第94話 人物紹介4

 バアル・セラ・ゼブルス


 前世で研究者をやっていた男が、親友に殺されてしまったのがすべての始まりだった。本来なら輪廻の輪に入るのだが冷遇されてきた人生から、魂が変質しほかの世界に転生することになった。その際に超常の存在に遭遇し、対価を払いユニークスキルを得た。そして今度の生では誰も信頼しない人生を歩もうとしている。


 転生した先の外見は金髪に空色の目をして鋭い目つきをしている。


 また十歳児の魔道具事件で貴族たちからは“破滅公”と呼ばれるようになった。


(※すべてのステータスは4章終了時点のものになります)

 ――――――――――

 Name:バアル・セラ・ゼブルス

 Race:ヒューマン

 Lv:42

 状態:普通

 HP:749/749

 MP:1531/1331+200(装備分)


 STR:93

 VIT:81

 DEX:109

 AGI:134

 INT:152


《スキル》

【斧槍術:45】【水魔法:3】【風魔法:2】【雷魔法:25】【時空魔法:11】【身体強化Ⅱ:14】【謀略:29】【思考加速:21】【魔道具製作:27】【薬学:2】【医術:7】【水泳:2】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

【轟雷ノ天龍】

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 風薙カゼナギ リン


 この大陸から少し離れた場所にあるヒノクニという場所から武者修行でグロウス王国にやってきた少女。とある村で宿を探している最中に物取りにあってしまい騒ぎになるのだが、そこでバアル・セラ・ゼブルスに出会い、雇われることになる。


 ――――――――――

 Name:風薙 凛

 Race:ヒューマン

 Lv:39

 状態:普通

 HP:668/668

 MP:783/783


 STR:68

 VIT:51

 DEX:77

 AGI:83

 INT:55


《スキル》

【抜刀術:66】【槍術:17】【風魔法:26】【身体強化Ⅳ:23】【悪路走破:18】【威圧:15】【縮地:4】【算術:4】【気配感知:1】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

【暴嵐ノ風妃】

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 セレナ・エレスティナ


 ブロンドの髪を腰まで下げた少女。グロウス学園の特待生、平民ながらも貴族に劣らない知能を持っている。たまに意味不明な言葉を発現する。そしてその正体はバアル同様の転生者である。



 ――――――――――

 Name:セレナ・エレスティナ

 Race:ヒューマン

 Lv:25

 状態:普通

 HP:436/436

 MP:350/350


 STR:19

 VIT:13

 DEX:27

 AGI:15

 INT:52


《スキル》

【剣術:11】【火魔法:7】【水魔法:7】【風魔法:8】【土魔法:11】【雷魔法:4】【光魔法:6】【闇魔法:6】【料理:7】【家事:8】【算術:21】【化粧:10】【礼儀作法:14】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

【多重ノ考者】

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 ウル


 真っ白い毛を持っている狼。本来は【黒狼】という種族なのだが、アルビノなので生まれながらに白い毛を持っている。それゆえに群れに入ることができなく幼くして彷徨っていた。そんな時に千年魔樹エンシェントトレントに拾われて育てられた。今はリンの契約獣をなっている。ちなみに最近の悩みはアルベールとシルヴァに遭遇すると毛を引っ張られること。


 ――――――――――

 Name:ウル

 Race:白亜狼

 Lv:77

 状態:普通

 HP:2154/2154

 MP:2945/2945


 STR:71

 VIT:62

 DEX:84

 AGI:94

 INT:76


《スキル》

【狼牙:18】【狼爪:16】【防毛:15】【身体強化:22】【魔力察知:11】【臭気探知:21】【獣の勘:13】【夜目:19】【念話:14】【光闇耐性:――】【樹霊の加護】

《種族スキル》

【群れで個となる】

《ユニークスキル》

【孤独ノ月狼】

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 エリーゼ・セラ・ゼブルス


 主人公の母親、外見は長い髪に金髪碧眼のおっとりした女性。一見天然で騙しやすそうに思うが、観察が鋭く物事の本質をすぐにとらえることができる才女。16でバアルを生んだのだがこの世界では早すぎるということは無い。出産の際に少し体調を崩している。



