第5話 「私立ラーリス学園」

・学生服に着替えさせられ一路奈落近くの地下都市に向かう一行



ミル「ここらへんは、壁を守る方々も知らない地下都市なので」

  「できるだけ静かに参りましょう」

ローロ「なんなら姿もけしたるわい!」

ペル「僕学校って行ったことないのでうれしいです」

シエン「キルヒアの寺子屋みたいなとこかな?」


GM「まあ、少なくとも冒険者は識字率が高いので、そんな感じじゃないですかね?」

フィーア「私達ルーンフォークは生まれたところである程度の教育をされるらしいですから」

ミル「私たちは・・」

ローロ「デーモンの生態は今はいいよ・・・」


GM「では、到着します 地下には魔法文明時代の地下道が無数にあり」

  「当時の最新技術により魔法で隠蔽してあります」

  「奈落近くの冒険者たちもまったく気づかないのはこのせいですね」

  「わき道にそれるとそこかしこにシャロウアビスがあり」

  「魔神が一定時間ごとに無限湧きしています」


ペル「うわー すごいですねー」


GM「魔神達は君たちに気づくと礼儀正しく一礼していきますね」

モブ魔神A「おはよう!」

モブ魔神B「お早うございます!」

モブ魔神C「早くから修練大変ですね」

GM「こんにちわ こんばんわ 今朝わ 

   じゃなく お早うございますなのはこれが語源ですね」

ローロ「うすらやかましいわ! そも魔神が挨拶とか!くそぅ つっこみがおいつかない」


モブ魔神D「ごきげんよう」

モブ魔神E「朝から元気ですわね?」

モブ魔神F「左様でございまするな」


GM「執事付きのお嬢様風のデーモンも挨拶してきます」

ローロ「なんだよ! お嬢様風って! だからツッコミがまにあわないよ!」


GM「そんな、どこにでもある登校風景のなか」

  「地下に巨大な校門が出現します」

  「風紀委員風エンデルッツが服装や遅刻を取り締まっています」

ペル「わー 学校ってこんななんだー」

シエン「あれか、仮面が大きすぎるとか魔神が怒られてるんだな」

フィーア「首上50㎝は校則違反です! とか?」

ペル「あはははは! 楽しそうですね!」


ローロ「・・・ 『あ、ボク転校生なんですけど、職員室とかどこですか?』」

エンデルッツ「貴女、シンバルが曲がっていてよ?」


フィーア「ああ! ローロさんがあきらめの境地に!」

ペル「学校生活を満喫してほしいですね!」

ローロ「いや、そうじゃなくて、ボク達はここを捜査にきたんだよ?」

   「仮装大会しにきたんじゃないからね?」

ミル「そうですね しっかりと諸悪の根源を絶たないと!」

ローロ「キミが一番やる気があるのはどうにか・・・」



・エンデルッツのエンデさんに案内されて職員室に行く一行

・途中この学園の成り立ちを聞くことが出来た


エンデ「この学園は半年ほど前にできたばかりなの」

   「デーモンルーラーの権利を守る会、が地下遺跡を利用して開校したそうよ?」

ペル「権利・・・?」

エンデ「通称【奈落教大教会】ですわね」

一同「うわぁ・・・」


エンデ「教会は召異魔法が弱まるのを防ぐため、大量の魔域を日夜作り出しています」

   「これにより、蛮族をこの大陸より駆逐できる、と多くの人々が信じているのです」

   「私もそのため、自身を犠牲にしましたのよ?」

ローロ「『そ、そうなんだ すごい崇高な思いだね』」

エンデ「まあ! わかってくださるのね! (*^▽^*)」


ペル「がんばってますね ローロさん」

フィーア「仕方ありませんね エンデルッツはコンジャラー15LV ミルさんの報酬なので」

シエン「なんとか時間をかせがねえとな」



・校長のダークハイエレファントや教頭の邪教の高司祭に挨拶する一行

 とりあえず、今日は寮へ案内され、授業は明日から、ということになった。


GM「以下次号 経験点だけ出しときますね」


 



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呪いと祝福と呪い @RAT196

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