第4話
ちゅちゅちゅと鳥の鳴き声が聞こえてきた。
天音「もう朝か」
昨日は筋トレをし過ぎて腕が痛い。でも今日は妹に教えて貰った頼りがいのある男を見せる時だ。疲れた体を起こして、俺は学校に行く準備をしだした。
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生徒「おはようございます」
先生「おはよう」
校門まで行くと、周りの生徒達が先生に挨拶している。このやり取りを聞いた俺は余裕を持って教室へ向かった。
親友「おはよう天音」
教室へ行くと親友が爽やかに挨拶をしてきた
何でこいつはいつも爽やか何だろうな?
天音「おはよう、今日も彼女と来たのか?」
親友「渚が朝から超可愛くてさ」
天音「良かったな」
親友「何か冷たくね?」
天音「あぁ、ごめん。考え事してて」
親友「瀬波さんの事か?」
天音「そうだか?」
親友「天音やっぱり怒ってる?」
天音「怒ってねーよ」
親友「なら良かった」
俺そんな言葉悪いかな?今日の昼休みに瀬波さんに話しかけに行こう!
キーンコーンカーンコーン
親友「チャイム鳴ったし戻るよ」
天音「分かった、またな」
そう言って親友は自分のクラスへと戻っていった。俺は昼休みになるまでずっと瀬波の事を考えていた。
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昼休み
さてと問題の昼休みだが、瀬波さんはいるかな?
お、居た。でも渚がいる。どうせなら親友も誘って(巻き添えだよ)やろう。
天音「瀬波さん、今暇?一緒にご飯食べない?」
そう声をかけると愛佳は驚いて、
愛佳「う、うん。いいよ」
愛佳「でも先生に頼まれた資料を運ばなきゃ、」
天音は閃いた、実践するチャンスだと!!
天音「俺で良かったら手伝うよ」
愛佳「え?でも悪いよ」
天音「一緒にやった方が早いしね」
愛佳「で、でも·····」
天音は資料を持って、
天音「早く運んでご飯食べよ、皆で!」
愛佳は困った表情をしていた。
渚が助け船を出すかのように、
渚「愛ちゃん、天音を頼ればいいよ、
馬車馬のように使えばいいよ」
天音「馬車馬は余計だ!」
愛佳「分かった。天音君も手伝ってくれて
ありがとう!」
天音は当初の目的を忘れて、
笑顔だ、可愛いと呑気な事を考えていた。
すぐ妄想から戻って来てた。
天音「よし、行こう」
天音と愛佳は急いで資料を運んだ。
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親友「お〜い、遅いぞー!」
渚 「晴人の言う通りだぞー!」
そう言われると、天音と愛佳は、走って来て
天音「ごめん、ごめん」
とまるで悪いと思っていない天音と
愛佳「本当にごめんね渚」
一生懸命謝る愛佳、
何故こんなにも対応が違うのだろう?と
親友と渚は思った。
愛佳が恐る恐る聞いてきた。
愛佳「その男の人は誰?」
渚が思い出したように、
渚「愛ちゃん、この人は私の彼氏の晴人だよ」
親友「どうも初めまして!
渚の彼氏の晴人です」
愛佳は驚いた表情をしていた。
愛佳「この人が渚の言っていた彼氏?」
渚「うん!そうだよ」
親友「そろそろご飯食べようぜ!
お腹がめっちゃ空いてんだよー」
天音「そうだな」
愛佳「いただきます」
渚 「いただきます 」
4人は元々、気が会うのか、昼休みが終わる頃にはすっかり仲良くなっていたのだった。
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夜 瀬波家
愛佳と渚はメッセージを交わしていた。
愛佳『天音君って何か頼もしいよね』
渚 『多分、、愛佳だけにだと思うよ?』
愛佳 『どうして?』
渚 『いつかわかる時が来るよ』
愛佳「来ないよ〜」
渚 『愛ちゃんもう寝るねお休み〜』
愛佳 『ちょっと渚!?』
『ぷつん』
愛佳「もう、渚ったら急に切って」
でも何か今日の天音君、
カッコよかったな·····
愛佳「ふぁぁ」
愛佳「私も、もう寝よ」
天音の知らない所で結果は出ていたのだ。
一方その頃天音家は、
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夜 天音家 妹の部屋
天音「妹よ!意味がなかったんだか?」
妹 「 そ、そんな事は、ないんだけどな〜」
妹のアドバイスら正しかったのである。
天音家は今日も騒がしかった。
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作者の一人言
お気づきの人もいるかもしれないですが
親友の名前が、晴人で、
愛佳の友達が、渚でした。
次回も頑張って書きます。
まだフォローしてないひとは
してくれると嬉しいです、!
新しい短編っぽいやつ書いたのでそれも、
読んでみてくれたら嬉しいです!
ではまた次の機会で会いましょう!
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