3話 【相談】


私の予想は外れたかもしれない。

まだ入ってそんなに経って居ないせいか1人端に座っている。コミュ症なのか。。?


「愛羅はそこにいて!!」

「えー。わかった(笑)」


桃から座ってろと言われた。久しぶりに来た部活だけどお菓子の準備は私たちがやるから!と進んで言ってしまった。しかも、後輩を連れて。。話し相手いなくなったじゃん。


心に謎のもやもやを持ちながらその場に座る。ひまだなっとおもっていたその時



「あの、…先輩」

「えっと。。凌央くん?どうした」

「少し相談が…」

「私でいいならいいよ〜」


君が声をかけてきた。

突然こちらに来たと思い、なんだなんだ事件かと思ったら相談乗ってください とのこと。昔から人の話を聞くのは好きだから迷わずOKと言い、この子の話を聞くことにした。


「えーと、、つまり凌央くんはその場に混ざって話したりしたいってこと?」

「そうです」

「んー。。そうだね、誰か仲良い人とか居ないの?」

「まだ…」

「あ、そうか。あれがあったもんね。。

んー。。今私に話してくれたみたいに、声掛けれたらいいと思うけどなぁ」

「なんか怖いんですよ。空気感が」

「あー。わかる気がする(笑)徐々に慣れていけばいいんじゃないかな?まずは、ここの茶道部から!!あまり話したことないよね?みんなと」

「そうですね…僕にも出来ますかね?」

「出来るよ今私にこう来てくれたんだから」


凌央くんの話はこうだ。

かけ持ちしている部活の方になかなか混ざって話したりすることが出来きなく辛い、どうしたらいいのかということ。話せる先輩はいてもずっといてくれる訳でもない、他の人とも話したい。…相談乗ってる時に思った、この子はシャイなだけで、心を開けばきっとよく話す子だと。過去に同じような子がいたためすぐわかった。


話をしたらどうやら楽になったようで


「ちょっと頑張ってみます。聞いてくれてありがとうございました」


と、にこと笑って言った。

あ、この子も笑うんだ。優しく笑う凌央くんの笑顔は


「またなんかあったら聞くからね」


思ったよりも可愛かった。




「お菓子配りまーす!!」

「お菓子配るぽいね。もう慣れた?これ」

「まだ全然です」

「だよねー私も慣れない(笑)」


「あー!!愛羅後輩と絡んで。。いい感じじゃん」

「え?‪w‪wもうー早く、くばってそんなことないから。ね、凌央くん」

「‪w‪wそうですね。相談乗ってもらっただけですよ」


お盆を持ちながら、そうなのー?と怪しいという桃を違うからーと突っ込む私。



当たり前の日常が来れなく楽しい

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