もう一つの存在
巨体の敵 竜は狼に狙いを定め追い打ちをかけていた
弱い者から狙い確実な勝利を得る
そのためにまずは鬼、次に狼を殺し
厄介な気配を持つ蛇を最後にやる
これが竜が下した判断だった
狼に向かい炎のブレスを放つそれは、狼の眼前に広がり視界を遮りかつ、速度もあり
範囲から逃れることができない
狼上に逃げながら横にブレスの範囲外に逃げようとしているが逃げきれない
「こなくそぉぉぉおおおお!!」
ブレスに向かい大粒の雨を降らせそれを針のようにしつつ放つが
炎のブレスに当たると蒸発する
意味をなさずに終わりさらに迫り 焼いた
「うおぉぉぉぉおおおおお!!!!!」
ブレスがやむと狼は体から煙を出し焼かれていたがまだ意識を持っていた
「あらあら もうおわりかねぇ
鬼も狼もここまでかぁ 面白いやつらだったのになぁ
まぁ その程度みたいだしどのみちダメだったということか
でも 惜しいなぁ もう少し進化しそうなのに」
蛇は竜の後ろで毒を縦にしながら狼の様子を見ていた
「なんでだ!なんでだ!なんでだぁああああ!!!!
俺は天候を支配出来た!! 天の技を使える誇り高き狼なんだよぉおおおお!!!!」
「だからって オオカミ君が弱いことに変わりないことじゃないのさ」
蛇が隣にいつの間にか移動していた
竜は足が地面につき、動けないでいた
それでもブレスがむしゃらに腕と尻尾を振り回していた
そのこと度得を蛇ボロスは毒により防ぎどの攻撃も通すことなく防ぎきっていた
「オオカミ君 君はどうして存在しているんだい?
名も持たず ただただ子供のように喚くしかしていない
どうすれば強さを掴めるのかを知ろうともしていない
ただ、流されているだけだ
少し才能があるからそれに驕り、本当の強さを見つけることをしていなかった
その付けが今きただけ
遅かれ早かれ、そのうち死ぬ未来しかないよ そんなの」
狼はしゃべることもできず息を粗く息をしているだけ
だがその視線は蛇に向かっている
「まだ君は死んじゃいないんだ
鬼が殺され消えた 君はまだ存在しているんだ
やれることがあるだろう?
目の前の僕がその証明だよ?
さぁヒントはここまでだ
わっしとあんさんの違いに気づき願い、望み、示すことで君は至ることがでいるだろう ここまで来たってことはそれができるってことだよ さぁ考えな違いを示すものを それが分かればすごく簡単だから」
蛇はそこまで言うと竜に紫の槍を作り飛ばすそれは進むうちに
分かれ細い木の枝のように伸び分かれ竜に刺さる
「ぐぎぁあああああああ!!!!!!」
竜は初めて痛みで咆えた
それは小さいがそれでもその身に傷を付けた
そして当然のように
「毒使いが毒を仕込まんわけがないよねぇ:「
刺さった場所から毒が入り込み少しの間だが動きを麻痺させる
時間稼ぎを簡単に成したのだ
「さてオオカミ君 早く築きなよ
君の求めた渇望を 存在を 強者を
そしてどうなりたいのかを 」
(くそが痛くてそてどことじゃねぇええんだよ!
だがあいつが言ってんだ意味があるんだろう
あいつは先に立つ存在だ そいつのヒントは
渇望 俺の未来 存在を示す
っは そんなものすでにいや、昔からただ一つ
天に立つそして見下ろし高笑いをしてやるんだよ
そのために強くなった
ならそれを突き進む以外にないだろう!!!
くそ蛇との違いなんて格と名前があるかだな
格は上がるんだろう そうに違いない
でも名前は違うよな
そうかぁ名前か 死んだばばぁが名前の重要性をとにかくしつこく言ってたな
それだな うん なら決めるか俺の名前を
そうだなぁ
「ああ ちなみにわっちの名前はボロス・オフィス
毒であり薬であり、躱すし治す、円であり矛盾である
不公平の権化 天秤蛇 これがわっちのすべての意味だ」
蛇は拘束が取れた竜へと攻撃を開始した
「ふん あんなんでも仲間なんだな」
(名前なそれも意味を持つもの
蛇の名前にそれだけのことが詰められているてことだろう
それなら狼らしい最強の名を俺は刻もう
俺の名は・・・・)
狼に向かい月の光が降り注いだ
{存在の進化を開始します
個体 天狼
意思を確認 望みを確認 強さを確認
経験を確認 魔力を確認
属性を天を確認
スキルを確認 天のスキルのみと確認
全過程終了 検索・・・・・・・・・該当発見
神の一人に該当があてはまりました 情報を刻みます
完了
個体 天狼
あなたの存在を示します
これより
適応開始
極級への昇級に際し
レベルによる制限を解除
進化先検索 補則
種族決定
月狼 月と太陽を捕え喰らうものとして登録
種族 月狼の特性に合わせ月の引力の力を星において使いやすい重力に改編
特性 重力となります
準備開始
特性付与開始
完了
固体に対し世界より存在を示す名を定着します
完了 生体を進化させます
完了
月と太陽を捕えることができるといわれる 月狼の誕生
さぁ示しなさい あなたの想いを
誇りを刻み込み暴れるための準備を完了しました
さぁ 誇りを胸に高く昇りなさい
マーナ・セレ
「ううぅぉおおおおおおおおおおン!!!!
白銀の3メートルの狼が満ちた月を背に
輝く白銀の毛は、に輝く月のようだ
そして咆哮に重圧が加わった
ラーフ・アシュラ
極級 神仙鬼
半身武器 仙鬼刀・餓鬼
神鬼鞘
特性 紅気
マーナ・セレ
極級 月狼
特性 重力
ボロス・オフィス
極級 天秤蛇
特性 神毒創生
ブラド・ドラクル
極級 神祖吸血鬼
特性 血影
狼の影それが広がり中から出てくる
「間に合ったようだな
くそ竜族第2ラウンドだ
新しい力の実験台になってもらう」
「少々手に余りそうなので
なれるくらいまでは助力いたしましょ」
2体の怪物が影の中から浮かんできた
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