決着の時
鬼が餓鬼を手に取るそして鬼気を流し込みながら抜刀の形をとる
これが最後だと気付いていた
だが負ける気がしなかった手の中の餓鬼から伝わる力強さ
本当に頼もしい そうなるため血を流した甲斐があった
狼も最後の攻撃だと気付き最高の攻撃の準備をする
低く低く構えいつでも飛び出せるよう体制をとり体に鋭い風を纏い
更に前足を少し引きそこに風を纏うそれは螺旋状に渦巻今も土を削る
「「さぁ これで決着だ 恨むなよ くそ野郎」」
方や静かにすぐにでも抜刀するように脇に刀を構え濛々と鬼気である赤黒のオーラを炎のように漏らし敵をにらみ
方や轟々と纏う風により周辺を削り常に土煙を上げすぐにでもその渦を巻いた螺旋の爪を構え研ぎだそうとしている
そして同時に動いた体が早すぎて消えたように見えたが
中心にて武器同士が交わる音が がきーーーん
響いた
そして姿が見えた時 背中越しではあるがお互いを観た
狼が胴に斬り裂かれた傷から血を流しながら倒れた
えぐられた脇から血を流しながらも鬼は収めた餓鬼を上にあげた
{スキル鬼気が7にあがります
スキル刀術が6に上がります}
ここでついに決着がついたのであるぎりぎりであるが鬼が勝ったのである
鬼は狼を観て思うまだこいつと戦いたいとならば
「おい 狼 おめぇ一緒にこい!!」
「なんだぁ 俺に惚れでもしたかくそ野郎が」
「はっ てめぇの力に惚れたんだよ だから俺についてきて楽しもうぜ
更なる闘争を どうだ」
「そりゃいいなぁ それならこんなとこにいつまでも伸びてられねえなぁ
とりあえずそこらのやつ殺して怪我なおすか」 がさがさ
「そうだな 餓鬼も飢えているようだしな」ぐおお ぐぎゃぎゃぎゃ
「その武器は何だ普通に俺を切りやがっておかしいだろ!」っぐおおお
「んだと! 血肉を分けた俺の愛刀を可笑しいなんて切り殺してやろうか!! さっきからじゃまだ!」しゃぁん
「おうおうおう やってやっるよ!!
うるっせぇんだよ! 雑魚が!!」ぐさぁ
「「とりあえずこいつらかたずけてからだな」」
鬼と狼は回復というう名のレベル上げを始める
名前
上級種族 鬼夜叉
レベル 24/30
魔法 土
専用武器 命刀・餓鬼
スキル
学習 武術 鬼気7 刀術6 身体強化10
名前
上級種族 嵐狼
レベル18/30
魔法 風
スキル
疾風 身体強化10 風装7
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