進「また顔にのっけておしっこするつもりだろう……すればいいさ……」

 未咲「わかった、するね?」


 決められた手順のように従って、ほんとうに実行した。


 進「ほんとにしたね……あったかくてすぐ眠れそう……」

 未咲「永遠におやすみ……♪」

 進「うぶっ……だからちょっと待て!」


 いきおいが強くなったころを見計らって彼が止めにかかった。


 未咲「えー、せっかく気持ちよくしてるところだったのに……」

 進「僕が気持ちよくないんだよ! あやうくまた窒息しかけたじゃないか!」


 人は学ばない生き物だったりする。まぁほとんどわざとだけど。


 未咲「ぴんと起きたところで、続きはここにかけていいよね?」


 彼の小さいところにわたしのお尻をくっつける。


 進「まぁ、いいけど……」


 やけに弱気だ。何か隠してることがありそう。してみたらわかるかな……。


 未咲「いくね……」


 いつもどおり調子よく排尿してたところ、彼が大きく反応を見せた。


 進「おぉ……これだ、僕が求めてたものは……」


 彼はわたしの穿いてたとらさんぱんつにとても興味を示し、そして失禁した。


 未咲「もぅ、あったかいんだから……」


 ぎゅむっと外からつかんでみる。


 進「うっ、くきゅぅぅっ……」


 かよわい声を出しては一度ならず二、三回ちいさく跳ねる。


 未咲「もうイったんだぁ、なっさけなーい……」


 最近流行ってるっぽいことばを言ってみたりする。


 進「やめてくれ……そのことばは僕に深刻なダメージを与えるから……」


 そう言いながらもう一度跳ね、絞り出すようにおしっこを出す。


 未咲「すっきりした?」

 進「それはもう、これでしばらくトイレに行かなくて済むよ」

 未咲「それはよかった……」


 安心してしまったからか、わたしのおなかに残っていたものが出てきた。


 進「あったかい……まるでウォシュレットみたいだ」

 未咲「うれしいっ」


 噴射してる方向ぎゃくだと思うけど……もしかして座ってるところのことかな?


 進「ここはトイレかな……そうかもしれないね……じゃ、僕は寝るよ……」

 未咲「えっ、大丈夫なの……?」


 その心配はあたっていて、みごとにぶるっときてやってしまっていた。


 未咲「どんなぱんつ穿いてるんだろ……」


 こっそり見てみると、うれしいかな、おなじ動物がプリントされたパンツが。

 らしいって言っていいかどうかはわからないけど、小さなゾウだった。


 未咲「かわいいっ」


 やさしくさわさわしてるだけでも面白くて、ずっとやっていたかった。

 途中から嫌な顔されたからやめたけど。


 未咲「最初は気持ちよがってたくせに……」


 おでこの髪をよけてキスをした。次はうさぎさんにしようかな。

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