九死に一生 そして
同族を殺し進むなか次なる魔物が現れなかった
その隙に肩の傷から少しずつ血が床に滴っている
それほど深くなく痛みもそこまでひどくはないが
血が止まらず道しるべになるかのようにその
後ろに続いている
そのなかゴブリンは次なる敵に備え視線を彷徨わせえていた
すると天井からゲル状に物が頭上から落ち
ゴブリンの頭を飲み込んだ
「ごばぁあぁっぁ!!」
突然息が出来なくなり慌てあっちにこっちに腕を振るうが
当然どうしようもなかった
その間に他のゲル状のものが体にも張り付いてくる
「ごごぎぎゃああ!」
とりあえず頭の方をどうにかしなくてはと
腕を纏わりついてるものをものともせず頭のゲル状のものに
突っ込み手をあちこちに振るうと かたい球場のものに
あたりそれを感覚で探り握り力を入れると ぱりん
と音が響き頭の上からそれが下に流れ落ちる
「ごぎゃっごぎゃ」
軽くせき込み残りのゲル状のものに手を入れ球場に物を壊していく
動きが遅いためすぐに周りにも迫ってきたいたほかのものも
体に張り付いたものを壊してからすべて壊していった
「ぎゃっぎゃっぎゃっぎゃ」
ようやくまともの息をして空気を吸う
その間にゲル状の敵は魔力へと変わりゴブリンへと吸収されていく
結構な数だったからなのかかなりの量が吸収されていく
{レベルが10に上がりました
身体強化が3に上がります
レベル10になったので魔法が使用可能になります
周辺の強い魔力の影響で土魔法を獲得
種族レベルを限界まで上げましたので種族進化を行えます
進化先はあなたの強い思いをかなえることができるものになります」
「ぎゃぎ・・・ぎゃぁぁぁあああああ!!!!」
ゴブリンはこのアナウンスを聞き
思う絶対的な強さをそして生き残るために敵を殺すことができる力を
人間を殺すための技術を 願う!
殺すために
生き残るために
あんなことをさせないために
弱い自身が強者に
強者であるものを弱者にするために
力を 技術を 武器を
願う
敵に死を送れる存在に自分をこの最弱を
どこまでも強くなれる存在に
{思いの測定完了
強くなり続ける存在に進化します」
「ぎやあぁぁぁぁぁぁあああああ!!!
下から黒い炎がゴブリンを包み炎がゴブリンに向い吸収されると続いて胸から
赤黒い液体が流れ出てゴブリンを閉じ込めるように球場になる
その外見は不吉なものを連想させるかのようで赤く鳴動している
どんなものになるのかはまだわからない
名前
種族 ゴブリン
レベル 10/10 進化中
魔法 土
スキル
剣術2 身体強化3
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