第2話

どうやら俺は昔の事を思い出していたらしい。昼休みになって弁当を食べていた時だった。

「ピコン」

スマホにメッセが誰だ?


親友「部活ねぇから帰りにゲーセン行かね?」

うーん? 放課後は帰ってゲームしたいんだか?

折角誘ってくれたからな、、


天音の心の声「天使」

『折角誘ってくれたんだから行くべきだろ』

天音の心の声「悪魔」

『今日は4周年イベだろスタートダッシュ遅れるぞ』

天使『この思い出は一回しかないかもしれないんだよ』

悪魔『でも4周年のイベントのためにあれだけ準備してたんだぜ』

天使『でもそれは良くないよ』

悪魔『知らねぇよとっとと消えろ』

そうしてこの戦いは長く続き天使が勝った。

仕方がないOKと言っておこう。

天音『分かったよ、放課後だね』

親友『さっすが天音だな分かってるね』

天音『だけど帰りにラーメン屋行ってもいい?』

親友『寧ろ俺も行きたかったんだよな』

天音『じゃあOKってことで』

親友『天音ありがとよ』

天音『別にいいって』

そうして俺はスマホを片付け5限目の準備をした。


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終礼が終わったあと親友がもの凄い速さで教室へやって来た。

親友「天音いるかー?」

天音「今行くよ」


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一方天音の知らない所で、、、、

愛佳は友達と喋っていた。

友達「愛ちゃん一回だけでいいからラーメン屋着いてきてくれない?」

愛佳「私ダイエット中何だけど、、」

友達「着いて来るだけでいいからさ」

友達「お願い!」

愛佳「分かったよ、着いて行くだけだからね」

友達「ありがとう」

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放課後、、「ゲーセン」


親友「よっしゃ太鼓の罰人、人殺しモードクリアだぜ!」

天音「良かったね、そろそろラーメン屋行かないか?」

親友「そうだったなどうりでお腹空いてるわけだわ(笑)」

天音「オススメの所があるんだ行こう」

親友「早く案内してくれよ、ペコペコだぜ」


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ラーメン屋

店員「いらっしゃいませー」

天音「テーブルに行こうぜ」

親友「お、ぉそうだな早くラーメン食いてぇ」

天音「おっちゃん、ラーメン二つ頼む」

おっちゃん「分かったぜ!」

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時間短縮

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おっちゃん「お待ちどう!」

天音「ありがとう、おっちゃん」

おっちゃん「いいって事よ!」

天音「ラーメン食べようぜ」

親友「ラァーメン」

親友「うおぉぉーー」

ガツガツ、むしゃり、ごくごくごくん

親友「生き返るー」

天音「食べるの速すぎだろ」

親友「死ぬかと思ったぜ」

親友「それは置いといてそれで相談

したいんだろ」

天音「何で分かったんだ?」

親友「天音毎回飯屋行く時に相談するだろ」

天音「分かりすぎだろ」

親友「それよりも話って何だ?」

天音「俺のクラスに瀬波愛佳って居るだろ?」

親友「居るな」

天音「俺そいつの事好きになったんだ!」

親友「悪いことは言わねぇ、止めとけ」

天音「理由を聞けよ!」

親友「瀬波愛佳って言えば学校一の人気物だろ、天音じゃ無理だ」

天音「そうだけどさ、、」

天音の心の声『お前の気持ちはそんなんだったのか?』

いや違うね俺の気持ちはエベレストより高くマリアナ海溝より深い、そして真っ赤に燃える太陽のように熱いんだ!

天音「俺はそれでも瀬波愛佳を好きにさせて見せる!」

『ギィィ』

親友がため息を吐いて椅子を引いた。

親友「天音がそこまで言うなら親友として手伝ってやるよ」

天音「ありがとう親友!」

親友「何が聞きたいんだ?」

天音「女の人って何に惚れるんだ?」

親友「頼もしい人じゃないか?」

天音「分かった親友、俺頼もしくなるよ」

親友「天音、ちゃんと分かってるのか?」

天音「分かってるって」

そう言って天音はお金を出してラーメン屋を出て、家へ凄い勢いで帰って行った。

親友「おい!天音待てって!」

親友の声がラーメン屋の中へと溶け込んだ。

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次回 愛佳と友だちがラーメン屋にいた時の話を書こうと思います。


愛佳の話が聞きたい人

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