 リチャード・セラ・ゼブルス


 主人公の父親、外見は金色の髪に空色の目、身長は180あるかないかで、腹は少し出ている。外見からして優しそうおじさんのような感じだ。基本めんどくさがりで仕事をさぼりがちなのだが息子に監視させられて仕事をやらされている。それと王国では一位二位を争うぐらいの愛妻家として有名で現ゼブルス公爵家当主。





 ラインハルト・ガルリオ


 ゼブルス家に仕えている騎士の一人、若手ながらも腕の立つ双剣使いで注目を集めている。ダンジョンで手に入れた魔剣ガルウスとのやり取りがようやく慣れてきた。ガルウスの指導で剣を学んでいる。最近では武術のみで言えばリンすらも凌ぐ。グロウス騎士団の中では最上位の実力者となっていた。



 ――――――――――

 Name:ラインハルト・ガルリオ

 Race:ヒューマン

 Lv:41

 状態:普通

 HP:429/429

 MP:258/258


 STR:41

 VIT:42

 DEX:29

 AGI:35

 INT:30


《スキル》

【聖剣術:31】【双剣術:14】【豪剣術:7】【瞬剣術:10】【槍術:5】【格闘術:28】【光魔法:4】【闇魔法:14】【身体強化Ⅱ:13】【威圧:15】【思考加速:9】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

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【エルフ救出関連】


 アーク・ファラクス


 青色の髪に青色の目をした少年。グロウス学園の平民特待生だ、優しく真面目で悪事などは見逃せない性格でまさに主人公のような存在だ。そしてユニークスキル持ちである。最近ではユニークスキルの使い方を理解してきており、より強くなっている。父親と母親は有名な冒険者で幼いことから身を守る術を教え込まれている(超スパルタ)。


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 Name:アーク・ファラクス

 Race:ヒューマン

 Lv:24

 状態:普通

 HP:215/215

 MP:214/214


 STR:21

 VIT:17

 DEX:15

 AGI:21

 INT:24


《スキル》

【剣術:34】【盾術:34】【身体強化:10】【算術:5】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

【天上ノ光器】

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 オルド・バーフール


 深緑の髪をした少年、貴族相手に敬語を使うことをせず騒動に発展することが度々ある。アークとは平民の寄宿舎で同室だ。五人の中ではおちゃらけた性格をしており、ムードメーカーでもある。欲望に忠実であまり嘘が得意でない性格。父親は道場の師範でアーク同様、小さい頃から道場で稽古をしていた。



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 Name:オルド・バーフール

 Race:ヒューマン

 Lv:21

 状態:普通

 HP:344/344

 MP:172/172


 STR:28

 VIT:16

 DEX:28

 AGI:24

 INT:11


《スキル》

【重拳術:7】【刈蹴術:15】【身体強化:13】【軽身:7】【闘気:5】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

【速習ノ天稟】

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 ソフィア・テラナラス


 長いブロンドの髪をした少女。神聖魔法の使い手で、性格も常に他人を気遣うとてもやさしい少女。神聖魔法は中級まで覚えており、支援に関してはかなりの腕前を持つ。神光教に属しており、現在は見習いシスターの地位にいる。欠点として他人に感情移入しすぎるところがあると同じ教会にいる修道女から指摘を受けている。


 ――――――――――

 Name:ソフィア・XXXXXXX

 Race:ヒューマン

 Lv:17

 状態:普通

 HP:149/149

 MP:562/562


 STR:14

 VIT:12

 DEX:24

 AGI:20

 INT:35


《スキル》

【神聖魔法:15】【身体強化:8】【思考加速:7】【算術:11】【家事:4】【料理:7】【礼儀作法:54】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

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 カリナ・イシュタリナ


 緋色の髪をした少女。剣の腕を磨きいずれ騎士になろうと努力している。とても珍しい精霊魔法の使い手、水の精霊『泉の奔流ルカルーサ』と契約をしている。最近ではほんの少しだけど精霊と意思疎通できるようになって喜んでいる。


 ――――――――――

 Name:カリナ・イシュタリナ

 Race:ヒューマン

 Lv:27

 状態:普通

 HP:245/245

 MP:439/439


 STR:17

 VIT:16

 DEX:28

 AGI:25

 INT:31


《スキル》

【剣術:27】【精霊魔法・水:19】【身体強化:21】【魔力操作:19】【礼儀作法:18】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

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 リズ・アーラニル


 オレンジ色の髪をしている少女。面白いことに目がなくすぐに目移りしてしまう性格。言葉使いとは裏腹に意外と几帳面。猟師の家に生まれたため弓と罠の腕前はとてもいい。凄腕の猟師である叔父に弓を習いかなり上達している。ほかにも気配を読む術や足音を消す方法を学んでる。


 ――――――――――

 Name:リズ・アラニール

 Race:ヒューマン

 Lv:22

 状態:普通

 HP:171/171

 MP:152/152


 STR:14

 VIT:15

 DEX:39

 AGI:26

 INT:18


《スキル》

【短剣術:11】【速弓術:17】【身体強化:10】【気配感知:15】【暗視:5】【忍び足:8】

《種族スキル》

《ユニークスキル》

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 カジュル・ルーア・イミリティア


『藍葉』という部署に所属している樹守。アークたちには弟の救出の際に恩があり、今回の件でさらに恩ができてしまった。樹守の中では新参者で実力は樹守内では高いとは言えない。精霊は地の胎児ゴーレムと契約している。弟の件で人族はあまり信用していなかったが、アークたちみたいな人族がいると知って少しだけ緩和した。


 ――――――――――

 Name:カジュル・ルーア・イミリティア

 Race:エルフ

 Lv:36

 状態:普通

 HP:314/314

 MP:12054/12054


 STR:17

 VIT:13

 DEX:68

 AGI:57

 INT:49


《スキル》

【剣術:18】【魔弓術:54】【精霊魔法・土:84】【火魔法:38】【水魔法:54】【風魔法:48】【土魔法:76】【光魔法:39】【身体強化Ⅱ:29】【思考加速:21】【魔力操作:59】【木工:22】【礼儀作法:16】

《種族スキル》

【魔力見識】【自然の語り手】

《ユニークスキル》

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 ローグ


 ウアルシアの冒険ギルドで小銭を稼ぐ少年。年齢は14でアークたちより二つ上の子供。孤児院の出で自身で使う分以外の金銭は弟たちのために孤児院に寄付している。とあるクエストでさぼったときに攫われてきたエルフの少女ルリィと出会った。



 グラス


 近衛騎士団団長兼影の騎士団団長でもある。それゆえに多忙なのだが最近は様々なことが縦続きに起こり、最近では部下にすら体調を心配されるようになってきた。大部分の元凶であるバアル・セラ・ゼブルスを憎みたいのだが国益に貢献しているのでできないでいるのもストレスの原因だった。



 ルナ・セラ・ヨルセク


 影の騎士団に所属する一員、薄く焼けた肌に藍色の髪をした女性。腕前は結構なのだが、仕事以外での生活ではポンコツぶりを発揮してしまう。最近では組織内でもバアルの使いっパシリと認識されてきておりバアルが厄介な件を持ってくると専属みたいな立ち位置になってしまっている、なお本人は組織内の全員に代わってくれと頼み込んだが全員から拒否されたもよう。



 デッド・セラ・ファジャル


 影の騎士団の一員。以前ゼブルス領でキラに捕まったことがあるうちの一人。基本は王都よりも北の情報を統括している一員。いつも深めのフードを被っており素顔を見たことがあるひとはかなり少ない。今回の件で実務が激増したことにより給金に不満を持つようになった。



 フィリップ・セラ・ウニーラ


 ウニーア子爵領を治めている領主。北の貴族らしく交渉事が得意だ、ただ本人は金に目がなくオークションで得られる金額に目がくらみ今回のことに加担した。


 ガルバ・アーゼル


 アズバン領に本部にあるアーゼル商会の第二席。アーゼル商会第一席、つまりは会長の息子なのだが大人顔負けの知能と策謀でいくつもの大人を泣かせてきた。今回の件でノストニアとの交易を再開させたことにより、北の商会でも最上位を誇るほど名が売れた。


 ベルヒム


 情報屋で唯一働いている店員。この名前も本当かどうか周りの人間も知らない。ただデッドの命令には絶対に従う。


 エルダ・ホムアール


 アズリウスの教会にいる修道女シスター。教会に属しているのにも関わらずかなり現実的な思考を行う。


 ジェナ・マリヒューサ


 エルダの幼馴染、ギルドのAランク冒険者、表の世界だけではなく裏の世界にも顔が利く。戦闘は一見普通に見えるが実はものすごい高等技術ばかりを使用している。



 クレアス


『黒霧の館』のボス。アズリアスで一番有名な闇組織。組員は精鋭のみで構成されており、少数精鋭で有名だ。なかでもボスのクレアスは『賢老』と呼ばれ、周囲の組から恐れられている。バアルとの交渉で後ろ盾を得られなかったが魔道具を得たことによりさらに組織が広げられるようになった。





【ノストニア関連】


 リアナ・クラリス・ノストニア


 ノストニアで出会ったエルフの少女。ノストニアの王族で現在は樹守の見習いとして過ごしており、王族としての責務は全く果たしていない。今回の件で兄であるルクレ・アルム・ノストニアと協力し事態を解決させた。バアルとは信用できる関係を築いておりそれなりに気を許している。ちなみに負けたことは根に持っており、いつかリベンジしたいと考えている。


 ――――――――――

 Name:リアナ・クラリス・ノストニア

 Race:エルフ

 Lv:42

 状態:普通

 HP:368/368

 MP:2621/2621


 STR:34

 VIT:31

 DEX:86

 AGI:70

 INT:53


《スキル》

【柔拳術:52】【弓術:16】【火魔法:8】【水魔法:7】【風魔法:9】【土魔法:12】【雷魔法:4】【身体強化Ⅲ:16】【料理:1】【家事:3】【謀略:8】【礼儀作法:11】【舞踏:23】

《種族スキル》

【魔力見識】【自然の語り手】

《ユニークスキル》

【麗舞ノ拳姫】

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 ルクレ・アルム・ノストニア


 クラリスの兄でありノストニアの王太子。さらにはバアル同様、アルカナの『皇帝』契約者である。いつも笑顔を浮かべているが腹の中では様々なことを考えている。一番にエルフ族が衰弱していっているのに気づき何とかしようとしている人物、現在は人族に関しては3割ほど支持者がおり、それなりに支持を得ている。




 イウェル・ウライト・エルカフィア


 誘拐犯の計略にはまった哀れなエルフ。『赤葉』の部隊の樹守、階級は『苗木』なのだが実力でいえば『若木』とも互角に戦える。自責の念からアルムに頼み込み救出の手伝いをすることになった。なお薬漬けにされた元凶の人物エレナに恋をしていた。


 ――――――――――

 Name:イウェル・ウライト・エルカフィア

 Race:エルフ

 Lv:51

 状態:普通

 HP:423/423

 MP:17432/17432


 STR:37

 VIT:22

 DEX:64

 AGI:59

 INT:44


《スキル》

【魔剣術:38】【魔弓術:73】【短剣術:42】【柔拳術:32】【精霊魔法・火:89】【水魔法:32】【風魔法:45】【土魔法:53】【雷魔法:23】【身体強化Ⅲ:32】【瞑想:22】【自然回復:12】【魔力察知:73】【魔力操作:54】【思考加速:22】【算術:43】【礼儀作法:32】【薬物耐性:43】【毒物耐性:21】

《種族スキル》

【魔力見識】【自然の語り手】

《ユニークスキル》

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 アネット


 アークに助けを求めたエルフの少女。人攫いのミスにより脱出できた唯一のエルフ。本来ならアズリウスに運ばれるところを道中で脱出、その後長い道を歩いて王都に到着してアークに出会った。




 レシアル・フィア・アベスフト&イクル・ハウ・アベスフト


 アークがノストニアに入った際に襲われていところを助けられた姉弟のエルフ。近くにあるアベスフト村の一員。姉と弟で名前が少し違うのはエルフの名前の仕組みが特殊だからである。



 イクル・ルハオ・アベスフト


 フィアとハウの父親。子供たちを助けてくれたアークたちを見て新王派になった。



 ルリィ


 ウアルシアに捕らえられていたエルフの少女。牢に入っている間にローグに出会う。最初は警戒していたのだがローグが何とか逃がそうとしてくれようとしているのを見たことにより気を許していた。そしてローグのことは憎からず想っている。

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