第5話 相手の意図を察する事の難しさ

相手の意図を察する事の難しさ


1.発達障害の問題として・・・

 まず、相手の意図する事を読み取ることが難しいと本当によく感じます。

 最近、とあるドラマを見て色々ヒントを得てる状況なのですが、本などの文章から何をしてほしいか、相手が何を求めているかという観点について能動的に考えることで相手の意図を読み取る力を養えるとわかってきました。


2.映像文化だと仮定すると

 まず、映像だと全てが具体化されているため考える必要性がないためです。

 そのため、相手の事を考える必要性がないため創造性が欠落するとも言われています。

 文章であると、自分で相手の事を具体的にイメージして、こんな状況かな?こんな状況かな?って考える事が習慣になります。


3.活字離れと発達障害はセットではないか??

 私がたまたまそう感じただけかもしれませんが、発達障害という単語が流行りだしてきたときに、活字離れも目立ってきた気がします。

 しかし、私が学生時代の頃はそこまで発達障害という単語もなかったし、活字離れという話も聞いたことがなかった気がします。

 もしくはあったかもしれないが、そこまで問題視されていなかった可能性があるかと思います。

 映像文化中心で育った私は、映像から情報を処理する事には長けていても聴覚を使わないため、聴覚処理がうまく出来ない事が要因として想像されます。


4.読解力とは想像力を指すのではないか

 今更な気がするが、結局想像力を養うためには読書しかないのではないか?

 今の恋愛離れじゃないけど、他者との関係性の築くのが苦手な人が増えたのは、そういうところも要因としてあるのではないか??

 もしかすると、そういうところの改善が出来れば出生率も上がる可能性があるのではないか??

 ただ単に、年収の減少だけが原因ではない気がするのです。

 発展途上国では、なぜ出生率が上がったのか??

 そこを考慮すると、もっと別な原因があった気がしました。

 

5.実は、相手の気持ちを想像できないからでは??

 友人関係、恋愛関係について考えると相手の気持ちを想像して、相手の立場を考えて動く必要性があると思います。

 学校であれ会社であれ、相手の気持ちを考えて動くことが出来なければ円滑なコミュニケーションをとるのは難しいとは思われます。

 そして、その問題点というのは恋愛でも多く想像されることが容易な事でそれが出来ないと相手の事を考える事が難しいと思います。

 読解力だけに焦点を当てるのはとても危険だと思います。

 ただ、自分なりにイメージをする習慣をすることが出来るかどうかで想像力の部分では相当差が出るのは間違いありません。

 

6.私は読書が嫌いだけど・・・

 結局本を読まない事は、読解力=相手の意図する部分を知る能力の欠落にかかわってくることが分かってきました。

 一見、どんな本であっても夢中になって読むことが後々の人生に多大な影響を与えるという意味では忘れないようにしたい。

 もっともらしいことを言うと、独身が確実に増えると将来はどうなる・・・って問題点も含めて考えられない事が一番の問題な気がしました。

 実際に社会情勢は厳しいし、よくなる雰囲気も全くないけど出生率が低下しまくるのはこの社会においても本当に深刻なのは確かだと感じています。

 私も嫌だけど、皆さんも読書をしてみませんか??

 すぐにうまくいかなくても読書をすることでこの社会が変わるかもしれないと思うと、やらないわけにはいかない気がするのです。

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