21.06.01
忙しい毎日が終わった。
立ちっぱなし、動きっぱなしで足が痛い。
帰り道、湿布を貼っていない腰が痛んでひょこひょこと変な歩き方をした。周りから見ればきっと、私の姿は酷く滑稽だっただろう。
今日は駅3つほどを跨いでいつもと違うところでの勤務だった。いわゆる応援というやつだ。
激務で、残業しつつぼんやりとご飯のことについて考えていた。
今日居た店の付近にもスーパーがあった。
こちらの店が閉店した一時間後にそのスーパーも閉店する。
なので、その店で買い物ができる猶予は短い。
前日まではそのスーパーで買い物して帰って〜スパイスからカレーを作るから〜…と作らぬカレーの算用をしていた。
しかし、今日は酷く忙しかった。
一時間残業かまして、買い物ができなかった。
なので、帰る時の電車は途中下車して24時間空いているスーパーに行った。
フラフラの足で、腰を気遣いながら歩いていた。
きっとラクーンシティの中だったらヘッドショットキメられてただろう。
目的のものを買って、電車に乗って、降りて、喫煙所でタバコを吸って、帰宅。
帰れたのは日付を跨ぐ頃だった。
ずっと動かしていた体は汗でベトベトで気持ち悪いので、生物を冷蔵庫に入れると野菜やらは放ったらかしで直ぐにお風呂に入った。
体重、落とせたかなあとシャンプー中考える。
お風呂から上がって、椅子に座って、一息つく。
タバコを吸って、ぼーっとしていると急にカレーを作りたいと思った。
確かに疲れているはずなのに、どうしても今作りたくて仕方がない。
重い体を動かして玉ねぎを刻み、炒め、スパイスを振り、煮込み…
どんどんカレーの匂いになっていくのが楽しくて、その時は確かに足の痛みを忘れていた。
楽しいことがあると、自分の身に起きていたことを忘れられるんだなあと思った。
この日記を書いている今は色んなことを思い出して、疲れが身体中にまとわりついていて凄く眠たい。
もうそろそろ、寝る。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます