第4話今

なんだ、これ妙な光がありやがる

でも、なんだか心地いいまで母さんのあのよく聞かせてくれる音色みたいだ…

そう言えば昔母さんがよく口にしてたな

[音楽は、ほんの少しだけど光を灯すの…]

彼女はベットから重い瞼を挙げ目覚めが悪いような顔で

「……そう言えばあいつもそんなこと言ってたような…」

まぁいいかと、彼女は朝の日課で5時に起きバイオリンの練習をする彼女の細い腕が弓でバイオリンの弦を鳴り響かせ、空気を震わせ、鳥の声がその音色に拍手をするように喜び鳴く

彼女は5時から2時近く演奏し顔を洗い、髪を整える

そして施設"森蜜園"は個人で運営している施設では成人するまで育てたり、里親を探したりする、ここは育児放棄、家庭内暴力、家出などの子供受けいれる施設で職員は計5人で構成された施設子供達は15人の施設

そしてみんな広間に集まり食卓を囲み朝食を取る


「あら、ハチまた、練習してたでしょ?いつも性が出るわねえ」

彼女はここの園長花野密子54歳

彼女は出された食事を黙々と食べながら首を縦に振り返事をする

そして施設の様々な子供がやってきて

蜂子の隣に11歳になる 学、同い年の真里、

「ねぇ、ハチねぇまた、昨日あの場所で練習してたの?」


と、ヒソヒソ小さい声で質問する

「そうそう、ハチおねぇちゃん 夜にお外出ちゃダメなんだよ」


蜂子はそのことにモグモグしながら


「いいんだよ、私は大人だからな」

後ろからもう1人くる

「そうだぜ、蜂子あんま、勝手に外出るなって言われただろ…」


彼は同い年の瀬美


「うせぇな、お前には関係ねぇだろ…」


「関係無いわけないだろ、最近物騒だし、それに…

お前が…何かあったらみんなも迷惑だし、こっちもいい迷惑なんだよ!…」


「しかし、昨日妙に帰れの遅かったんだけど何かあったのか?」

ジィ〜と黙りながら睨む

「お前…」


「なん…だよ」

と見られて照れる

「私に気であんの?」

なぁ///!!と顔を真っ赤にしながら

「んな!?んなわけねぇだろ!お、おもい上がんないよな!」


「ふぅん、冗談だよ、じゃぁお先」

彼女はカバンを持って口に朝のパンを咥えさっさと学校に行く


「おい!ハチ、待てよ!…ちぇ、なんだよ急に」


「またかい、あの子は、しょうがない子だねぇ」


園長が呆れた顔をしながら彼女の後ろ姿を懐かしむ


「あの頃が懐かしいよ、あのここに初めてきた時はもっと人を寄せなくていつも問題ばかり起こして

ばっかりだったけど今じゃちゃんと他の子と話すようになって本当によかったわぁ」

と昔の蜂子のこと懐かしむ


「そういやぁ、今日のあの子なんか少しいい顔になってるような気がするねぇ偶然見てたんだけどいつもより朝の練習時なんだか楽しそうに弾いているような気がして、なにかいい事でもあったのかねぇ」

と園長が

「……もしかして、昨日、妙に遅かったのも何か関係が…」


と瀬美はふっと考え一瞬思った矢先

「あ!俺もそろそろ時間だ!蜜子さんすいません!

じゃあ!行ってきます!おい、ハチー!!」


ここは県立天道高等学校創立六十年に建てられ

普通科の高等学校

「おはようございまーす。」

と学校の生徒達が挨拶を交わし1日が始まる

「よーし、おはよー!、おい!蝶野!まだ、染めいるのか!」

体育教師の須藤先生、蜂子が言う事を聞かないことを目の敵にし、いつも怒っている

だが蜂子はそんなことも無視しさっさと学校の中に行く

「よーし、お、蝶野おは〜」

蜂子は

そのまま教師の言葉を無視してそのまま教室行く

いつもの窓際の席に座り、窓の向こうを眺めながら

授業を聞きながら外を見る

「無視か、まぁいいよどさ〜、よし、じゃあ、授業始まるぞ〜」

担任の小金先生担当教科国語

身長170 眼鏡 40歳

ボォーとしていていつも何を考えているかわからん


そして彼女は授業中、意外にもしっかり授業を受け

ノートを取り時たま窓の空を眺める

昼になり屋上で昼を取る、そこに

「ねぇーはちちゃん〜」

横目にし

そこにいたのは

植野 華 趣味 噂話、写真、彼女は何故か彼女が気にいっていて

席が近くなのもありなんでも、話掛けるタイプらしい彼女は変わり者が好きで彼女の話が好きらしい

「なんだ、はなか…」


「何よ〜なんだとは何よなんだとは〜せっかくご飯一緒に食べようとしてたのに〜」


「頼んでもねぇだろ…はぁ〜わかった」


にいーとニコニコしながら隣に座り食事をとる

華が一方的に話し、蜂子は満更でもないような

表情で会話を聞く

「そう言えばハチちゃんなんかいい事あった?

なんか雰囲気が変わったような?」


「なんだそりゃ…最近いいこ…となんて……いや、ない!」


「?…そう…気のせいかな?」


「まぁいいか!そうそう最近さぁ!」


とまた、長い話が雨のように降り昼が終わり

授業をし放課後になる

「ハチちゃ〜ん、一緒に帰ろ〜」


「いや、用事あっから」


「また〜、よくやるねぇ〜まぁ私ハチちゃんの音好きだけどまた、変なのが来そうだから

私パス!」


「いや…誘ってねぇし」


そう言う冗談を交え放課後になり皆日が暮れる事に

皆去って行く

彼女はまた、河原の方に向かい自転車漕ぎながら周りを見わたし

風景を眼に刻む

そして目的の河原に近づいてくると

4人の男女が河原の近くに群れ誰かを待ち構えている様子だった

彼女は何事もないようにその横を通る

「おい!そこの!うちのダチをやったのはお前だろ!!」


「誰のことだかしらねぇけどそっちが勝手に

ケンカ売ってきたんだろ…」


「てめぇ…!!」


と1人の男が彼女の肩を掴み彼女はそれに反応し

男の胸ぐらを掴み投げる

女子とは思えない綺麗な投げである

「なぁ…!!」

彼ら少し圧倒されたが

それに続いて3人程の男女が襲いかかる

だが彼女は手慣れた手つきで彼らを撃退する

「おらぁ!」

「このアマ!!」

「うおらぁ!くそが!!」

と十数分のケンカしあちらの方が数で圧倒しながらも彼女はそれを上回る強さで相手を撃退するそして彼ら諦め

「ちきしょ…!!覚えてろよ!!」

と捨て台詞を吐きその場を去る

彼女は

「いちいち覚えるかよ、アホ」

と口ぐせむ

そんなことで彼女はこれも日常の一貫になってしまっている

彼女は髪や先生の態度上級生などにも変わらずこの様子のためよく絡まれ短気なこともあって

すぐこれである


ただそんな河原の様子を橋の上から1人偶然見ていた少女がいた

「ほんと、下品な人達、あの人は大違い…

彼とは…そうだたわそろそろだわ、彼のチケット買わないと蚕 繭展

…」(にこ

と薄ら笑顔でスマホの写真を眺めなが彼女は

微笑む





















 








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