第四層ボスフロア戦開始

しばらく歩きたどり着く 大きな扉の前に

「なんかいつもと違うな」

「そうだな」


扉の大きさは見上げるほどなのだがその扉から魔力が漏れている

「行くか」

「そうだな 気にしても変わらん」


そして扉が開いていき 中に進む


ボスフロアは周囲を樹が囲う草原

それだけだった

敵の姿がここでもなかった


「またか」

「うわー めんど」


{更なる力を超えよ さぁ挑め 砕け そして滅ばせ

第四層ボス戦を解放}



すると樹から糸が天井にいっせいに伸びていき巣を作り出していく

数秒で完成し四方に上にも3メートルの大蜘蛛が約40匹

包囲が出来上がる


「おお すげー気持ちわりー」

「同感だ」

「くそ犬お前の魔法であの糸燃やせ」

「うわー あれ魔力纏ってるから燃えずらいんだけど」

「ほら早くしろ 動いたぞ」


蜘蛛共は2体に向け

針のように細い糸を打ち出してきた


鬼は金剛羅刹を発動し

餓鬼を向くと紅気を流し消える

振った後には深紅の残影が残り糸の針をすべてはじく

そしてまた狼の隣に戻り餓鬼を収める


狼は周囲に雷を待機させ糸の先を狙い雷を発つ

雷の速度は躱せなかったようですべて命中する

が燃え移らず黒く焦げたころどころがほつれるくらいのダメージしかあたえられなかった

「なら元凶をたたくのみだな」

「うおっっしゃぁああ!!」


餓鬼は蜘蛛の糸の先をたどり下の蜘蛛を先に狙っていく

狼は上に跳び上空から天井の蜘蛛を狙う



餓鬼はまず向かいながら餓鬼に紅気を流し蜘蛛の方向に数の分飛ばす

「仙鬼 紅飛」


その中で気づいた何匹は上に跳びあがり避けるが

反応が遅れたものはその胴体を半分に切られ死んだ


鬼は飛び上がった蜘蛛に空を走り近ずく

蜘蛛が糸を周りにはり巣を作りだしたが 紅気を纏った餓鬼は何の障害もなく切る

そして餓鬼が当たった糸を飲み巣は目の前から消えた 

唖然とする蜘蛛を一閃し素早く次に向かう


狼は上空にいい天候武器を展開雷と氷の混ざった槍を天井の糸に向け10振り飛ばす

当たった場所から雷が糸を伝い流れていく そのあとを追うように凍り付いていき

まず雷が通りしびれて動けなくなり後追いで凍り付いていく

これを繰り返し天井の蜘蛛を一掃した


最後に風の刃をそれぞれに放ち当たると崩れ魔力に変わり吸収していく


鬼の方でも残り1体を切り裂き終わらせていた



鬼と狼が中心に集まると


地面を砕き出てきた大蜘蛛が巣状の糸を放ってきたそしてそれをさらに続けて隙間をなくすように放ち続け最後にはよけきれなくなった


鬼が金剛羅刹と紅気を纏い 餓鬼を抜く

餓鬼と鞘を持ったまま横に腕を開き両方に紅気をため凝縮するその間1秒

そして全身から紅気を放出し回転するすると深紅の竜巻が出来上がり糸を反す

そのままさらにその場でバク宙をして紅気をさらに縦に流すと竜巻は蜘蛛に向い移動する

速度が少しずつ上がり鬼が出てくる狼は鬼の隣に移動し竜巻に向け雨を降らせ

そこに更に氷の冷気を追加するすると氷が出来始めその回転の速度により鋭利になっていきそれを狼は操作し蜘蛛に射出する


蜘蛛は糸を足につけ鞭のように扱い防いでいた

だが竜巻にだけはどうにもできず後退しながら氷をはじく

そして天井に糸を付け上に逃げたがそこに鬼が現れ蜘蛛の足を2本切り落とす

痛みのなかであったが、怒りにより残った足で鬼に向けひり下ろした


だがそれを好機と足を縦半分に切り裂く 痛みの中鬼を観るがそこにはいなかった


「仙鬼 突」


蜘蛛の背中から声が聞こえ見ようとするが胴体に強烈な痛みが走る


「ははははは おわりだなぁああ」


かすかに聞こえた最後の声に蜘蛛が上を見やると眼前に氷の槍が風を纏いながら迫っていた 最後の光景であった




「よし終わった終わった

わりぃな いいとことっちゃって!!!」


「まあ 倒せたから何でもいい」



{レベルが45上がりました}

{レベルが44に上がりました]



{第四階層の討伐を確認しました

第五階層への扉を開きます}


{さぁ ここまで来たなら 最後の試練まで生き延びよ

されば 更なる力が与えられる 

臆病ならこのまま去れ 挑戦者だけを招こう}




名前

超級種族 仙鬼羅刹

レベル  45/50

仙鬼法  紅気

専用武器 命刀・餓鬼

スキル

神算鬼謀 舞刀術 金剛羅刹




名前

超級種族 天狼

レベル  44/50

魔法   天(風 雷 水 氷)

スキル

天衣 天候武器 天駆

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