別な作品を読みに来たのですが、思わず「くんのこ」の文字に捕まってこちらを先に拝見いたしました。
あたしの地元にほど近いところです、もちろん、見てすぐ分かりました✨️琥珀✨️
あたしの母は、舅(あたしのじいちゃんですね)にひどい事ばかり「言って」(言われていたのではないのが可笑しいところw)いたそうで、亡くなってから恐ろしくてしょうがなかった、と言っておりました✨️
そんなに気にするくらいなら言わなきゃいいのに、と思っても……その時は気づかないもの。
後で気がついただけ、まだマシなのかも知れませんが……
失われてから後悔しても、文字通り後悔にしかなりません。
生きているうちに、聞きたいことは聞いておかないと……そう思って、いまは色んな話を母としています✨️
不思議で素敵な物語ありがとうございます✨️
作者からの返信
ご閲読ありがとうございます。
以前、旅の流れで久慈へ足を運んだとき、
琥珀のピアスを買いまして、
それをボーッと眺めていて思いついた話でした。
言いたいことは言い、聞きたいことは聞いておかないと
……というのは私の場合、祖母(母の母)でした。
若い頃の体験だとか、
貴重なエピソードが拾えたと思うのですが、
後悔先に立たず、ですね。
うーむ。
自主企画「イメージカラーが橙色・黄色の作品」で拝読しました。
一度読み通した時は「ん?」という感じだったんですけど、コメント欄のみなさまの言葉も合わせ読んで、ようやく腑に落ちました。改めて読み直すと、冒頭の段落だけで「そういう事情」を察するべきでしたね。
というか、「迎えが来た」という言葉の意味と、それをさも当然のように受け止めている旦那のスタンスで、決定的だと気づくべきなのでしょう。なるほど、これは婚前の贈り物にヒビも入るだろうし、虫も暴れるはずです 笑。そこを意識して読むと、なかなかに闇が濃いなと思います。
ホラーすれすれの幻夢の描写も素晴らしいです。ただ、私自身はこの作品、おまぬけなコメディ落ちと読みました。……やり直せるといいですね。
作者からの返信
そうですね、
語り手が「おまぬけ」なのです(ピッタリな形容!)。
ただ、元の鞘に収まるかどうかは……
ちょっと……(ニヤニヤ)。
ご閲読ありがとうございました!
自主企画に参加いただきありがとうございます!
普段の会話ではおよそ使うことのない言葉、表現に調べる事が多く勉強になりました。
物語自体も不思議な魅力を持ってますね。作中では説明も少ないので夫と妻との関係性さえ謎に包まれています。そりゃもちろん夫婦なんでしょうけど。
くんのこから飛び出したのは果たして虫たちだけなのでしょうか。どこからが現実?夢?明言されてなく、妻も終わりに出てこないのがまた如何様にも受け取れる作品でした。
作者からの返信
岩手県久慈市(琥珀の産地だそうです)で買った
ピアスを眺めていて思いついた話です。
琥珀‐虫‐月 の三題噺といったところでしょうか。
ご閲読まことにありがとうございました!
自主企画へのご参加、ありがとうございます。
この物語の世界観に紗をかけ、全体を仄暗く見せるような巧妙な言葉選びが素晴らしかったです。
ふたりの関係も、最後に「あぁ……」という渋い気持ちで読ませていただきました。
個人的にですが、ほんの少し谷崎潤一郎が頭をよぎるような感覚でした。
作者からの返信
キャラクターに名前を付けないどころか、語り手が
人称代名詞(私、俺、僕、おいどん……その他)すら
発しない一人称小説、というものに
実験的に取り組んでいるような、いないような感じで、
本作も、語り手は「妻」に対して自身を「夫」と
称してはいますが、
一般的な代名詞を使わずに書いてみました。
それが雰囲気作りに役立っていればいいのですが……。
ともあれ、ご閲読まことにありがとうございました!
編集済
「大人だからこそ楽しめる物語募集」にご参加をありがとうございました。
これこれー!と快哉の思いで拝読しました。
私は妻の立場なので、意地悪な気持ちで読み進めつつザマーミロって思っちゃいますね、主人公に対してww
妻が逃げ出した後のすっからかんになった家の中で、自分の何が悪いのか分からずに呆然としちゃうDV夫、モラハラ夫が多いそうです。それに比べればこの主人公はぜんぜん良い方ですが、うまくやり直せるといいですねー。
元鞘に戻ってまた同じことを繰り返すってのも面白そうですが。くっくっく。
作者からの返信
「自分の何が悪いのか分からずに呆然」
まさにそれですね!
時々こういう意地悪なことを考えつきます(笑)。
ご閲読ありがとうございました!
ヒンヤリ胸にくるものがありますが、心地良いです。ゴシック、もしくはノワールといった美しいホラーだと思いました。読む人によっては、バッドエンドの後味を残すのかもしれませんが、個人的にはハッピーエンドのような爽快感をおぼえました。この作品に会えて良かったです。
「止まっていた長い時間の呪縛を逃れて息を吹き返した」妻の新天地での幸せを願います。
ただ語り手の男性の表現したオレンジ、ベージュ、紫もそれぞれ元は自然に語源を有する美しい色名だと思いますけどね……とここは掩護します。(^_^)
作者からの返信
おっしゃるとおり、
平凡に聞こえる「オレンジ」「ベージュ」なども
充分に美しい表現ですよね。
なんかもう、
この夫婦は一々噛み合わなくなっちゃってたんだな、
――と、自分で書いておいて
他人事のように言ってみたり(笑)。
ともあれ、ご閲読ありがとうございました!
昭和初期の純文学のような出だしから、不思議な展開、そしてキレのいい最後……と楽しませていただきました。
作者からの返信
実年齢はそれほどでもないのに
変に老成した感じ=老けている(?)夫婦のイメージで
書いてみました。
ともあれ、すべてはタイトルとなった単語を
偶然見出したお陰なのでした。
ご閲読ありがとうございました!
編集済
自主企画にご参加ありがとうございます✧︎
素敵で、着物の描写等も好みすぎてビックリしました(笑)
優しく甘い薫陸香(香料のほうですが💦)がちょうどおうちにあったので、イメージが重なりました✧︎
素敵なお話をありがとうございますm(*_ _)m
作者からの返信
ご閲読ありがとうございました!!