第3話

夜 天音家


俺は今、筋トレをしている。何故かと言うと前回、瀬波愛佳を振り向かせたいため魅力的な男になろうと思ったのだ。だから今筋トレをしている。そして、今も絶賛バーベルを持ち上げようとしている。

だが少し待って欲しい(切実)。

天音「ふぅん!」

天音は勢いよく持ち上げ様とした。

だがそれは虚しくも、、

バーベルを支えきれそうにはなかった。

天音「ヤバイヤバイ!!誰か助けてー、いや待って俺しかいない、この家は、(泣)」

そして唐突にドアが開いた。

妹「お兄ちゃん、今大丈夫?」

天音「え、」

妹「え、」

天音「うわぁぁぁぁ」

「ガン!!!」と物凄い音がした。

天音「バーベル落としちゃった、、」

まだ綺麗な部屋に傷がついてしまった。

妹「何でバーベル何か持ってるの?」

天音「いやーちょっとね(笑)」

妹「教えてよー」

天音「言っても笑うなよ?」

妹「分かってるって!」

天音「本当に分かってるか?」

妹「だから絶対笑わないって!」

天音「分かったよ」

天音「クラスに好きな人がいるから頼もしくなりたい!」

妹「ふぅん」

妹「だからって何でバーベルなの?」

天音「え、外見から入ろうと思って?」

妹「んーとまずね頼もしくなろうとしようとするのはいいと思うよ」

天音「ふむ」

妹「でもそれは内面の、頼もしさに惚れると

言うことじゃないの?」

天音「そうなのか?でも親友から言われたんだけどな?」

妹「いやいや多分内面の方を言おうとしたらお兄ちゃん帰ってたバージョンでしょ、、」

天音「え!そうなのか、でもそういえば親友が言ってた気がする」

天音はいつもの悪い癖が出て険しい顔に

なっていた。妹はそれを見て、

妹「真面目にすればカッコイイのに」

天音「何か言ったか?」

妹「ううん、全然何も」

天音「そうか」

妹「私がお兄ちゃんを頼もしくして

見せましょう!」

天音「おぉ!流石俺の妹!」

妹「頼もしくなるためにはその人の下心を無くして、助けてあげるといいでしょう。」

天音「分かった!明日実践してみる!」

妹「じゃあ、私は部屋に戻るから」

天音「助かった!ありがと」

そして妹は少し顔を赤くして部屋を

出ていった。

天音「さて、もう寝るか!」

そうして、天音は眠りについた。

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次回、学校で実践!


作者、すいません突然で申し訳ないんですが

短編を書こうと思っているので更新は遅れると思います。

短編の方も出たら読んで見て下さい、(_ _*)



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