留守番
小学3年ぐらいの頃、見たいテレビがあった為(たしか、ゴジラかガメラ辺り)、家で1人で留守番してました。
夕方テレビを見終わり、リビングで遊んでいました。
そして、日が落ちて来て段々と暗くなって来た頃の事です。
ふとベランダの方を見ると、女性がスーッと横切りました。
家は団地で、ベランダは隣のお宅と非常板(災害時とか体当たりすると取れるらしい)みたいなので区切られて居る為に、行き来はもちろん出来ません。
女性は、少し薄い感じでしたが、普通に居ると認識出来るぐらい、はっきりと見えて居ました。
女性は、本当にただ横切っただけだったのか、隣のお宅の方へ消えて行きました。
実際に害があったわけではありませんが、流石に怖くなって、リビングだとまた見ちゃうかなとも思ったのですが、リビングは南側にあり、北側にある自分の部屋に行くのは、暗くて怖かったのでリビングの電気を着けて、部屋の隅でガタガタ震えてたのを覚えています。
帰って来た母親に言ったが、信じて貰えなかったのも覚えてます。
前話の旅館は、心霊体験では無いんだろうなと自分でも思っていたりもしたので、自分が覚えてる限り初めて幽霊らしきものを見た体験でした。
これも、1人の留守番と、暗さで何かを見間違えた可能性もありますが…ちなみにベランダには洗濯物とかはありませんでした。
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