あいすくーる続編「オトナになった（？）あいすくーる！」

第25話 変態になった（？）大西先生

　未咲「でねー、最後にすってんころりーんって」

　玲香ちゃんと話している最中、どこからともなく何かを我慢している人が近づいてきていることをわたしのレーダーが観測した。

　未咲「トイレにいきたがってる人がいるね」

　玲香「怖いなぁ……」

　なんというか目つきが。誰だろうとあたりを見渡していると、面影を感じる人がひとり。

　玲香「あれ、大西先生よね……」

　未咲「ほんとだ……すっごくつらそう……」

　寒さに耐えながら前をおさえたり苦悶の表情を浮かべていて、一緒にトイレを探したくなる。

　玲香「行きましょう」

　未咲「うん、そうだね」

　近づいてみるまでは、まだ先生の考えていることなんてまったく見えなかった。

　大西「ん、ふんっ……」

　玲香「あの、大丈夫ですか……？」

　大西「あらおふたりとも、お久しぶりですっ……じつはわたし、この頃おふたりのことを回想しながらおしっこを我慢するのが日課になってまして……その……きょうも朝からずっと我慢してたんですぅぅぅっ」

　これまたちょうどいいところに、とでも言いたげな言い回しだった。

　きゅっと股の部分が閉じた気がしてときめくわたし。対して玲香ちゃんはドン引きしている。

　大西「はぁはぁ……なんだか年々おしっこのキレが悪くなってきて、もうすでに下着こんなになっちゃったんですよ……？」

　そう言って惜しげもなくやっちゃったところを見せる先生。全然あの頃の先生じゃなかった。

　大西「わたし羨ましかったんです……未咲さんはおしっこに対してほとんど抵抗がなくて、玲香さんは恥じらいこそありましたが、未咲さんの声にしっかり応えてプレイを楽しんでるのをわたし、こっそり見届けていたんですから……」

　相当我慢しているらしく、おしっこをいっぱい溜めた膀胱あたりを前につきだしながら括約筋をめいっぱい締めてるのがなんとなくわかった。

　大西「混ざりたかったんですからね、本当は……はぁぁっ、この気持ちをどうおさめていいかわからなくてずっと悩んでましたが、わたし決めました……いまからあなたたちの前で、盛大におもらししたいと思います……」

