今までと違う戦い方

第四層に到着した

先には大きな大樹が見えるそしてそこから大き目の樹が生えている

そして朽ちた遺跡がそれぞれ点在し樹の高さまであるもの人の家ほどのものと様々な形大きさがあちこちに崩れて、健在してある

地面は剝き出しの土が広がり上は青空が広がるような明るさの場所


しかしおかしなところがある

「なぁ ここ敵がいないのか?」

「それはないと思うが何も見つからないのはおかしいな」

「隠れてるとかか?」

「だとしてもしばらく歩いてるが何一つ気配もないのだ」

「どうしてだぁ う~ん」


敵が出来ないどころか感知にもかからないという奇怪な状況

どの階層でも敵はいるがここまで出てこないのもおかしな話だ


そのまま進む何も出ない 不気味

見晴らしも悪くない森というようなほどの樹が生えているわけでもなく

開けたところが多く 光が地面までしっかりと照らしていた

2体は近くの樹の陰で落ち着くことにした

「なんも出ないなぁ」

「そうだなぁ 楽だが 不思議だ」

「なんかあるような ないようなそんな感じ?」

「どうなんだか だがここまでくると引っかかる」

「ん~~?」


2体はそこからいろいろと考え魔法 気法を使い探索 索敵する

だが反応がない 


鬼が餓鬼を樹に向け抜刀する

樹がきれいの年輪を残しながら倒れる


「おうおう どうした?」

「いや 何かが跳んできた音がしたのだが気のせいか?」

「音 風の音か何かじゃないのか?」

「そう なのかもな}


鞘に餓鬼を収めながら考える 

「かすかに聞こえた音、周囲の気を突き進むような感じ・・・}

「突き進む? なんだそりゃ?」

「なにか近いものがあったはず・・・」

様々な戦いを思い出す 学習するうえで観てきた何か近いものそれを

思い出そうと記憶を思い出す






「ああ そうか・・・」





「あいつらの1人が使っていたな

ほかの同胞も使うやつがいるし 戦ったな」

「なんだ なんなんだ?」

「ああ 狙われている}



鬼が仙鬼を周囲に放出する

赤黒いオーラが10メートルほどに広がる

そして後方に振り向き餓鬼を少しだけ抜き刀身で何かを受ける

それは餓鬼により止められゆっくりと落ちる

「どこかから俺たちは何かによって狙い打たれている」

「この落ちたやつでか?」

「そうだ」

「こんな柔いものでか?」

「速度が付くとどんなものも武器になる

石や枝、お前も使っている風もそうだ」

「そういやそうだな 投げられるといてぇし血も出る

風なんかは刃になる」

「そう   いうことだ」

餓鬼によりもう一度防ぐ


「お前も自分の周囲だけ感知できるようにできないのか?」

「そうだなぁ やってみるか」

狼周囲に雲を作り広げ薄い霧を作り出す

するとちょうどよく霧を裂くように進むものを感じる

その方向に氷により盾を作り防ぐ 氷には糸がまっすぐに刺さっていた

「すごいなこんなもんでここまで威力があるなんて」


「さてどこから狙われているのか」



糸が飛んできた方向はすべて違うだが気配はない


「くそ狼 お前は全体を見晴らしよくできるようなことは出来ないのか?」

「できないことはないがさすがに時間がかかるな おめぇはできないのか?」

「できないことはないが疲れる」

「おい!!それならおめぇがやれよ!!!」

「うるさいぞ 駄犬が」

「おれは犬じゃない!!!」

「気を使いながら舞えばできないこともないが一人だと範囲が狭い

せいぜいここらだけを巻き込むしかできないと思う

だからお前と合わせるならなんとかできるかもしれん」

「それじゃぁ おめぇと技をあわせるのか?

うえぇ まじか・・・ しゃああねぇか 

ならお前の上空でやるか  へますんじゃねぇぞ!!!!」

狼は鬼の上空に移動し雲を作り出していく


「はぁ 仕方ないやるか 」

餓鬼を抜き糸を反らすとそれは狼に向かうが風を纏い糸を体の周りを一周させ鬼に速度を上げさらに凍らせ打ち出す


仙鬼を纏い気を餓鬼と鞘を通じ周囲の気を巻き込むように両腕を開き一回転

凍った糸が頭迫るが袈裟切りの動作にあわせ半身になり躱す

糸は地面に刺さる

そして氷を中心にして敵を想定しながら全周囲を切り

防ぐように体を動かし動くここで大事な要素としては常に気を巻き込みながら

さらに同じ方向に回転していくこと

それにより仙鬼の色を薄めた色が広がっていきながら1方向に回転していき渦が出来上がっていく

この時点ですでに糸の攻撃は気の渦により逸れていき明後日の方向に跳んでいく


同じく上空では狼によって雲が出来上がり広がっていく

糸の攻撃は強風を周囲に纏うことで勝手にそれていく

これにより雲の生成は進むそしてある程度厚みが出来始めると勝手に雨となり降り始める

そして鬼の気の渦を中心に少しずつ風が生まれていく

それは縦に高くなっていき赤黒い竜巻となりさらに雲を巻き込んでいく

雲の中の温度は巻き込まれながら下がっていき雨はやがて凍り雪に変わっていく

白い雪は吹雪となり周囲に吹き荒れていき温度は下がる

そして氷となり竜巻を起点に四方に飛んでいき樹に傷をつけていく


鬼は温度が下がり始めてから剣舞の速度を少しずつ上げていき

更に竜巻は激しさを増す


このころになると雲の中で凍り付いた水分がぶつかり合い火花を上げる

そしてその光は頻度を増し擦りあう摩擦により静電気を雲の中に貯めていき

そして光となり落ちていく

雷は地をその貯め込んだ電気の熱により黒く染め、樹に当たると砕き燃やす

そして落ちる氷はさらに大きくなり落ちた場所、飛んだ場所を砕いていく


そして内側から始まった天災はその範囲を広げていく

雲が広がるにつれ、その内側では同じように変化していき大地を破壊し見晴らしをよくしていく


そしてついにわかりやすい結果として現れる

{レベルが17に上がりました}

{レベルが18に上がりました}






名前

超級種族 仙鬼羅刹

レベル 18/50

気法 仙鬼

専用武器 命刀・餓鬼

スキル

学習 武刀術 金剛羅刹



名前

超級種族 天狼

レベル17/50

魔法 天(風 雷 水 氷)

スキル

天衣 天候武器 天駆




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