第17話「戦術その2 基本戦闘」
では、簡単な具体例をいくつか
ソードワールドはヘクス等を使わないシステムであるにもかかわらず
結構タクティカルな感じ(完全版でのとある作家談)なので
様々な戦術が存在します。
PTの状態や敵の数種別、勝利条件等により本当に沢山あるので
私が良く使うものをメインに書いていくでありますので
「こういった特殊な時もあるんだな」くらいに見るのが良いと思われます。
戦闘方法が3種類あるのでまずはそれごとに。
☆基本戦闘(2.0時代は簡易戦闘)
SW2.0/2.5戦闘ルールの最大の問題である「乱戦ルール」を根本から解決する
素晴らしい戦闘方法。
(エリア数を増やしてちょっとルールを変えたものをうちでは使用しています)
普通に7LVくらいまではこの戦闘方法でさほど支障はないので
まずはこれに慣れると良いと思います。
特徴としては
・距離が最大20m
(距離の長い魔法や拡大距離の恩威が減る)
・逃亡不可
(敵を取り逃がさないがこっちも逃げられない)
・テレポートとか影走りに対応していない
(上級戦闘ルールの説明によると、基本戦闘は乱戦エリアが一か所なので)
・エリアの境界線にウォール系の呪文が張れる
(エリア外を移動できないのでとても強力になる)
・前線エリアに一人でもいれば突破不可
(範囲攻撃がとても有効に使用できる)
ここらへんを踏まえてまずはPT作り。
まずは優秀な前衛か使い捨て前衛を入れて
突破されにくいので攻撃に特化した後衛を複数いれるといいでしょう。
また、範囲攻撃も対処されにくいので制御型や薙ぎ払い型も機能しやすいです。
・ワントップ型
防護点/HP/回避の高いPCを一人だけ出す。
ゴーレムや妖精を前線に送り続けてもよい
相手が19人いても一人で支えられるルールなので非常に効率が良い。
薙ぎ払いやテイルスイープのような範囲攻撃にも強い。
敵がやってくるとかなり厳しい。
・ウォール型
アイスウォールなどで壁を作り敵を起点指定の魔法で叩く
壁を回り込むことが出来ないルールの為、異常に強力。
壁は耐久力を治せないが、補助動作で消してまたかければいい。
敵がやってくる場合はストラスフォード等で対抗したい
・貫通攻撃型
ライトニングや竜牙の矢等で前線エリアと敵後方エリアの両方を攻撃する
上級戦闘よりは効率が落ちることが多いですが、それでも強力ですね。
敵はなんなら前衛ごと焼いてくるので気を付けたい。
・通常型
普通のタイプ
熟練戦闘と違い回り込まれて後衛を叩かれることはない為
後衛が物理ダメージに弱くてもある程度何とかなる。
(投擲などには気を付けたい)
薙ぎ払いやテイルスイープ等も有効に活用できるので
そこら辺を利用してもよい。
(敵が単部位ワントップ型とかだと腐りやすいので別案も欲しいが)
PTを作りながら一般的な方針を話し合っておくのも良いでしょう。
「敵の数や強さに応じた戦闘準備の基本方針」
「先制を取った時の初期配置」
「補助的な魔法/賦術等の使用順番」
「先制を取られた時の対処法」
「回復の優先順序」 等々
勿論ゲーム中に話し合うのも面白いものですのでそちらを優先してもよいですが。
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