第18話 真琴と純夏のおもらしプレイ
ここで、真琴と純夏のそれぞれの性欲解消法について書いておこう。
ふたりとも例に漏れずおもらしすることが好きで、帰ってくるなり風呂場に直行なんてざらにある。
きょうもそんな日だった。
真琴「あぁ漏れるっ、早く風呂場にいかねば一生の恥っ……」
もっとも、この世界においておしっこを漏らす、なんてことは決してめずらしくはなく、たんなる口癖のようなものと思っておいたほうがいい。
真琴「おいっ、いまちょっと出たぞ!」
なんて言ってる暇があったら、すぐ向かったほうがいいことはわかっているんだけど……。
真琴「なぜ意識した瞬間に立ち止まってしまうのだ、わたしという生き物は……」
言い回しがいちいちまわりくどいなんて、自分がいちばんよく知っている。
真琴「とにかく早く向かわないと、だな……」
言ってるそばから気持ちいい排泄行為を、自分の意を介さずに行ってしまっている。
真琴「あえて不健康と知りながら、玄関から遠い風呂場ですることにえもいわれない快感を見いだしてしまったのだよ、わたしは……!」
もう戻れないと言わんばかりに、トイレの扉をスルーして漏れそうになりながら風呂場に向かう。すでにちびってはいるが。
真琴「あぁぁぁっ」
ぎりぎりのところで、なんとか入ることができた。
真琴「気持ちいい……まるで甘露を味わっているかのようだ……」
自分で言ってて一般的な例えとしてはあまり適さないな、なんてことを考えつつすべて出しきった。
そもそも例えになっているかどうかすら怪しい。
真琴「終わってしまうと、こんなにも虚しくなるものなのか……」
濡れた部分を触りながら、そんなことをつぶやく。
真琴「それにしても両角というやつ、なんでああにも玲香のことを好いているのだ……?」
頭に疑問符が浮かぶ。
真琴「わたしにはわからんっ」
そうしゃべる勢いのまま服のままシャワーを浴びてしまい、あわてて止めた。
♢
両角「はぁ、はぁ、玲香さん……」
きょうも妄想が止まらない。おなかのなかにはすでに3Lもの水がちゃぷんとおさまっている。
両角「きょうもお綺麗です……あともう少しで出しますから待っててくださいね……」
玲香さんがうつる写真を入れた写真立てを自分の下にもぐらせ、そのときを待つ。
両角「もうすぐ出る、おしっこ出る……でももうちょっと我慢したい……はぁ、はぁ……玲香さんはどう思いますか……?」
答えるはずもないけど、つい問いかけてしまうのはわたしの悪い癖なのです……。
両角「トイレいきたい……でもそうしちゃうと玲香さんにかけられない……つらい、つらいです……」
我慢じたいはそんなに好きではなく、玲香さんのためならと思うことでようやく耐えられる。
両角「おしっこしたい……トイレでさせてくださいっ……」
だけど目の前の玲香さんのことを思うと動けない……つらくもうれしい時間が過ぎていく。
両角「下着汚したくない……また洗わないといけないし……」
そのへんのことまで考えながら、あえておもらしという選択をする。洗濯しないといけないことはさておき。
両角「おもらし、したくない……玲香さん、一体わたしどうしたらいいんですか……?」
何も答えずクールに佇んでいるだけ。それを見るだけでわたしの気持ちは勝手に昂って、尿意も自然にふくらむ。
両角「おしっこしたい……でもおもらしはだめ……はぁぁっ、とっても困りますぅ……」
その気持ちだけで十分だったみたいで、次の瞬間にはおしっこが玲香さんの身体に注がれていた。
両角「はぁぁ気持ちいい……玲香さんもそうだといいですけど……」
眼鏡が曇っていき、口はだらしなく開いてしまう。こんなところ、実際の玲香さんには見せられません……。
両角「もっと出しますっ……ふぅんっ」
その宣言どおり、さっきとは比べものにならない量が再び今度は玲香さんの顔の方まで流れていきました……。
両角「ごめんなさいごめんなさい……いつもお綺麗な玲香さんに向かってわたし……はしたない子で申し訳ないです……」
口ではそう言いながら、悦んでしまっている自分に気づく。とんだ大罪だと自分に言い聞かせる。
両角「こんなことあっていいはずないのに……」
このことばを裏切るがごとく、次にわたしは玲香さんに連絡していた。
両角「えっと……『あしたの夜9時、わたしのうちに来れませんか?』」
ちょっと強引な方法を、思いついてしまった。
♢
玲香「来たわよ」
インターホンを鳴らしても何も反応はなく、不審に思い勝手ながら扉を開けるとなぜか真っ暗。
玲香「誰もいないのかしら」
だとするとあの連絡はいったい……廊下を歩いていると、後ろから忍び寄る影が……。
玲香「ちょっ」
背後から何者かに口を塞がれた。
両角「玲香さんっ、これ飲んでくださいっ」
玲香「ちょっとあんた! わたし実は我慢してて……むぐっ?!」
じっくり効くタイプの睡眠薬と利尿剤を混ぜた、わたしが調合した薬たちを飲ませ、床に座らせた。
じっくり効く、とはいってもやはりそれなりに強力なので、飲んだ瞬間から効果は抜群でした。
玲香「トイレ……いかせなさいよ……」
両角「だめですっ、おとなしくわたしに可愛がられていてくださいっ」
うるさい口をふさいで、玲香さんの大事な部分に触れさせていただきました。
玲香「わたし……ほんとに我慢できな……」
両角「(これは……そろそろ効いてきた頃合でしょうか?)」
両方の薬が効きはじめるまでに延べ1時間半。わたしはそこまできっちり待ちました。その間キスなどして盛り上げ続けましたが、流石に疲れが……。
両角「でも、ここで折れたらせっかくの玲香さんの貴重なおもらしの瞬間が見れない……なんとかがんばって起きないといけませんっ!」
そう奮い立ち、こんな時間にカフェイン飲料2本キメちゃいました……。
両角「あぁっ、玲香さんが泣いてらっしゃる……せっかくおトイレに行きたそうだったのにわたしのわがままで眠らせてしまって申し訳ありませんっ」
言いつつ、もっとしたくなるようなことをして玲香さんを悲しませる危険性をいまわたしは孕ませてしまっているのでしょうか……。
両角「しかしわたしはどうしてもいま、この瞬間に玲香さんのおもらしが見たくてですねっ」
そう言いながら、自分もしたくなっているという最悪な状況。
両角「あぁ、なんとお詫びしたらいいか……それもこれも、玲香さんという魅力に惹かれたわたしがすべていけないと申しますのに……」
わたしの我慢がぐっすり寝ている玲香さんに伝わっていたらどうしましょう……。どう考えても不自然なこの体勢、目を開けられたら卒倒してしまいます……。
両角「あったかくなってきてます……そろそろ限界なのでしょうか……」
ずっとこすり続けているところに一筋の光が見えたような気がして、わたしは嬉しくなりました。
両角「心なしか笑ってる気さえします……玲香さん、ここまで本当によく頑張りました……」
誰でも耐えきれないような尿意に耐えてきた努力を労う。普通ここまでされたら、とっくに決壊してもおかしくはないはずですけど……。
両角「さぁ、ゴールはもうすぐです……どうか遠慮なさらず、思う存分おしっこしちゃってください……」
そのことばが届いたかそうでないか、玲香さんの源泉から幻の黄色いお湯が噴き出します。
両角「はぁぅんっ、あったかいぃぃっ……こんなおしっこを手で受け止めてしまっていたら、わたしまでしたくなってきちゃいます〜〜〜〜!!」
付着した玲香さんのおしっこをわたしの下着に染み込ませたとたん、わたしはとうとう我慢することができなくなりました。
両角「あぁっ、玲香さんのおしっこついちゃった……もっとつけたい……でも……はぁぁぁんっ、おしっこもれるっ、もれちゃいますっ……んっ、んん〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
ひときわ高い声で鳴き、もう玲香さんに気づかれてもいいと思いながらおしっこをしました。
両角「聞いて、ください……じゃないとわたし、どうにかなっちゃいそうで……」
けっきょく玲香さんが目を覚ますことはなく、わたしひとりだけ嬌声をあげて終わりました。
玲香「おしっこ、やっとトイレでできた……」
寝言でしょうか、嬉しそうに玲香さんがおなかを撫でています。
両角「ちゃんとできましたねっ」
やさしい嘘だと思います。だってこのときだけは本当にここがトイレだったんですから。
両角「バレないように片付けないといけません……はぁ、大変ですけどやらないと……」
もったいないので残ってたぶんは玲香さんの上に乗っかり、服に着たまま染み込ませ洗濯かごに。
両角「軽く洗ってから洗濯機の中に入れましょう、っと」
玲香さんはわたしのパジャマに着替えさせ、ベッドに寝かせます。
両角「今夜は雑魚寝ですね……」
それ覚悟でやっていたので、なんともありませんが。
両角「ほんとに疲れました……玲香さん、なかなか漏らさないし大変でした……さすがでふ……」
あくびが出てしまい、これはいけないと頬をぱちん。そのときです。あれほど気をつけていたのに、玲香さんが目を覚ましてしまいました……。
玲香「あれ……わたし何やって……」
両角「お目覚めですか? 何って、ずっと寝てましたよ?」
やるだけのことはやったので、おそらくバレずに済むとは思いますが……。
玲香「なーんか妙にすっきりした感じがするのよね……ねぇあなた、わたしに何飲ませたわけ?」
両角「え〜っと……なんのことでしょう……」
玲香「とぼけても無駄よ。まぁ何事にもなっていないようだし、あまり気にしてないけど」
実は利尿剤飲ませてました、なんて言えない。心の中でごめんなさいしておきます……。あと、夢の内容ははっきりとは覚えてないみたいですね……。
よし、バレてない……そのことがわたしを油断させました。
両角「はぁ……玲香さんのおもらし、すごかったなぁ……」
玲香「ちょっと、いまのことば、もう一回言ってくれないかしら?」
しまった、言ってしまった……そう思ったときにはすでに遅く、玲香さんのおでこあたりにとんでもないほどの青筋が……(個人の感想)。
両角「えっと……いまのことばはきれいさっぱり忘れていただいても……」
玲香「ごめんなさい、もう脳裏に染みついてとれないわ……それこそおもらしのように」
両角「わぁぁぁぁぁ! ごめんなさーい!」
トラウマになりそうな出来事に、もうこんなことはきっとしませんと堅く心に誓ったわたしだった。
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