　機を得たりとみた先生は気分を高めつつ、まずは一回フライング気味に下着を軽く濡らす程度のおもらしをしてみる。

　大西「これくらいのこと、朝飯前なんですから……」

　妙に意地を張ってるように見えて、そこがかわいらしかった。

　大西「見ててください……教室で一度もおもらししたことなんてなかったわたしの貴重なおもらし、瞬きしたら許しませんからね……んんっ」

　ひときわ高い声が聞こえ、先生がほんとうに限界に達していることを知る。

　二人「先生?!」

　大西「心配しなくていいですよ……先生が個人的にしたいって思っただけですから……」

　それからあんっ、とかんっ、とか漏らす前のお決まりの喘ぎかたをして、少量ずつ漏らしていく。

　大西「さわっていい、ですよ……先生のぬくもりを感じたい人は遠慮なくどうぞ……」

　なかなかこれを言う先生はぶっ飛んでいる。だけど未咲には難なく通じたようで……。

　未咲「いいですか？　ちょうどわたしもおしっこしたくなってきちゃって……先生のおしっこを感じることができたら、気持ちよく出せそうな気がするので……」

　大西「はい未咲さん、どうぞ……玲香さんはいい、ですか？」

　玲香「わたしはいいです……（あぁどうしよう、つられておしっこしたくなってきた……）」

　大西「そうですか……あったかい、ですよ？」

　玲香「えっと……では、少しだけ……」

　大西「そうこなくっちゃ、です♪」

　ふたつの手が重なり、そこに注がれる。

　たしかにあったかい。だけど先生の心はどうなのかと、少し勘ぐってしまう。目の前にちょうどわたしたちが現れたから、それなりに満足してるんだろうけど。

　未咲「あっ先生、でますっ」

　大西「いいですよ未咲さん、はぁはぁ……では、わたしとタイミングを合わせて出してみましょう」

　未咲「はいぃっ……」

　先生がこんなに変態だって思わなかったけど、その一面が見えてもそれほど違和感にならないのはどうしてだろう……。

　大西「大人になった未咲さんのおま○こ、触ってもいいですか……？」

　未咲「もちろんです、おさえてもらわないともう出ちゃいそうで……」

　大西「ふふっ、いっぱい我慢しましょうね♪」

　このときはてっきり我慢に協力してくれると思ってた。だけどこのあとやったことはその逆とも言えるような、まさに先生の歪んだ愛だった。

　大西「ここをつまめば……たくさん我慢できそうですねっ♪」

　未咲「だめっ、そこはっ……」

　大西「？　何がダメなんですか？」

　未咲「だってそこっ、クリ○リス……」

　大西「あら、そうですか……わたしは我慢できますよ？　たとえここをつままれたとしても……」

　未咲「わたし、じつはそこすごく弱くて……この前も玲香ちゃんにいじられたときに我慢できなくて潮とかおしっことかいっぱい撒き散らしちゃいましたし……」

　大西「では、その方向でいきましょう♪」

　未咲「待ってください！　わたしの言うことちゃんと聞いてましたか?!」

　玲香「未咲もあわれね……言わなきゃバレなかったかもしれないのに……」

　まぁ、言わなかったところでやめる先生には思えなくなってきたけど。

　大西「玲香さんも一緒にどうですか〜？」

　玲香「やだ、急に抱きしめられてっ……?!」

　いきなり胸と急所をせめてくる。いやでも気分が高まってしまう。

　大西「はぁっ、ずっと夢でした……こうしておふたりと濃厚百合えっちをすることが……♡」

　二人「やめてぇっ！」

　はぁはぁと息を乱しながら、絶頂に向かわされるふたり。おしっこを我慢してるだけに、恥ずかしさはより増してくる。

　大西「未咲さんの服に、後ろからおしっこかけてあげますね……♡」

　未咲「やぁっ、汚れちゃいますぅ……」

　捕まえてしまえばこっちのものと言わんばかりにわたしのおしりに内ももに挟んで失禁。気持ちよさそうな声と音が聞こえる。

　大西「玲香さんはもうすぐですか？　おしっこ漏れちゃいそうなのが指から伝わってくるようですが……」

　玲香「わかってるなら言わないで頂戴っ」

　おっぱいをまさぐられながら、しかし懸命に耐えてそれでもこらえきれずに少し出してしまう。

　大西「未咲さんは言わなくてもそのうちやってしまいそうなので、ここからペースあげていきましょうか……」

　未咲「だめぇっ、でちゃうぅぅ……」

　下手なこどもよりもこどもっぽい声で未咲が泣く。そして……。

　大西「あらー、やっちゃいましたね～……わたしの前に現れたときから未咲さんはこうなる運命だったんでしょうね……」

　未咲「何言ってるの……先生なんてきらい……」

　あんなに人を嫌わない未咲が、もしかするとはじめて人に言ったことばかもしれない。

　大西「さて、玲香さんはというと……おや〜、こちらも限界だったみたいですね〜……」

　そう、わたしも耐えきれずやってしまった。年の功とでもいうべきか、このへん先生を上回ることはどうしてもできそうにない。

　大西「はぁ、満足しました……このことは今回限りの秘密に……」

　二人「できるかっ！」

　話のわかる大人に相談を持ちかけ、双方納得する形でなんとかおさまることにはなった。

　大西「おふたりともこのたびはたいへん失礼いたしました……」

　未咲「もう先生、こういうことは合意の上でするものなのに、いきなり街中でおっぱじめるなんて」

　玲香「合意があったらするつもりだったってことよね、それ……」

　未咲「うんっ、だって先生すきだったもん☆」

　玲香「単純よね、ほんとあんたって……」

　未咲「玲香ちゃんもこれくらいの感じでいったらいいのに……」

　玲香「いやよ、仮にも教師-生徒の関係性だったわけだし」

　未咲「でもどきどきしない？　そういう禁断の領域って」

　玲香「やめなさい未咲！　ほら、先生も赤っ恥かいてるじゃない」

　大西「もうやめてください……わたしが興奮したのがすべての過ちの原因だったんですから……」

　先生が泣き止むまで帰ることがなんとなく許されない雰囲気だったので、落ち着いてから解散した。