11回目の死亡
ピピピッ!!ピピピッ!!ピピピッ!!
AM5:00
バシン!!
「うるさい…」
嫌だ…いやだ…
いつになったら終わるの?
もう死にたくない…
誰か助けて…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
助けてよ…
……………。
布団からでた僕は部屋のドアにカギをかけた。
窓のカーテンはすべて閉め、鍵も確認した。
それから全てのことを無視してウォークインクローゼットに隠れた…
死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…
AM7:57
ピンポーン
家のチャイムが鳴った。
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン。
何度もチャイムが鳴らされた。
僕はウォークインクローゼットの中で怯えていた。
AM7:59
ガチャガチャ…
ガシャーン!!
窓ガラスの割れる音がした…
僕の心拍数が跳ね上がる…
心臓の音が外に漏れ聞こえるんじゃないかと怖くなった。
死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…死にたくない…
侵入者は僕の姿を探して部屋を歩いている…
そしてその足音が徐々に近づいてくる…
AM8:00
僕は恐怖のあまりウォークインクローゼットの奥に隠れ、縮こまっていた。
ギィ…
クローゼットの扉があいた…
外から光が入ってくる…
来るな…
来るな来るな来るな!!
来ないでくれ!!
僕の心臓が壊れそうなくらい高速で鼓動を来る返す。
ぐしゃ
後頭部を堅い何かで殴られた。
痛い…頭がぐらぐらする…
ぐしゃ
痛い…
ぐしゃ
ぐしゃ
ぐしゃ
ぐしゃ
ぐしゃ
ぐしゃ
ぐしゃ
ぐしゃ
しつこく何度も何度も…
何度も何度も何度も殴られた…
そして最後は…
首をナイフで切り裂かれた…
最後に目にしたものは、ウォークインクローゼットの真っ赤に染まった床だった…
僕が覚えているのはここまでだ…
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